‘古着の話’ カテゴリーのアーカイブ

2019年2月22日
パールネックレスのメンテナンスをする ④

パールをネックレスに加工する話の続きですが、その前に・・・。

駅ビルのアクセサリー売り場を覗いてみたところ、コットンパールの1粒ネックレスを見かけました。

デザイン的には私がリメイクしたのと一緒です。

コットンパールに巨大な横穴が開いていました(笑)。

「これ、チェーンの留め具が通るレベルの穴だよね?出来合いのネックレスを買って、そこに電動?のドリルで穴をあけて、チェーンを丸ごと通して完成ってこと?蟻さんが歩けるトンネルだよ~。」

アクセサリー作家の方って繊細さと根気が求められる職業だと勝手に思っていたので、あまりに大胆なお仕事ぶりに、ほとんど衝撃を受けました・・・。

いろんな方がいらっしゃるようです。

さて、「アコヤ真珠にシロウトが穴を開けて、ネックレスを手作りするぞ!」という大胆な作戦とその結末。

私の寿命が終る日まで、抜いたパールを寝かしておいても仕方ないですし。

0.8→0.9mmとネジのサイズを大きくしていき、パールをキリキリ言わせつつ、少しずつ穴を大きくしていきます。

0.1mmアップはけっこう難しいです。

油断するとネジが外れてしまう。

0.05mmアップは抵抗が少ないのでラクラク。

ヤットコでドリルの刃の根元部分を挟んで右手で固定し、左手でパールをクルクル回しながら穴をあけていきます。

1珠あたり、穴を大きくするのに30分くらいはかかりました。

チェーンの端っこに28番ワイヤーを通して折り曲げ、それをパールの中に貫通させて引っ張り、無事、チェーンを通すことができました。

慎重にやりましたので手が疲れました。

3個以上、続けて穴を広げるのであれば柄の部分も買ったほうがいいと思います(*今回は2個なので買わずに終了)。

ネックレスのパーツを組み直し(←地味にこっちのほうが大変だった。丸カンに0.5mm幅のチェーンを通すのは大変・・・)、リメイクネックレス2つが完成~。

右がゴールド系。

左がシルバー系。

チェーンは600円のおもちゃ。

シルバー系はクールです。

ひんやりとした冷たさすら感じるので、夏のおしゃれにいいかもしれない。

汗をかく夏ですと、総パールのネックレスはコンディションが心配で使えないですし・・・。

ゴールド系のほうが自分には似合うと分かっていたのですが、印象の違いを確認したくて、2つ、リメイクしてみました。

1粒ネックレスの場合、「首に納まるパールの位置」がかなり重要だと感じました。

長さ調整できないと微妙なシロモノになりそう・・・と思い、調整ができるネックレスを購入して正解。

今の季節、ゴールド系は短くして、鎖骨の辺りに乗せて使っています。

シルバー系は私の肌色に似合わないこともあり、長くして洋服の上から使っています。

選ぶチェーンの太さも大切。

作業してみて分かったことですが、幅が0.5mmと表示されていたチェーンを通すのに、実際は1mmの穴が必要でした。

パールに元から空いていた穴は0.8mmくらいでした。

チェーンとして構成されるとナナメに角度がついたりして、全体としてのサイズが大きくなるようです。

そして、チェーンの一番端にある輪っか1個は丸カンが通せるよう、意図的にまん丸に成型されていました。

そのため、一番端っこの輪だけ直径が大きくなっていて、パールの穴はそれに合わせるしかない。

チェーンをパールに通した後も、チェーンの端っこに丸カンをドッキングする必要があって、その作業が一番たいへん。

専用の道具なんて持っていませんから、窓辺に陣取って、私の指10本でやりました。

最初から最後まで0.1mm単位で作業したので疲れました。

ということで、このリメイク、ヒト様には薦めません(笑)。

素人であっても、上記のマイクロドリルさえ購入して、執念でもって諦めずに作業を続ければ完成しますけれど・・・。

どれくらい頑張れば完成するのかと言えば、「30~50回ほど同じ失敗をして、それでも諦めない人であれば完成の見込みがある」といった程度でしょうか。

「1mmって、けっこう大きいよな・・・。それにしても0.2mmのドリルって、どうやって作っているんだよ?」としみじみ。

2019年2月13日
パールネックレスのメンテナンスをする ③

今朝は長年保管してきたピラーキャンドルに火を灯し、腰にカイロを当てて、コタツにはまりこんでいます。

カフェオレを飲んでいます。

私の体質ですと、例年、バレンタインデー前後が冷えのピークを迎えると分かっているからです。

この時期さえ無難に過ごせれば越冬は後半戦。

養生しています。

震災用に大事大事してきたピラーキャンドル(*大きいキャンドル。お値段が1000円前後)は、新しいものを買って更新する気分になりました。

長野市内では販売されている店が見つからない品ですが、すでに注文したので心置きなく使います。

さて、パールネックレスのメンテナンス話、3話目。

ネックレスを短くしたので、パール3珠が余りました。

「死蔵しておくこと」にストレスが溜まるタイプなので、リメイクして使いましょう。

シンプルなネックレスを作ってみることに。

すでに穴があいているパールです。

既存の穴にチェーンを通す形で加工します。

あまり華美でないもののほうが好きなので、1粒のネックレスにしましょう。

チェーンはパールの穴に通るほど細いものが必要ですが、長野にはパーツ屋さんが存在しません。

わざわざ東京方面まで買いに出るわけもなく、ネットで取り寄せることにしました。

幅が0.5mmのチェーンネックレスを見つけました。

1つ600円くらい。

送料は500円かかります。

せっかくなので、ゴールド系1本、シルバー系1本を注文してみることに。

パーツを買い集めて、一から加工することもできますが、あえてやりませんでした。

今回はネックレス2つしか作らないからです。

パーツを買い揃えても材料が余りすぎるので、「資源がもったいないな・・・。」と思い、多少割高になっても、ネックレスとして加工してあるものにします。

割高な分だけカンタン。

と思いましたが・・・。

モノが到着してみると、「え?思ったよりチェーンが太い。コレ、通らないでしょ?」

私、感覚が敏感なので、ぱっと見で分かります。

トライしてみましたが、通りません(笑)。

チェーンの幅は「穴よりも小さいもの」を当然のことながらオーダーしましたが、チェーンとして加工した場合、ナナメに角度がついたりしますので、全体として太くなってしまい、パールの穴に入らないということで・・・。

解決策としては

① パーツを買い足して、デザインそのものを変更する。

② パールに空いている穴を大きくして、チェーンが通るようにする

①に関しては「デザイン変更するんだったら、いらないや。」と思いました。

私が使いたいのはパール自体にチェーンを通すデザイン。

パールにあいている穴を大きくすることに。

じっくり考えましたが、家の中にある道具では、穴を大きくできるアイテムはありません。

パールには0.8mm前後の穴がすでに開いていて、それを0.8~1mmにしたいわけです。

道具を探しにでかけます。

最初は100均へ。

1.2mmが最少でした。

100均にはハードルが高すぎました。

ホームセンターへ行きます。

0.2mmから20本セットがありました。

こんな精密な道具が普通に置いてあるなんて、日本のホムセンってすごい。

0.2mmのドリルなんて、くしゃみしたら飛んでいきそうですし、床に落とした場合、発見できる自信はありません。

画像でも、存在自体が分からないですよね?

「すごいな~。」と感心しつつ、喜んでお買い上げ。

迷ったのは、グリップする柄の部分(別売り)を買うかどうかと、20本セットではなくて、1~2本を買うかです。

グリップする部分は買いませんでした。

家にある道具を工夫すれば、代用できると思ったので。

1本で買っても500円前後しますし、10本セットだと860円くらい、20本セットだと890円くらいだったので、20本セットにしました。

買い物は最小限にしたいのですが、10本も20本も箱のサイズは一緒でしたし、1本を選んでサイズ違いで使えなかった場合、買い物が無駄になってしまいます。

あえて20本をセット買いにしましたが、結果的にはこの判断が正解でした。

作業に使った道具です。

28番ワイヤー、パールを磨くクロス、20本セットのドリルの刃、ヤットコ。

長くなりそうなので、続きはまた次回。

 

2019年1月31日
パールネックレスのメンテナンスをする ②

最近、思うのですが、「自分で出したゴミを正しい処分方法で、溜め込むことなく捨てられる人」で、「支払い期限を守れる人」であれば、人生、アップダウンがあっても、なんとか渡っていけるような気がしています。

外に対しても、内に対しても、始末が良い人という意味で。

これを守っていれば、他人から格別に好かれることはなくても、他人を害して嫌われることはないと思うので。

年を重ねた今だったら、「どうして勉強しなくちゃいけないの?」という幼子からのピュアな質問にも答えられる気がします(笑)。

さて、パールネックレスとイヤリング1個の修理が終わりましたので、メンテナンス話の続きです。

修理費用は2500円(税別)。

ネックレスの糸替えが2000円。

イヤリング1個の接着が500円でした。

パールを3珠抜いて、ネックレスは短くなりました。

家に持ち帰り、普段着のまま着けてみます。

その結果・・・。

パーフェクト!

素晴らしい。

十数年来、「使わなくて、もったいないな。」とか、「うまくコーディネートを工夫すれば、使えるのかな?」とか、「年を重ねれば、似合うようになるかな。」とか、「いまより太ったら似合うかな。太れるかな。」とか、「不相応にパールが立派過ぎて、どうやってもダメなのかな?買い物の大失敗?」とか、それはそれは色々と考えて(笑)、悶々としていました。

いま思えば、無駄な時間を過ごしてしまいました。

もっと早くに修理すれば良かった。

パールネックレスには「その人に似合う長さ」が存在します。

確信しました。

「パールネックレスと似合わないな・・・。」と思っていた服を片っ端から着てみます。

アイロンをかけてないクチャクチャの白シャツを腕まくりしてもOK。

ツレからのお下がり服(Vネックの紺色だぶだぶセーター)にも似合っています。

タンスの中のトップスを片っ端から着用してみましたが(*といっても、総数6点くらい・・・)、ラウンドのセーターも、端正な白シャツも違和感ないです。

逆に言えば、「このネックレスに似合ってこない服」が「いまの私にフィットせず、処分すべき服」なのだと思いました(*速攻でトップス1着を古着屋さんに持ち込みました)。

葬式用の黒ワンピースにも合わせてみました。

首元が、納まるところに納まってる感があります。

いささかフィットしすぎでオーダーメイド感が出てしまい、嫌味すら感じますが・・・。

ということで、3珠抜いた効果は絶大。

ようやく「私のネックレス」になった感じがします。

結果的に、「アドバイザーさんの2珠マイナス」と「私の4珠マイナス」の間をとって正解でした。

2珠はとても的確でありがたいアドバイスだったと分かりましたが、「アイロンをかけてないクチャクチャの白シャツを腕まくり」には合わなかったと思います。

私はカジュアル好みなので、そっち方向に引き寄せてよかった。

「カジュアル寄りだけど、ぎりぎりエレガントを守れる長さ」を実現できました。

パールネックレスの修理、ぜひ、おすすめしたいです。

念のため書き添えますが、「全長42cmから-3珠が良い」と言っているわけではありません。

その方に似合う長さはそれぞれなので、そこは要研究。

手を入れるのをためらう理由って、いろいろありますよね。

たいがい、「人から譲り受けたもの」ではありませんか?

御先祖様から譲ってもらったパールネックレスとか、家族からプレゼントしてもらったものとか。

「似合わない気がして使っていないパールネックレス」があったら、自分に合うように直して使いましょうよ?

「ほぼ未使用のままで次代に繋げるべき家宝=将来的に博物館入りするもの=国宝になる可能性含みの品、もしくはすでに国宝」であれば話は別かもしれませんけれど、そうじゃないですよね、きっと?

譲ってくれた方だって、そもそも「自分には似合わないけど、あまり使ってない高級品を処分するのはもったいないし、自分では処分したくないから、死ぬ前に不用品を若い親族に譲って、気を楽にして過ごしたい。」と思ったのかもしれません(笑)。

私の場合、譲り受けたものではないので、修理自体は気楽にできましたが、そもそも「パールネックレスはお直しして使うべきアイテム」ということを、長い間、思いつきませんでした。

珠をいくつか抜くだけで、これほど印象が変わるとは思ってもみなかった・・・。

ということで、修理は成功。

2500円で済むなんてありがたいことです。

残った3珠は、自分でリメイク計画中。

完成したら、ブログに書くかもしれません。

2019年1月22日
パールネックレスのメンテナンスをする ①

今朝の長野市は雪です。

今季はじめて、積もりそうな感じです。

午後、雪かきが必要になるかも・・・。

さて今日は、めずらしくジュエリーの話。

パールネックレスとイヤリングのセットを持っています。

かれこれ、10数年前に購入したものです。

パールネックレス、使っていません。

パールイヤリング、普段着で日常使いしていますので、週に1回は使います。

ネックレスを使っていない理由ですが、自分には長すぎる&迫力がありすぎると思っていて、うまくバランスが取れないから。

パールって、珠のサイズであったり、体型に合う相応しい長さを選ぶのが難しいアイテムですね。

葬式のときはテンションが低くて手が伸びず、要は「買ったまま、まったく使っていない状態」。

購入時にも長いなと感じたのですが、「年を重ねれば貫禄がつくだろう。似合うようになるだろう。」と予想してお買い上げ。

結果、いつまでたっても貫禄はつきません・・・。

体型も変わらないし、ネックレスが似合ってこない。

「このままじゃ、ラチがあかない。死蔵がもったいないので短くしよう!今の自分にぴったりなものを!」と思い立ちました。

そもそも10年以上、糸替えもしていませんので、よいタイミングでしょう。

現状、クラスプ(留め金)の端からパールの端まで42cm。

お店の方が最初に薦めてくるような、一般的なパールネックレス。

私は華奢で首も細いし、背も高くない。

「38cmくらいでもいいんじゃないかな?」と見当をつけつつも、店員さんに相談して決めることに。

修理に出す下準備として、珠の数も数えておきます(*まともな修理をするお店なら、受注時、目の前で店員さんが数えてくれて、相互に確認しますが)。

そして、ついでにイヤリングを手に取ると・・・。

「オ~~~、マイガー・・・・。」

思わず呟いてしまう。

片方だけ、珠がクルクル回ります???

まさか~。

気のせいと思って明るいところで点検し直しますが、エクボ(天然の凹み)の位置がやはり変わっているように見えます。

これは回ってる・・・。

なんと、イヤリング1個も修理が必要。

イヤリングは日常使いしているので、この状態での放置はできません。

このまま使い続けたら、ある日とつぜん、珠が無くなっているかもしれないので。

イヤリングの珠はとても綺麗なので、無くしたくない。

さて、どこに持ち込みましょうか。

ジュエリーには興味がないので、ご近所の貴金属店を知りません。

困ったときのデパート頼み!

デパートは最上階のほうにジュエリーや時計のお店がありますので、平日の午後を選んで、持ち込んでみました。

大した儲けにならない仕事でしょうから、店員さんの負担にならない時間帯を選んだつもりです。

商談しているお客さんがいれば、1時間くらいは手が空かない可能性もあるでしょうから、閑散としたときに持ち込むべし。

パールの売り場にはジュエリーアドバイザーの名札をつけたおじさまがいらっしゃって、お尋ねしたら、修理も可能とのこと。

糸替えが2000円(税別)、ワイヤー替え3800円(税別)。

イヤリングはやはり経年で接着が劣化してしまったそうで、放置しておけば、いずれパールは外れるとか。

パールの中に芯が入っていて、それを接着しているだけの構造らしく、修理費用は概算1000円(税別)。

ネックレスには「糸」を選んだので、合計3000円の修理になります。

「(ネックレスは)短くしたいんです。」と要望を伝え、鏡の前で長さの調整も。

アドバイザーさんは2珠マイナス推し。

「いまの長さでも長すぎることはないですよ。」とおっしゃってくださいましたが、これは「ジュエリー」を最優先させたご意見であって、ファッションや体型などの「個性・全体像」は見ていらっしゃらないかと・・・。

私の目から見れば、明らかに重心の位置が下に過ぎるのでバランスがとれてない。

椅子に座れば上半身の首元しか見えないので、アドバイザーさんのご意見は当然と言えば当然。

一生モノのジュエリーで、かつ、冠婚葬祭で使うアイテムとした場合、「一般論」をスケールにしたほうが(売り手側にとっても)無難なことが多いのでしょうし。

私の気持ちは4珠マイナスです。

「4珠だと、どうでしょう?」とお尋ねしたところ、「それだとチョーカーになります。首にぴったり。冠婚葬祭のときには短すぎる印象になると思います。」とおっしゃいます。

私、首が細くて長いので、「普通の人のチョーカー」が「私にとってはゆるくて標準」になると思われたのですが、ここは年長者&プロの御意見を受け入れて、間をとって3珠で。

でないと、結論ありきで人に相談した意味がないですから。

最近、自分の中のモノサシがはっきりして迷わなくなってきたのですが、同時に気をつけているのは「他人の意見も受け入れること」。

とは言え、後でもっと短くしたくなる可能性に備えて(笑)、ワイヤーではなく糸を選んでいます。

ワイヤーのほうが加工賃がお高く、耐用が効くそうで、ちょこちょこ修理する必要はないそうですよ。

3珠減らすことで、「2個でスイングのイヤリングが作れますし、1個をチェーンに通してネックレスにもできますね。」とリメイクのご提案もしてくださいました。

最後に、パールネックレスの修理をご検討中の方にアドバイス?ですが、修理を依頼する際、鑑定書が必要です。

一緒に持っていってください。

受注時、ピンスポットの当たるカウンターで店員さんは鑑定書を読み込み、実物をスケールで計って、「預かるパールが鑑定書に記載されているパールと同一のものかどうか」をチェックされています。

単純な勘違いとか、詐欺行為とか、取り違いとか、双方向でいろいろ問題が派生することもあるんでしょうね。

「何年前にご購入されましたか?」とも尋ねられました。

そして、「お預かり証をお忘れなく御持参ください。お忘れいただくと、身分証明書を拝見することになります。なくしてしまった際は必ずご連絡ください。拾った方がお預かり証を持ち込まれると、こちらではその方に(パールを)渡してしまいます。」とのこと。

店員さんはスケールで実物を計ったり、写真撮影したりと、「物の特定」に忙しいご様子でした。

退店時、フロアーにお客さんは皆無だったので、そこらじゅうから「ありがとうございました。」と声がかかり、「清貧の人間が場違いなことで、なんともすみませんね・・・。本来は縁がないフロアーなのに。自分、使い古したエコバッグにパール入れてきました・・・。」って感じ。

納期はだいたい2週間。

修理結果はおって書きますね。

ちなみに20年前の腕時計をオーバーホールに出した話とか、オールドコーチの革バッグを自分で補色した話、30年前の家具を修理に出した話など、メンテナンス話は色々ブログアップしてあります。

ご興味ある方は検索なさってみてください。

修理話は人気があるようで、オールドコーチの補色話はアクセスがすごいです。

勝手な想像ですが、オールドコーチを取り扱っている古着屋さんが業として読まれていると思う(笑)。

「どこに修理に出すの?」とか、「いくらかかるの?」、「自分で修理できる?道具はどこで揃える?」、「そもそも新品を買ったほうが安いんじゃない?」とか、修理って越えるべきハードルが多いですよね。

今回のパールネックレスも、自分で修理しようと思えばできたはずです。

あえて、自分ではやりませんでした。

パールの珠が大事なので「リスクを負うこと」を避けたのですが、2000円なら発注したほうが正解~と思います。

2018年11月7日
メンズシャツからハンカチを作ってみた

中古ガラケーの販売数が過去最高らしい。

私は過去も現在もガラケーひとすじ。

ヒト様がスマホを使っていようが、時代の波に乗り遅れていようが、私が「使い勝手がいい」と考えているのだから仕方ない。

そして未来もガラケー。

行けるところまでガラケー。

さて今日は、古き良きもの?を掘り起こすリメイク話。

ただいま家の中の不用品を整理していまして、その絡みで、とあるものをリメイク。

最初に不用品整理の理由ですが、親戚から醤油1年分が届いたからです。

美味しい醤油なのでありがたい。

けれど、置く場所がありません・・・。

我が家、「ペットボトルに残り1cm」にならないと醤油は買い足さないので、1本ですらストックできるスペースなし。

6リットル(6本)のお醤油をいったいどこに・・・。

不用品を処分して、スペースを作ることにしました。

その勢いを借りて、ほかの不用品も整理しています。

リサイクルショップをご利用される方はご存知のとおり、不用品(主に洋服・書籍)の買取は、実店舗だと1点5~10円にしかならない世の中(*その当時の中古市場で人気があるブランドをのぞく)。

ツレが着ていないリネンシャツの処分を考えたときも、「5円のためにリサイクルショップまで往復するのもなあ。」と思い・・・。

蛇足ですが、このお店でのユニクロリネンシャツの販売価格は1000円です。

買取額を渋り過ぎている古着屋は、客層が悪くなり、入荷する商品もゴミ同然のレベルまで落ちてゆき、増えるのは万引きだけで、いずれ閉店に追い込まれる定めですが(←極論ですが、私の目から見た真実・・・)、そういう風にできているのかなと。

とりあえず、購入時に付け替えた貝殻ボタンをすべてはずして回収し、シャツの前で考えます。

ユニクロのリネンシャツ。

量産品ですが、捨てるのはもったいない。

かといって、プラスチックボタンを縫い付けて、5~10円で買い取ってもらうのはありえない。

背中を見ると、メンズらしくタックが入っておらず、布の面積も広いです。

「ハンカチ1枚が取れるかもしれない・・・。」と思ってメジャーを当ててみると、45cm四方が取れることがわかりました。

リネンハンカチだったら、我が家、ヘビーユーズは間違いナシ。

ハンカチはリネンに限ると強く言いたい。

洗濯後はすぐに乾くし、アイロンかけなくてもサマになるし、よそゆきにしたいなら、アイロンかければOK。

「人生で、1枚しかハンカチが所有できない。」と言われたら、私は43cmのリネンハンカチにします。

適当にカットして、端を折り込んで、窓辺で1~2時間ほど手縫いしました。

ミシンは持っていないので手縫いです。

ゆがんでいたってかまわない。

完成~。

ゆがみがほっこり感を生んでいて、自分で言うのもなんですが、清清しく、雰囲気の良いハンカチになりました。

私が使うつもりでツレに披露したところ、「何枚、ハンカチはできたの?1枚?汗拭きにいいじゃない。十分だよ~。」と、自分で使う気まんまん。

私 「手縫いだから、私のひとり千人針みたいなものですよ?念がこもってるといけないから、私が使おうと思ったのだけど・・・。」

ということで、おそらく共用のハンカチに。

袖も残してあるので、袖のリメイクもこれから考えますが、シャツから1500円相当のハンカチが生まれたので、コスパとしても悪くないリサイクル。

もっと重要なのは、「使っていなかったシャツが、圧倒的に使い倒すアイテムに化けた」ということ。

最近、思うのです。

お買い物って、「熟考して必要なものを買い足し、それを『人に譲れなくなるレベルまで使い切って、正しいゴミの日に、正しい分別で、購入した人の手で処分すること」までが重要じゃないかな?と思っています。

何であっても、譲ること前提の買い物であったり、人に処分してもらう目算での買い物はナイ。

有償譲渡だと5~10円にしかなりませんし、「自分がいらないものは、他人もいらない。」と最初から思ったほうが、環境にも優しく、お財布にも優しい気がします。

「これ、いいかも~。でも、節約しなきゃ・・・。」などと、店頭で煩悩と冷静の間でお悩みの方がいらっしゃいましたら、「自分が代金を払った瞬間、このモノの市場価値は5円になる。」と思えば、す~っと熱が冷めそうじゃありませんか?

モノの消費でなくて、コト(体験・経験)の消費が推奨されることもあるようで、それは私も同意。

街中の風景で、更地になっている場所に目をやったときに思うのです。

「ここって何が建っていたっけ?」と・・・。

モノってどんなに大きくてもその程度。

2018年10月31日
帽子の皮脂汚れを落とす

今朝の長野市、吐く息が白くなりました。

最低気温も3度台まで落ちて、日々、寒さが増しています。

そろそろコタツをセットしたいなあ・・・。

現在、長野市内では複数の美術館が軒並み閉館中(*建て直しもしくは改修工事もしくは採算が合わないから閉館中)。

図書館も休館中(*改修工事中)。

長野市民のあるあるだと思うのですけれど、「お楽しみ=遊び場」は市外に出ないと得られません。

それは長野市の長所(*散財するスポットがないので自然と貯金体質になる)でもあるかと・・・。

私の場合、おおむね長野市内で満足できるのですが、美術館も図書館も使えない状態が長く続くと、さすがにストレスがたまります。

今年は出不精な気分なので、このまま部屋の掃除をしたり、道具を磨いたりして、秋をやり過ごすつもりです(←すっかり長野モード・・・)。

さて、衣替えをなさる方はお忙しいシーズン到来ですね。

我が家は「衣替え日」などは決めず、着たいものをちょっとずつ引っ張り出して、できた空間に夏物を収納していきます。

帽子はシーズンオフにかならず洗濯し、片付けていました。

最低でも1年に1回はお洗濯していることになります。

ですが、今年、「おでこの当たる部分の表側」にシミが広がっていることに気付きました。

見れば、肌が直接触れる裏側には大きなシミが広がっています。

「お洗濯しているのになあ・・・。残った汚れが酸化しちゃったんだな。」と思いつつ、いつもどおりにおしゃれ着洗いの洗剤を使い、洗面台で手洗いをしてみました。

屋外で乾燥させました。

シミが消えません・・・。

どうやらファンデーションや汗を含んだ皮脂汚れのようです。

「普通のお洗濯では落ちない汚れ」までレベルアップしてしまった模様。

頭のサイズが小さいので、ぴったりの帽子は簡単には見つかりません。

なんとか汚れを落としたいです。

そもそもこの帽子、何年前に購入したのか記憶にありません。

20年は経っていないと思うのですけれど、最近、自分の物持ちの良さが怖くて調べる気にもならない・・・。

部分的に端っこが退色して擦り切れ始めているので(笑)、強引な漂白はできません。

時間をかけて、綺麗にすることに。

まずは洗面台にて。

ぬるま湯に帽子をつけて、ウタマロ登場(*緑青色の洗濯用石鹸)。

汚れた部分に直接ウタマロを塗りつけて、歯ブラシでこすります。

すすぐことなく鍋に入れて、お湯を沸かします。

沸騰前に重曹と過炭酸ナトリウムをそれぞれ小さじ1程度入れ、火をとめて、30分ほど放置してみました。

水温の目安は60度前後(*鍋の火を完全に止めてしまうので、30分間の温度低下を計算に入れています)。

お湯は2リットルくらい使ったと思うので、小さじ1はかなり弱気かも。

これで落ちると良いのですが。

そして、製品の色落ちがないといいのですが・・・。

ということで、30分後、このやり方で汚れは落ちました。

乾燥させた後に外でじっくり確認しましたが、シミは残っていませんでした。

洗濯したお湯に色がほんのりと色素が出ているものの、帽子自体がまだらになったり、明らかに退色している風情はありません。

上記のお洗濯方法、「不要な工程」はあったと思います。

お湯で煮洗いするだけで汚れは落ちたのかもしれませんし、ウタマロ先生が登場された時点ですでに片はついていたのかもしれない。

この世の中、洗濯洗剤はたくさん存在していますが、「お洗濯時、お湯とウタマロ先生はパワー強力で、たいがいの汚れは落ちる。」ということだけは言えます。

洗剤はいろいろ試してみたので。

最近、モノを増やさないこと以外に、「モノを集約して、アイテム数を減らす。ただし、機能や使い心地はないがしろにしない。」にハマっています。

いろいろとテストしないと「今の自分にとっての究極」は見つけられないので、手間はかかります。

けれど、「これでいいじゃな~い。」を発見できると嬉しいわけです。

「これがいい」ではなくて、「これでいい」です。

日々は移ろうものなので、流れ流れてこだわらないことも大事かと・・・。

Posted in 古着の話
2018年10月9日
ハイカットの靴紐を交換してみた

数日前のことですが、ツレがボクシングの試合をテレビで見ると言う。

前回は試合前の前振りやコマーシャルが長すぎて、飽きた私が余所見している瞬間に決着がついていたボクサーです。

今回もツレはコマーシャルのくどさに毒舌を吐きつつ、テレビの前を決して離れません(←普段、ツレは動物&自然を特集した番組しか見ません)。

私はパソコンをいじっていたのですが、「お、始まったか。見よう。」と思って片付けようとしたところ、「ドン」と大きい音がして画面に目を向けたら、すでに終っていました・・・。

なんなんだ。

長~い前振りに2回もつきあったのに、いまのところ、「このボクサーが何かしているところ」を一瞬も視聴できていません。

悪態をつきつつも(笑)、ツレが一瞬たりともテレビの前を離れなかった理由がわかりました・・・。

さて、今日は古着というか、お手入れの話。

コンバースは2足持っていて、そのうち一つはハイカット(グレー)。

最近、靴紐を交換してみました。

いままでは付属していた140cmくらいの紐を使っていました。

紐の汚れが目立ってきました。

ふと、お買い物中に、グレーのローカットを履いている方をお見かけしたのです。

私より少し年上の女性に見えましたが、ゴム底の部分が汚れていて、全体として黄ばんでいました。

私、靴はマメに手入れする習慣があり、とくに雨が降った日は帰宅と同時にケアしていて、コンバースも例外ではありません。

「どれくらいの期間で、どの程度汚れてくるか」はだいたい想像がつきます。

購入して以来、その方のお靴は手入れしていないように見えました。

「年を重ねてきた人のカジュアルって、清潔感がキモなんだな・・・。」と実感。

手入れをして清潔を保っていれば「あえてのカジュアルダウン。いっそ粋。」になりますが、清潔を無視してしまうと「いい大人がいつまでも手抜き・・・。大人になるつもりがないの???」という消極的な印象になるわけで。

モノの経年や傷みがダメなわけではなく、年かさのカジュアルは「手入れする気がない」というオーラを発散させたり、手抜きを体現することがNGなのでしょう。

若い方がコンバースを手入れせずにあえて履き潰すのは、設定に忠実というか、「らしくていい」と思います。

ということで、ひねってもいないのに足首を痛めるような年齢になった私は(笑)、帰宅してコンバースを手入れしました。

4年くらい前に購入した靴ですが、こまめに手入れしているので、かかとの減り以外は新品に見えます。

ついでに紐の交換を思い立ちました。

使っていたのは、購入したときに付属してきた紐です。

店員さんから「ハイカットはゴムの紐に買い換えると便利ですよ~。」と教えていただいたのですが、

*靴屋さんで購入しようとすると500円くらい

*100均で探すと、「まんまゴム」の紐で、あまりにも安っぽすぎてイヤ

*安っぽすぎない紐を探し回る時間がもったいない

*靴紐の長さが分からないので、外してメジャーで計るのがイチイチ面倒

という事情が重なって、後回しでした。

そんなこんなで付属の長すぎる紐を使い続けていたのですが、これを機に「満足いくゴム紐」を捜すことに。

自分の使い方(*一番上の穴には通さない)ですと、長さは120cmが良いです。

結果、100均(ダイソー)で見つけました。

見た目は紐なのに、弾力性があります。

ゴムゴムしていないので、これが良いです。

ちなみにセリアで売っていたものは、「まんまゴム」でした・・・。

ということで、100均のゴム紐に交換したもの。 ↓

4年間、手入れし続けていてよかったです。

手抜きしてアッパーが汚れていたり、日焼けしていた場合、紐の白さとアンバランスになっていたと思うので。

これからは、紐を結ぶときも一重で済むので楽です。

付属の紐は140cmほどあって長すぎて、二重に縛って履いていました。

画像の状態にすれば、すぽっと履けますし、脱ぐこともできます。

「靴紐の交換」なんてちょっとしたこと過ぎるのですが、効果は絶大。

毎日を快適に。

Posted in 古着の話
2018年10月5日
最近、リメイクしたもの ~シルクレギンス~

この秋、フェルメール展があるようです。

調べてみたところ、私が見たことがない絵で展示されるのは「ワイングラス」と「赤い帽子の娘」。

追加で「取り持ち女」。

「天秤を持つ女」が海を渡ってくることがあれば、日本国内、どこであってもでかけますが、やっぱり今回も来ないのね・・・。

今回は食指が動かないので見送ることにしました。

どこかでヴィルヘルム・ハンマースホイの展覧会、やってくれないかな~。

草原?丘?を描いた絵がお気に入りで、その絵だけが見たいのです(*室内の絵は苦手)。

北欧流りなので、どこかの美術館でやってくれても良さそうなものですが・・・。

この絵とラトゥールの「荒野の洗礼者聖ヨハネ」だったら、1枚の絵の前で2時間は過ごせる自信があります。

足腰が痛くなるので、ちょっと離れたところにソファーがあると嬉しい・・・。

さて本日のブログ、内容的には昨日の続きです。

処分することになったラスト1本のシルクレギンス、お尻に穴が開いて伝線しています。

いままではその部分を縫って、補修してまで履いていました。

「シルクレギンスはやめる」と心に決めたので、補修せずに捨てることに。

で、もったいないわけです(笑)。

特にこの1本、1シーズンも経たずにあっという間に穴が開いたので、なおさらもったいない。

「なにかにリメイクできないかな?」と思い、縫ってみることにしました。

一番簡単で、私が使うだろうと思われたのがレッグウォーマーだったので、それっぽく加工します。

足先をできるだけ長めに切って→胴回りのゴムを引き抜いて、足用に2本切り出し→ゴムと口元を手縫いするだけです。

メジャーなんて使わず目分量です。

左右の長さが違っても問題ないですから。

ゴムも胴回りの分だけで足の2本分は切り出せますし、私の場合はゴムが余りました。

とりあえず、1本だけ縫ってみます。

トレンカっぽく足首を包む形で履いてみます。

どうにも温かい~~~。

履いていないもう片方の足がとても寒い・・・。

休憩なしで、もう1本も縫ってしまいます。

ということで完成~。

簡単でした。

私の場合、だいたい45分くらい。

シルクをカットすると端がほつれますが、それはゴムと一緒に巻き込んで縫ってしまいました。

端の処理はしていません。

「シルクレギンスのお尻がまた破けちゃって・・・。縫っても引きつって履き心地が悪いし、もううんざり・・・。でも、もったいなくて、捨てる決心がなかなかできない。」とお困りの方がいらっしゃいましたら、レッグウォーマかアームウォーマーへのリメイク、おすすめです。

針と糸とやる気さえあれば、1時間もかからずに完成します。

お忙しい方も、「今日は足元が寒いな~。」と感じる日であれば必要に迫られているので、優先順位がアップして作業できると思います。

このレッグウォーマー、想像よりもずっと暖かいです。

履いてみると足先が寒さを覚えて切なくなります・・・。

2018年9月12日
白いスニーカーを丸洗いする

今朝の長野市、風が強いです。

ずっと西南西の風。

「西南西?台風由来の風なの?」と思って調べてみると、日本のはるか南に22号が。

この台風、ルートを想像するに、フィリピン~台湾を通過して大陸に上陸しそうな気配を感じますが、どうにも勢力が強すぎるんじゃないかと心配・・・。

香港とかベトナムとか、人の予測を上回ってきそうな気がしてモヤモヤするなあ・・・。

さて、昨日の長野市は久しぶりに晴れ間があり、白いスニーカーを洗ってみました。

晴れと曇りの繰り返しで、1日では乾きませんでしたけど。

白のコンバースを愛用しています。

「これからの人生で、1種類しか靴を所有できません。選びなさい。」と言われたら、この靴にするか、もう1足にするか悩むレベルで気に入っています。

オールホワイトなので(*アッパーとゴムはもちろん、底まで白い。赤だの黒だのラインもなし。)、とにかく白くしたい。

前回、洗った際に防水スプレーをしなかったので、全体的にグレーっぽい感じになってしまいました。

「白スニーカーを白くする」と言葉で言ってしまえば簡単ですが、実行するのはけっこう難しいですよね?

どうしても落ちきれない汚れだったり、全体的なくすみがあるので。

ということで、「白のキャンバススニーカーを白くする方法」をご紹介。

① 紐をはずし、洗面台やバケツに水をためてシューズを漬け込みます。

② ウタマロ石鹸を手にとって、シューズに石鹸を刷りこみます。緑青みたいな色がつくくらいしっかりと。

③ 歯ブラシでこすります。

④ 水を何度か変えてすすぎます。

⑤ 50度くらいのお湯にして、過炭酸ナトリウムを適量入れます(*濃度が濃すぎないように)。

⑥ 紐と靴を30分ほど漬け込みます。

⑦ 液体を捨てて、ぬるめのお湯で何回かすすぎます。このとき、紐は石鹸をつけて洗います。

⑧ 直射日光の当たるベランダで靴を干します。

⑨ 防水スプレーをかけてから履き始めます。

この方法でやると、「ほぼ真っ白」になります。

一番汚れがひどい部分はグレーっぽく線が色残りする程度。

お手入れのコツとしましては、「漂白剤を正しく使用する」。

NGは「お湯の温度が低すぎ・・・効果なしというか、やるだけ無駄」とか、「漬け込みすぎ・・・モノが傷む」。

漂白剤を使用しないでウタマロだけで洗った場合、アッパーの布は綺麗になりますが、ゴムの黄ばみは取れません。

今回、すこ~しゴムに黄ばみを感じたので、漂白剤で元に戻しました。

漂白剤の漬け込み時間は、販売元が勧めるのは「おおむね1時間」。

ですが、あえて30分に留めました。

漂白って、けっこうモノが傷むので・・・。

ちなみに過炭酸ナトリウムは小さめのスーパーなどには売っていませんが、大きめのところの洗剤売り場には置いてあります。

そして、次のコツは「防水スプレーは絶対にかけよう!」です。

白いスニーカーを購入されたとき、ご自宅に防水スプレーがある方はかけるかもしれませんけれど、「あ~、ストックがないな~」って方は、買いに出ることをしないで、そのまま履き始めてしまいません?

私、最初に洗ったときはストックを切らしていて、そのまま履いてしまいました。

雨の日には1回も履いていませんが、ホコリや砂を吸着したようで速攻で白がグレーになりました・・・。

防水スプレーをした場合としない場合、汚れの進行具合がまったく違います。

個人的な印象ですと、スプレーしなかったときは、1~2ヶ月で洗いたくなりました。

スプレーしたときは、半年は気になりませんでした。

防水スプレーをわざわざ買ってきてでも、「新品を履き始める前」と「洗濯後」にはスプレーはすべきと思います。

Posted in 古着の話, 雑記
2018年1月15日
A.P.C.の話

最初に教室からのお知らせ。

今月、最終週のレッスン30,31日はすでに予約受付終了しています。

最終週だけはご予約が集中しますので、席が空いておらずご希望が通らなかったり、相席になります。

とくに年度末の最終週(1~3月)は埋まりが早いため、各月の最終週は避けて「1週前」か「1週後」に受講していただくか、お早めにご予約ください。

今日は洋服の話。

A.P.C.ってご存知でしょうか?

私、今年に入るまで知りませんでした。

フランスのアパレルらしいです。

創設30周年とか。

昨年末から「寒さが厳しくなってきたので、腰を隠してくれる長さのカーディガンが欲しい。」と思っていて、粘り強く探していたのです。

古着で探していました。

条件は「前身頃にボタン付。色はごく薄いグレー。腰が隠れること。ウール。長さがあっても肩がこらないこと。」。

流行の問題なのか、それともコストの都合かは知りませんが、前身頃にボタンがないものが多く出回っていて、かなり難航。

これを満たした古着のカーディガンがA.P.C.のものでした。

セールになっていて、1500円で購入。

ポケット内部の隠れる部分に虫に食われた穴が開いていましたが、見えないし、念のためつくろえばいいだけの話で、そのほかは問題なし。

ボタン付で、ベルトまでついています。

ベルトを使えば前を開けたままコートっぽく着用することもできて、気が利いている・・・。

フランスのデザインで、製造はイタリアでした。

触ってみた感じ、ドライクリーニングに出したほうがモヤっとしない素材だとは分かったのですが、家で手洗いして着倒すつもりで購入したため、あえて水で手洗いし、お手入れのハードルを下げました。

結果、ウールは肌に当たってもチクチクせず、ストレスフリー。

着用してみるとふわっと暖かい。

肩こりもありません。

ツレも「これ、いいね~。暖かそう・・・。」とうらやましげ。

ここに至って、「偶然とはいえ、どうやら上質なものを手に入れたらしい・・・。」と思い、ようやくA.P.C.について調べたのです。

ブランド名は「生産と創造の工房」の略らしい。

モードに対するブランド哲学は「ミニマリストであり続けること」とか。

このカーディガン、着心地がいいので、購入してからはほぼ毎日着用しています。

シャツとボトムスをその日の気分や外出先に合わせて変えているだけです。

ブランド哲学も、まさかここまでのミニマルは想定していないと思いますが、私は「これで十分に足りている」と思うのだから仕方ない・・・。

「休ませないと肘が出ちゃうよな~」とか思いつつ、厳冬期のいまは手放せないので着続けています。

ゆがみが来たら、また自分で手洗いして形を整えればいい話です。

ちなみに日本国内で新品を購入しようとすると、腰までのセーター類であっても3~4万円はするようです。

お高いと「上質」や「洗練」に対して遠慮してしまうはずなので、1500円で購入して、水洗いしてしまったことが功を奏しています。

正直、フランスから渡ってきたお品物には懐疑的だったのですが(←以前、購入した置き時計が使用数ヶ月で時間がずれ始めた。見た目がいいだけで、機能面は使用に耐えない代物だった・笑)、やはり国ごとにニーズが違うというか、それにあわせて得意技も違うんだなと再確認。

時計に関しては、使用20年経っても正しく時を刻むmade in japan一筋と決めています(笑)。

蛇足ですが、使用20年を経過した腕時計を国内の精密機器会社にオーバーホールしてもらったところ、いまも正しく時を刻み続けています(*詳細は2017年のブログに書いてあります)。

日本は「約束を履行できるかどうか」で付き合う相手を選別するというか、お互いに信用を積み重ねて付き合っていく文化かもしれず、当然のことながら、約束には期限や履行日時が付属しがちですよね。

時間を大切にする国民性なのかもしれず、自然、時計の精度も上がるのかも・・・なんて思ったり。

ということで、今日もカーディガンは着用しています。

 

Posted in 古着の話