‘インテリアコーディネーター話’ カテゴリーのアーカイブ

2018年11月9日
ギャッベと暮らす⑤ ~使いごこち~

花教室の生徒さんから、「今年のクリスマスレッスンは?」とお問い合わせいただきました。

やります。

今年は11月ではなく、12月に入ってから。

生花を使いたいので、クリスマスの1週間~10日くらい前に実施予定です。

詳細きまりましたら、ブログにもアップしますね。

「いつでもいいからやります!」ということで、すでにご予約も入り始めていますが、万が一、開催日にお越しいただけない場合、今年は材料が生花なので、日時変更は「花材の鮮度」が優先。

開催日の前後2~3日くらいなら、日時変更OK(*定休日のぞく)。

ご予約後、日時変更は可ですがキャンセルは不可です。

ご了承の上でお申込みください。

さて、ギャッベ話。

いろいろとギャッベについて書いてきましたが、「実際のところ、使いごこちはどうなのよ?品質は?」と突っ込まれているかもしれません。

ということで、今回は使いごこちについて。

ここで繰り返しますが、私が言うところのギャッベは「ゾランヴァリ社の製品」に限定しています。

ほかの社の品質については、言えることがありません。

 

① さわり心地

私、手荒れで皮膚科に行くと、塗り薬4種類を処方されるような人間ですが、そんな手で触ってもチクチクしません。

お昼寝程度でしたら、チクチクして目が覚めることはないです。

一晩は寝たことがないので、そこはなにも書けませんが。

通常の使い方でしたら、問題のない肌触りだと思います。

羊毛のアイテムの中で上質と言えると思います。

② 踏み心地

我が家が購入したギャッベは2cmの厚みがあります。

この厚みでしたら、踏むと少しだけ沈み込むような感覚があって、踏んでいて楽しいです。

そのうちに毛が寝てくると思いますけれど。

手作業なので表面に若干の凹凸があって、ツボを刺激される感じです。

椅子やテーブルを置く程度では跡はつきませんが、同じ位置の椅子に何日も座り続けると、足が当たっている部分の毛が寝てしまってしっかり跡がつきます。

一箇所をへこませないために座る椅子の場所を変えるとか、家具を上に置く場合はときどき模様替えが必要かと思います。

③ 座り心地

温まるまでに時間がかかります。

どちらかと言えば、温まりにくいと思います。

ギャッベを「電気毛布や電気絨毯の替わり」として検討しているのであれば、ニーズが違うと思います。

冷え性の私の場合、だいたい15~20分は同じ場所に陣取っていないと、お尻はぬくぬくしてきません。

ですので、一度座ったら、その場所に座り続けます。

ギャッベ内であっても、むやみに移動はしません。

席を立つときは、座っていた場所にひざ掛けをかぶせておきます(←保温のつもり)。

ギャッベの上に直接座っても大丈夫だと思いますけれど、手編みのスヌードを座布団代わりに置いています。

その上に座ると、さらにぽっかぽかになると気付いたので。

ストール類を総動員して、ギャッベ上をさらにモフモフさせたり、肩からかけて過ごしています。

ギャッベは羊毛なので、羊毛のアイテムと相性がいいように思えます(*ミルフィーユ状態で蓄熱される感じ)。

格段の冷え性でなければ、座布団はいらないかもしれません。

ツレは酔っ払って帰宅すると、私の定位置(1日かけて温めた場所)を奪ってしまい、その上で気持ち良さそうに寝落ちします。

④ 匂い

購入当初は「羊毛臭」が確実にします。

家に運び入れた初日は匂いに慣れていないこともあって、目を閉じると、「ひつじさんに囲まれている・・・」と思いました。

「設定に忠実にしよう。」と思い、ギャッベの部屋にひつじの置物を移動させてきたくらいです。

ひつじさんに格段の嫌悪感がなければ、問題ないレベルの匂いだと思います。

2日目以降は別に気にかかりませんでした。

⑤ 遊び毛の程度

絨毯の上に寝転がる→洋服に毛がつく→それを着たまま部屋を移動するので家中に遊び毛が広がる、となります。

掃除機のゴミをチェックすると、ひつじさんの毛がいっぱい(笑)。

「ひつじさんと戯れる日々」と思い込むべきかと。

経年で落ち着くのを待つほかありませんね。

 

ということで、「物がイマイチだったな。」とかいう「品質面に対する後悔」はありません。

ゾランヴァリ社のじゅうたんは確かにお高いですが、おそらく「品質を保持するための費用」としてお高いのだろうと想像しています。

形のゆがみをチェックしましたが、最大で4mm程度でした。

手織りの絨毯だということからすれば、なかなかの精度だと思います。

ぱっと見は、ゆがみや長短には気付けません。

そもそも手織りというものは、曖昧な感じであったり、ゆらぎというか、ある種のゆるさが魅力だと思いますし。

これも想像ですけれど、ゾランヴァリ社ではイマイチな出来の絨毯であったり、ダメな織り子さんは、流通に乗せないで、はじいているのだろうと思います。

その「ロス分」も絨毯価格に反映されているのかなと・・・。

もっと妄想を深めれば、「日本人相手なら、いいものを作れば値段が高くても買ってくれる。だから、遠慮なく品質を向上させよう!どんどん行こう!」と思っているのではないでしょうか(笑)。

ということで休日は、ギャッベの上で昼寝してばかりのライフスタイルになります。

でかけたとしても、スーパーへ行く程度。

ときどきは温泉に浸かったり、湖や紅葉を見にでかけたりしますが。

買い物が大きいので、「ギャッベ購入後は休日に外出せず、散財しない。」というライフスタイルはバランスが良いと思います。

カフェのような「サードスペース」も我が家では不要かも。

あと1話、まとめの記事を書いてギャッベ話は終わりにする予定。

インテリアコーディネーターとしてご相談も承りますので、ご用件ございましたら、お問い合わせフォームからご連絡ください。

2018年11月8日
北欧のインテリア研究① ~椅子の位置を変えました~

ただいま、北欧のインテリアを研究中。

ブログにも書きましたように、リビングに使っていた南側の和室、秋冬になったら1時間しか光が差し込まない部屋になりました。

太陽の軌道が低くなり、日光が隣の棟に遮断されるように。

仕方なく、東側にリビングを移動させました。

このことをきっかけに、北欧のインテリアを研究し始めました。

極夜の期間中、どうやって過ごしているのか興味があったからです。

本を読んで調べ物をしている中で、北欧では抗鬱薬の摂取量が世界的に見ても多いとか、アルコールの消費量が多いとか(*そのため、酒税を高くしたり、土日に買えないようになっている)、どうやったところで冬の暗さと寒さからダメージを負っている・・・ということは分かりました。

だからと言って、なにもやらないわけにはいかない。

勉強途中ですが、とりあえず、椅子の位置を変えました。

このように。

窓辺にくつろぎスペースを作りました。

アウトドアチェアにクッションや敷物をセットして、足元はキズがつかないように、使わなくなったバスマットを巻いてあります。

旅行用のケースをサイドテーブル替わりに設置して、その上に花と額を飾っています。

アウトドアチェアは座高が低いので、ケース横倒し状態がコーヒーや本を置くのにちょうどよい。

床に白い絨毯を敷けば北欧インテリアの様式の一つ(*天窓を設置できない場合、天井&壁&床はオールホワイトが基本)、として完璧な仕上がりだったと思いますが、今回のてこ入れは「新しいものは一つも買い足さない」という大前提の下でやっています。

家にあるものをやりくりして済ませます。

この椅子に座ると後頭部が温まり、読書する本がほどよく明るいため調子が良いです。

残念ながら、長野県の賃貸は一重窓。

真冬には寒すぎて使えないスポットになりますけれど、そのときは、また模様替えします。

北欧では三重窓とからしく、カーテンをあまり使わない文化なのも納得。

「見た感じ、ぜんぜん北欧風じゃないんだけど・・・。」という突っ込みはごもっとも。

北欧テイストとか、北欧風は求めていません。

「効率よく、日光を吸収したいだけ。」です。

北欧の方々の考え方というか、暗さ&寒さに対する精神的な対処方法が知りたい。

勉強して、模様替えを進めていきます。

とりあえずで、ブログ1話目だけアップしてみました。

この話は続きます。

2018年11月6日
銅茶筒をエイジングさせる ②

最近はインテリアコーディネーターの話ばかりをアップしていますが、花教室も普通にやっています。

花持ちが良い季節で戸惑うくらいに枯れないため(笑)、お稽古される時期としてはおすすめ。

10月14日に購入して自宅に飾っているお花、今日も綺麗です。

さて、今日は開化堂さんの茶筒(銅)の話。

完成の知らせを受けて、真冬の京都までお迎えに行った茶筒。

この茶筒の前は、社会人なりたての頃に100均で購入した茶筒っぽい缶を使っていました。

ほんの数十年ほど・・・。

物持ちが良いので、ダメにならないんですよね。

「100均茶筒で人生を終えるのもなんだな・・・」と思ったので、処分して、この茶筒を買いました。

さて、使い始めて2年8ヶ月ほど経過しました。

写真撮影してみました。

まず、私の使い方ですが、

① 毎朝、この茶筒に入っているほうじ茶を飲む

② 夕ご飯のときにふたたび登場して、ほうじ茶を飲むことがある

③ 購入以来、なでまわして手入れしたことはない

④ 水濡れした手で、うっかり触ってしまうことがある

⑤ 緑青がついてしまったときはフキンでぬぐう

という、非常に適当というか、雑な扱い方です。

要は、「購入以来、外泊した日を除いて毎日触っているけれど、エイジング目的の撫で回しは一切していない。指紋の上に指紋を重ねた状態で、自然放置」。

水が厳禁なのは知っています。

シミができますから。

でも、主婦の手って濡れていて当たり前ですよね?

というか、真面目な主婦ほど、手はいつも濡れているはずです(笑)。

家事の一連の流れの中で茶筒を使っているわけですから、「一生、水が付着しないように気をつけましょう」というのは、土台、無理な話。

美術品として購入したわけではなく、「死ぬまで使い続けるほうじ茶入れ」として購入したので、当初の設定どおり、遠慮なく使用しています。

2年8ヶ月経過して、こんな風になりました。

茶さじがツートンカラーになってますが、「葉っぱが触れる半分」は色の変化が緩やかで、「私の指が触れる半分」はしっかり色が変化しているわけです。

ちなみに新品はこちら↓。

このときは受注生産の状態だったので、在庫品であった期間はなく、「完成→速攻で引き取り」です。

まさに、できたてほかほか~。

開化堂 茶筒

新品、綺麗だなあ・・・。

「魔よけになりそう。」と思うくらいに綺麗ですよね(笑)。

私、「新しいもの」に格段の感動は覚えないタイプなのですけれど、「遷宮したての伊勢神宮」と「開化堂の新品の茶筒」には感動を覚えます。

最初の半年ほどは、「新品の筒に指の指紋がベトベト。」といった程度で趣はありませんでした。

2年8ヶ月経過して、色の変化が複雑さを増してきて、ムラもたくさん出ています。

酸化のほかに、私の手の成分で変色したり、部分的に曇っているのかもしれない・・・。

ちなみに撮影の3日ほど前に、新しい水滴のシミを作りました(笑)。

天然の水玉模様、上等。

ということで、「ほ~、粗雑に扱うと、こうなるんだな。」という実例です。

私はこのまま行きます。

磨きなおしなんて出しません。

現状に満足していませんが、これからは光の照り返しが少なくなって、良くなると思っています。

生活感たっぷりの茶筒で良い。

死ぬまで使う道具なので、毎日、頑張ってまで気を使ってられないです。

この茶筒のほか、ブリキと桜の皮の茶筒も使っています。

そのうちにブログに経年変化とか、使い心地を書きますね。

「どの茶筒がニーズに合っているのかな?」とお悩みの方は、ブログアップを待っていただく必要はないのでご相談ください。

2018年11月5日
ティーキャンドルを使いくらべ

コタツを出したこともあって、もう冬モードです。

毎日、キャンドルも使っています。

現在住んでいる住宅、いままでの経験で「最も秋冬のリビングが暗い家」です。

心の健康のため、「今年だけ、使うキャンドルの量を倍にしよう!」と思いついたのですが、ティーキャンドルは30個で600円ほど。

使っているのはパームオイル100%のもので、品質に不満はありません。

が、今年は倍量消費の予定なので、少しでも安いほうがいい。

しかも、17時に点灯すると21時には消えてしまいます。

できればもう少し、持って欲しいなあ・・・。

無印のティーキャンドルは過去に使ったこともあり、お値段が同じくらいで、パームオイルのものより点灯時間が長いことを記憶していました。

36個650円です。

パラフィンなので品質は落ちますが、1個当たりのお値段が安いし、おそらく点灯時間も長い・・・。

ということで、購入して、同時に点灯してみました。

ホルダーは同じものを使ったので、「条件はまったく一緒」です。

① 点灯時間

パームオイル:4時間(*ほぼ一定)

無印:おおむね5時間以上(*ホルダーを変えると、燃え残りが出て4時間で消えることもアリ)

② 炎の大きさ

パームオイル:1.5

無印:1

③ 見た目の印象

パームオイル:炎が大きめで美しい。炎を眺めていたい人や、炎が隠れないホルダーを使っている人にはこちらがよさそう。点火するとオイルがすぐに溶けきるので、液体の中に浮かぶ炎を最初から楽しめる。

無印:炎がパームオイルに比べて小さめで見劣りする(*その分だけ、点灯時間は長い)。パラフィンはなかなか溶け切らず、個体と液体に分かれたまま。すべてが溶けきるのは終盤。

④ 匂い

特段の差はない。

 

ということで、「まとめ」です。

炎が見えるホルダーなら、パームオイルがおすすめ。

光は漏れるけれど、炎が覆われるホルダーなら、無印。

ただし、消費量が多く、暮れるのも早い冬は、使う容器次第で併用してもいい気がします。

併用することで、炎が消えるまでに1時間ほど差がつきますので、「一種類を使って点灯時間をずらす」という手間も省けます。

ちなみにキャンドルの見た目で両者の区別はつきます(*パームオイルは白いバターを固めたような見た目で美味しそうですらある。パラフィンは粒子が荒くて人工的)。

まあ、炎の美しさを求めていない方はコスパの良い無印だけでいいのかも・・・。

私の場合、パームオイルの炎を眺めていて、ラトゥールの絵を思い出しました。

「燃えの美しさ」も捨てがたいな・・・。

パームオイルは点火してすぐにオイル全部が液状になるので、水の上に炎が浮いているように見えますし、炎が大きいのでドラマチックで美しいです。

無印は芯の周辺だけが液状になり、それ以外は個体のまま。

炎が小さく省エネな印象(*景気が悪い印象とも言い変えられる・笑)があり、美しさは感じませんでした。

無印のキャンドルは無印らしく、「日々の実用品」だと思います。

ちなみに100均は論外・・・。

「何を吸っているのか不安になるような商品」を毎日は使いたくありません。

あと、イケアとか、コストコとか、そういった製品は試していません。

長野県に店舗がないので、店舗がない商品を試すのは不毛というか、お試しする意義が感じられず。

今回は「自分の足で歩いていって、購入できる品」に限っています。

ネット購入すれば店舗より安いですし、選択肢も広がりますが、「身近な店舗をあえて利用する」というのは私のお買い物の大原則と言えるかも・・・。

近場のお店が営業不振で閉店を決めて、それから後悔したって遅いですから・・・。

長野県内にイケアなり、コストコなりが出店することがあれば(←ないと思うけど・笑)、試してみたいと思います。

キャンドルの有効活用の方法については、ただいま研究中。

「薄暗い和室の中で、効果的に使う方法」は分かりました。

「置くべき場所」についても、わかってきた気がします。

「1回につき、いくつをグルーピングしてセッティングすべきか?」で、いろいろお試ししている最中です。

ブログに書けるような段階になりましたら、また書きますね。

2018年11月2日
こたつ出しました

長野市の最低気温は2度台まで落ち込み、昨日はコタツを出しました。

「ああ、疲れた。お茶しよう・・・。ティーバックの紅茶にしようか。いや、ダメダメ。日本の庶民らしく、コタツ一杯目はお番茶で。」とコタツに入り込んだのは16時過ぎ。

お茶を飲み始めたら、近所のお寺から「ゴ~ンゴ~ン」と夕方の鐘の音が。

午前中から掃除したり、コタツ布団を干したり、部屋のレイアウトを考えたりしたので、結局、1日がかりです。

これまで居間に使っていた和室、秋冬を迎えたとたん、午後の1時間しか光が差し込まない・・・という事実に気付きました。

太陽の軌道が低くなり、隣の棟で日の光が完全ブロック。

ひとり北欧暮らし・・・。

「暗い中で冬を過ごしたら鬱になる。」と思い、東側の部屋に居間を移動させました。

2部屋を同時に片付ける必要があって、その分、時間がかかりました。

東の部屋は日の出~お昼の光が差し込んで午後は暗くなるので、冬の日中だけ過ごす居間に。

和室は夕方~夜にほっこりするための「コタツ部屋」にしました。

最近は、コタツを廃止するお宅もあるようです。

花教室さんの生徒さんなどから「コタツ断ちした理由」をお伺いすると、やはり「一家の主婦=生徒さんのお母様」がコタツにまつわるエトセトラを嫌い、突然に断捨離宣言するらしいですね。

お気持ち、分かります。

セッティングに1日。

お片づけも1日。

しかも晴れた日にしか作業できません。

苦労してセッティングすれば、ひと冬安泰・・・かと言えば、そうでもない。

なにがイヤって、日々の掃除。

私もコタツのメンテナンスが好きではありません。

家族がカバーを汚してしまうと、「ち~~~ん」となる。

とは言え、コタツを出してみると、やはり「日本の心。」などと思ってしまいます。

朝~日中は東の部屋で日光を浴びて過ごし、午後になって足元が冷えてくると、「夜の部、開始~」ということでコタツ部屋にやってきて、間接照明やキャンドルを灯していきます。

いまのところキャンドルは2個設置ですが、おそらく増えるでしょう。

日照がよろしくない部屋なので、今年は心の健康にも気をつけて越冬したいです。

極夜の期間中、どうやって気分を上げているのか知りたいので、北欧のインテリアを勉強するつもり。

風土に根ざす何かであったり、暮らす人々のニーズから生まれた定番を知りたいです。

ちまたに溢れる北欧テイストとか、北欧風はいらない。

成果というか、自分なりに「ここだな」と思う部分を掴んだら、ブログで書くかもしれません。

長野の冬は長く、11月から4月中旬までですから、急ぐことはありません。

ちなみに海外でブログをお読みの方で、「コタツって、どういったもの???」と疑問に思われている方がいらっしゃいますでしょうか。

フェルメールの「天文学者」の絵を思い浮かべてください。

あんな感じです(←嘘です)。

「障子の窓辺ぴったりにコタツをセッティングして、一人鍋をする男性」は、「ほぼいない」と思います。

窓が近すぎる。

実際のところ、あれはコタツ布団ではなく、高級じゅうたんらしい。

高級なので床に敷かないでテーブルの上に置いてあるとか・・・。

ドテラに見える羽織ものは、富裕層の間で流行った着物風の上着。

卓上にあるのはベージュ色の土鍋に見えますが、もちろん土鍋ではありません。

日本人の目からすると「コタツのある風景=庶民の越冬術」に見えてしまうものの、絵画的には富の象徴ってことみたいですね。

今晩は土鍋を使って鍋料理にでもします。

週末だから自分を甘やかして、おやつのおやきも買っちゃおう。

2018年10月30日
ギャッベと暮らす④ ~1枚と出会う~

ギャッベを購入して思ったのは、販売する人は大変だな・・・ってことです。

大型なので運搬に男手が必要ですし、1組のお客さんにいろいろと見せるだけで店員さんが2名必要です(*端を持って、順番にめくるため)。

そして、それ以上にお値段が高いので、ギャッベが100枚置いてある会場だとしたら、「100分の1枚」という価値付けでは買ってもらえないでしょう。

「お客さんにとっての1分の1枚」まで引き上げないと、購入は決めてもらえないかと思います。

この価値付けが難しそう。

ギャッベというと、民芸風の模様が入っているものを連想されると思いますが、我が家は無地です。

「ギャッベなのに無地を買ったの???」と意味不明に思われるかもしれません(笑)。

かわいい柄物、店内にいっぱいありました。

でも、選ぶ際に迷ってはいません。

無地ですが、私は「水面に風が走るさま」であったり、「水面に光が当たっている部分と木陰部分」などを見ました。

見る角度によって色が違う、不思議な水色の絨毯です。

作り手の側からすれば、「ウケが良くて、いい値段で引き取ってもらえる柄」、「自分が織っていて飽きない柄」、「自分の技術や個性を表現できるもの」などを作りたいのかもしれません。

シンプルなものほど生真面目に根気強く、日々を積みあげて行くしかないので、精神的な職人芸を感じました。

あえてのシンプルさを目にして、「柄なしで水色縛りなのに、なぜか自由を感じる・・・。」とも思いました。

購入した帰り道、ツレが「ギャッベに名前をつけよう。」と言います。

ちょっと考えて思いつきましたが、口にはしません。

ツレに「何がいいかな?」と尋ねたところ、1つ、名前を口にしました。

私が思った名前と一致していました。

ツレいわく、私の念が強すぎるらしいので(←「超、かわいい~、二の腕とおなかがまるまる~。」と思いながら近寄ると野良猫は逃げる・笑)、そのせいかも分かりませんが・・・。

このギャッベ、水面のような風景で、1枚に「深み」と「浅瀬」が存在します。

私は「深み」にいて、「浅瀬」を眺めるのが好きです。

浅瀬は深み方向から目をやると、白もしくは銀色に光っているように見えます。

印象を崩したくなかったので、浅瀬側に窓からの光が差し込むように配置しました。

毛が立つと、その部分だけが波打ったように色が濃く見えてしまう。

なでなでして凪の状態を作り、満足。

ツレは浅瀬にいて、トドっぽく転がっています。

深みにいる私をちらりと見て、「陰気だね。」と言います。

こっちが深みで、私の定位置です。

選んだギャッベは一緒でしたが、水面上の棲み分けはうまくいきました(笑)。

季節次第で置く場所は変えますが、とりあえず和室に。

和室に置いてみると、東山魁夷さんの唐招提寺の襖絵を思い出します。

ギャッベのほうが色の明度が低いのですが。

くすんでいるだけに、描かれる前の「イメージの世界」に浮いているような気分になれます。

ストールをかけて横たわっている私を見て、ツレは「海に浮かんでるみたい・・・。」と漂流者扱いします。

お昼寝途中で目が覚めると、水面に浮かんでいるかのような錯覚をおぼえます。

次のギャッベブログは、実際の「使い心地」について。

2018年10月26日
ギャッベと暮らす③ ~絨毯として相応しい価格って?~

最初に花教室からお知らせです。

毎年恒例のクリスマスリースレッスンですが、今年はスワッグ(壁に吊るす花束みたいなもの)にしようかなと思っています。

ドライになっても飾っておける生の植物を使って、スワッグ作りをやってみようかなと・・・。

ということで、例年11月20日前後に開催していますが、今年は12月開催になりそう。

きまり次第、生徒さんには個別にメール配信いたしますね。

未入会の方も入会金なく受講していただけますので、「クリスマスレッスンの案内メールが欲しいです。」という方はお問い合わせフォームから事前にご連絡ください。

ブログにもレッスン案内の記事はアップしますが、受付締切が早いと思いますし、先着順で予約は締め切ってしまうと思います。

クリスマスレッスンにご興味ある方は、こまめなブログチェックか、メール配信のご依頼をお願いいたします。

ああ、でも、ドライ前提のスワッグにしないで、花瓶に生ける形にしようかなあ・・・。

12月なら生花のままでも長持ちするし。

さて、迷っている件は横に置いておいて、ギャッベ話の3話目。

ツレはギャッベを見て、「この、数万円と言われればそうしか見えない感じ!そこが可愛いんだよ~~~。」と「高見えしない絨毯っぷり」(笑)を賛辞する今日このごろ・・・。

我が家のギャッベ、お客様がいらっしゃっても、ギャッベだと気付いてはもらえない自信があります。

目が良い方が見ても「不思議な絨毯を使っているな・・・、コレ、どこで買ったんだ?」と思うくらいで、気付けるのは取り扱い業者さんだけでしょう。

時代の空気と逆行し?高見えしない品物をあえて選びましたが(笑)、今日はコスパという角度から検討した話です。

年を経て、「欲しい」という気持ちだけでは買い物しなくなりました。

理想的なのは「それがないと生きていけない。必要だから。」といった思いで買い物すること。

そこまで到達しなくても、ど~しても気になる場合、「ロマン」以前に減価償却というかコスパを考えます。

ギャッベを購入する際にも「自分の価値観」というモノサシに当てはめて、理想的な価格を計算しました。

これは「現物を見にいく前」の話です。

現物を見て、欲しくなってからでは判断が狂いかねないので・・・。

 

① 価格と買い替えの頻度から考える

「絨毯を40年使い続けるライフスタイル」と想定して、費用を計算します。

例えば、1万円の絨毯を購入し、お手入れをすることなく、ひたすら「使い倒す→汚れや傷みが気になったら買い換える」という方法をとる方もいらっしゃるかと。

1年で買い換えたと想定すると、「費用:40万円」「廃棄処分&買い替えの手間:40回」

次に、2万5000円の絨毯を購入し、お手入れしつつ、4~5年ほど使うと想定します。

この場合、5年で買い換えたと想定すると、「費用:20万円」「廃棄処分&買い替えの手間:8回」

次に、一気に額を上げて、絨毯80万円で想定してみます。

40年間、手入れをして使い続けるため、買い替えはせず、「費用:80万円」「廃棄処分&買い替えの手間:0回(*死期が近くなって廃棄1回)」となります。

さて、私の価値観で考えていきます。

1万円の絨毯は面倒です。

大型の物は捨てるのが手間ですし、人生で40回も絨毯を選ぶのが面倒。

使い捨てのライフスタイルも好まないので、私の場合、「1万円の絨毯使い捨て説」は「なし」となります。

次に2万5000円。

コスパ的にはこの価格帯が好みです。

以前、教室の床に敷いていた絨毯はこの価格帯だったような気がします。

ですが、どんなに手入れをしても、5年くらいで「ああ、もう無理。買い換えたい・・・。」となりました。

経年で薄い絨毯がさらに薄くなり(笑)、毛玉っぽくもなり、少なくても「次の引越し先に持って行こう」とは思えなかったです。

化繊だったせいかもしれません。

目にするたびにテンションが上がって楽しくなるとか、その上で寝転がるとか、そういったこともありませんでした。

結局、「床が傷まないように保護する道具・使い捨ての道具」というレベルを越えなかったのかなと。

引っ越すたびに買い換えたくなるのだったら、コスパはよろしくない・・・と言えるかもしれません。

次に80万円の絨毯を検討します。

びっくりするほどお高いですが、買い替えがないのはラクラクです。

日々の手入れが難しくなく、予算内で用途や好みにぴったりのものが見つかるのであれば、満足度は高くて悪くはない話。

買い替えをしないので、「ライフスタイルが何度変わっても、どこに引っ越しても、変わらず使い続けられること」が前提となりますので、サイズ選びがとても重要ですね。

そして、「購入時点で生活に困っていないこと」も条件になりますから、買える時期は人生でも限られそう。

誰にでも人生の上り坂と下り坂があるわけで、難しい時期には買えそうもない・・・。

あとは災害で避難する際に、「絨毯が!テーブルの上に上げてこなかった!」などと言って家に引き返さないだけの、「物欲に対するあっさり加減」(笑)も必要かと・・・。

② 1ヶ月の使用料で、予算の上限を考える

「1枚限りを40年使用」の前提で考えます。

「絨毯1枚の使用料として、1ヶ月にどこまで支払っても良いと思えるか?」という方向から計算してみます。

これは計算する方の価値観次第。

「絨毯にどこまで払えるか?」ですので。

仮に、「1ヶ月300円まで」という方であれば、40年使用で14万4000円になります。

月々500円なら40年で24万円。

月々1000円なら40年で48万円。

月々1500円なら40年で72万円。

「床を保護するための敷物」という目的で買うのであれば、数百円で抑えたいですよね。

「床を保護し、防寒になって、美術品でもあって、日々の彩りでもある」という目的なら、1000円超えてもいいかも?

目的に応じた使用料設定で。

ここに「14万4000円の絨毯が40年持つのか?」、「品質や愛着において、40年も手入れし続けたくなる絨毯なのか?」という検討も必要になりますが・・・。

③ 販売価格を時価で予想する

これは主婦の勘です。

主婦は買い物を繰り返していますので買い物慣れしていますし、時代の空気も読めていれば、無駄な計算にはなりません。

私はギャッベの相場を知りませんでしたが、予想価格は税込みで一致していました(笑)。

来店前に「ある種の覚悟」ができるので、具体的に検討される方は価格の予想をおすすめいたします。

自分の想定が安すぎて大ハズレならば、あっさりと諦めればいいだけの話です。

「その絨毯は、自分の価値観と合致していない品物」という明らかな証明。

お値段が高すぎるのであれば、無理して家に取り込む必要がないというか、せっかく作り上げたインテリアのバランスを悪くさせる原因になったり、「節約をあんなに頑張っていたのに、大きすぎる無駄使いしちゃった!」などと後悔の元になりかねない・・・。

 

ということで、妄想にお金はかかりません。

現物を見に行く前に、「自分が欲しいもの」や「その価格」を妄想されることをおすすめします。

そうすれば、「現物を見た後」に自分の心の中で葛藤するとか、家族と揉めるとか(笑)、余計な苦しみを得ることなく、綺麗にスルーできると思います。

おすすめのアプローチ方法は「欲しい絨毯を妄想する」→「そのお値段を予想する&ライフスタイルや価値観に照らし合わせ、出費してもいいと思える額を決める」→「必要に応じて家族会議を開き、価値観の刷り合わせをする」→「取り扱い店に見に行く」→「探していた1枚に出会ったら、お値段を教えてもらう」→「購入を決める」。

ここに、「ネット販売の絨毯はいくらだ。」とか、「だれだれはいくらで購入したらしい。」とか、無駄で不要な情報を加えていくと話がぶれ、判断が非常~に難しくなると思います。

検討するなら自分軸で。

ちなみにツレに「おいくら万円まででしたら、買ってもいいと思えますか?」と事前に話を振ってみたところ、「(現物を)見てからだね。」と返事がありました。

ツレは私と違って器が大きいので直感を頼りにするタイプですし、自らの上限を決めないタイプでもあります(笑)。

「直感タイプ」であっても、今の暮らし&今後の暮らしが崩壊しない買い物であれば、ぐちゃぐちゃ考えずにそれが一番かと思います。

次のギャッベブログでは、我が家のギャッベとの出会いについて。

2018年10月24日
ギャッベと暮らす② ~なぜ、買ってしまったのか?~

ギャッベ2話目です。

ギャッベを「新築の家を建てたファミリーが勢いで購入してしまう御祝儀絨毯」と評価していたのに(笑)、なぜ、我が家で購入するに至ったのか?ということについて書きます。

思い当たる理由はいくつかあります。

 

① 引越してきた賃貸マンションが底冷えした

気密性は高いため、松本(標高600m)で経験したような「ひゅ~ひゅ~、ぼ~ぼ~」言うような隙間風はないものの、どういうわけか足元が冷えるのです。

和室にいても、足腰が妙に寒い。

引っ越してきた3月にも感じたのですが、10月になって「やっぱりなあ・・・。ココ、妙に底から冷えるよね・・・。」と再確認。

絨毯やソファーは持っていなかったので、「コタツを組み立てるときまで、我慢するしかないか。あと1~2ヶ月の我慢。」と思っていた矢先、お付き合いのある家具屋さんからギャッベのカタログが届きました。

ひとめ見て、良い雰囲気のものがありました。

青系だったので、実際の色とカタログの写真の色に違いがあることは予測できました。

それを考慮しても良さそうです。

後日、ツレも一人でカタログを見ていたのですが、「これがいいと思う。」と言って、同じものを指差していました。

展示会初日は仕事がなかったので、「ふたりで見に行ってみよう。」という話になりました。

② なにもないところで左足首を傷めた

車を使わないライフスタイルですので、1日1~2万歩ほど歩きます。

長野県は日本列島の中でも4番目?くらいに面積が広いので、スケールが大きめというか、四方に歩き回らないと用事は足せません。

今年の夏、信号待ちしている際に足首に激痛が走りました。

いままでの足の痛みの中で最大級のものでした。

「原因がないのに、関節を痛めるような年になったんだなあ・・・。」としみじみしました。

足腰は大切ですので、大事にケアするときが来たようだと実感。

足首は2ヶ月ほど治りませんでしたし、私は冷えに弱いので、冷えが不調の原因になりかねません。

思うように歩き回れなくなったら生活できない。

お年も召してきたことですし(笑)、「あったかグッズの充実」を考えました。

③ 予想していたギャッベの額と、実際の販売価格が消費税込みで完全一致していたから

次のブログで詳しく書きますが、「自分の価値観のモノサシで計った理想的な金額」と「販売価格」の二通りを予想してからでかけました。

この二つの金額には、2万円+消費税の開きがありました。

当然のことながら、「自分の物差しで計った金額」で販売されていれば理想的ですが、「ブームが来ているし、お店の儲け(もしくはカード会社へ納める手数料分)のことを考えればこの額では売らないだろう。きっと、○万円以上で販売されているだろう・・・。」と想像してでかけました。

お店でお値段を確認すると、私が想像した額そのままで売られていました。

私、ギャッベの価格帯を知識としては知らなかったので、いままの人生経験から予測した数字です。

だからこそ、「ああ、結局、そういう風に世の中は出来上がっているんだな~。」と、販売価格に妙~に納得できました。

二通りの予想をせずにでかけて行ったら、金額にびっくりして、見るだけで帰ってきたと思います(笑)。

④ 想像していたよりも、品質が上だと感じたから

私、ギャッベのことを「イランの方が外国人向けにうま~く商売されている、民芸風の絨毯」だと思っていたのです(笑)。

欧米人や日本人向けとして、品質に相応しい額よりも「かなり上の価格帯」で取引されていると思っていました。

実際のところ、上記したように「私の価値観で計った金額」よりも2万円ほどお値段は高額でした。

ですが、ギャッベの裏をめくってみると、丁寧な仕事がされていることが分かりました。

裏を表にできるくらい美しい。

取引する中間業者さん達の向き合い方は知りようがありませんが(笑)、気に入ったギャッベの織り子さんは誠実だと感じました。

手作りのものですので、微妙~な方が何ヶ月もかけて製作された品は我が家に入れたくないわけです。

真面目で良い空気を放っているものが合格。

気に入ったものは2cmほど厚みがあるもので、想像よりも厚かった。

もふもふしていて、これだったら寒冷地の底冷えもなんとかなりそう・・・。

⑤ 将来的に4畳半のアパートに住んでも、これを敷いておけば快適に過ごせると思ったから

シニアになって「4畳半の隙間風吹くボロアパートで一人暮らしする風景」を思い浮かべたとき、フローリングの床が冷たかろうが、畳がボロボロであろうが、これ1枚を敷けば快適な我が家になると思ったからです。

足腰が弱って出歩けなくなったら、このギャッベの上で座禅を組んで、お迎えを待っても良い(笑)。

シニアになってからでは、いろいろな事情があって高級な暖かグッズは買えないと思いました。

今後40年は2人のうちどちらかが使うことを妄想して、将来に投資しました。

老後のために投資するならば、現役である時間を有効活用するべく、早いうちの行動が良いので。

ちなみに物持ちが良いタイプなので、2~3万円の腕時計でさえ、気付いたら20年以上使っていました。

上質なじゅうたんなら、40年はいける自信があります。

 

ということで、いろいろと理由を書きました。

簡単に言えば、「買うときが来た」と言えるのかもしれません。

私はいろいろと検討を重ねてしまうので、勢いとか閃きで購入できる方がうらやましい。

次のブログは、いろんな角度からコスパを実際に計算をして、買うに値するか熟考した話(笑)。

「これ以上、まだ考えたの!?」と突っ込まれていそう・・・。

店頭では即決したのですが、それまでの事前準備が長かったのです。

2018年10月23日
カゴ・木工製品をお手入れする

今日は朝からミニパイを焼きました。

仕事が忙しいらしく、最近はツレのご機嫌がナナメだったからです。

冷蔵庫に残っていた紅玉と秋映をバターで焼き、洋ナシのジャム、砂糖、シナモンを足して火を通します。

普通は洋ナシのジャムは入れないのですが、今回は白ワインを切らしていたので、「香り付けになるかな?」と思って入れました。

冷凍のパイ生地を使って焼きました。

スープも作ったので朝食準備に1時間かかりましたが、ツレは「満足。」と言って出勤し、パイも美味しくできました。

たまにはこんな日があっても良いでしょう。

私もゆっくり朝食をとっています。

さて、10月は「木からできている雑貨のお手入れ月間」と決めています。

それぞれのコンディションに合わせてお手入れ時期を決めるのがベストでしょうが、私はうっかり忘れてしまうので、年に1回、10月には一度お手入れすると決めています。

木の製品を使っている方は似たようなご経験があると思うのですけれど、「まだいっか~。」と先延ばししていると、ある日突然に亀裂が入っていることに気付いて・・・ということがありますよね。

あれを回避したいです。

お手入れが終ったのは、家具、お六櫛、キッチン用品。

目下お手入れ中なのはカゴ類です。

今朝も朝からカゴ2つを手入れしました。

私のお手入れ方法はこんな感じ。

すべて「晴天の日」にやっています。

家具・・・箒でホコリを払う→乾いた手ぬぐいで拭く→アマニ油をキッチンペーパーに付けて塗りたくり、手指でナデナデして仕上げる

お六櫛・・・夜、あんず油を櫛に塗って、ラップでくるんで一晩置く→翌朝、髪を整えるときに櫛に残ったあんず油を取り除き、髪の手入れしつつ、櫛の油も全体に馴染ませる

キッチン用品(カッティングボードなど)・・・オリーブオイルかアマニ油を塗りたくる

カゴ・・・中身を出して箒でホコリを払う→半日陰で1日干す

「お手入れの効果」ですが、櫛はツヤツヤになって生き返った感じになります。

私はあんず油を使っているものの、販売元ではつばき油を推奨しています。

家具については、無塗装のものは「オイルを塗った直後」はあまり印象が変わりません。

次第に木目が濃くなる気がします。

水濡れするキッチン用品は1年に1回では足りないので、もっと頻繁に油を入れています。

カゴについてはお手入れがどうこうと言うよりも、日々、使っていれば問題ないように思えます。

コツらしきものは1点あって、「家の中に存在するすべてのカゴを手入れする」だけです。

手入れの際に使う場所を入れ替えて、コンディションの悪化を防ぎます。

総数が確認できますし、すべて手入れするのってけっこう大変ですから、「カゴが好きで、増えすぎちゃって困るのよね~。」という方にはいいかも。

「これ以上は増やせない」と実感できます。

ということで、10月は雑貨のお手入れでそこはかとなく忙しいです。

でも、1年に1回、まとめてやっておけば安心。

大切なものは長く使いたいですから。

そのうちにブログに書きますが、30年近く使っていた家具を修理に出しました。

足がガタついていたので。

海外製の家具を新しく買ったほうが安い、ですよね?

日本人の家具職人さんに修理してもらうなんて贅沢な話だと自分でも思いますが、無理なく直せるものであれば直して使いたいです。

「新しくて手ごろなものを買いなおす」を繰り返していると、家の中がそこはかとなくチープな空間になりそうで心配というか、「どこかで見たことがあるインテリア」のような没個性に陥りそうで・・・。

お手入れを繰り返していたら、私よりも存在感がある道具が増えてきました。

2018年10月22日
ギャッベと暮らす① ~はじめに~

「ギャッベ」という言葉、なんとなくご存知だったり、耳にしたことがある方も多いかと思います。

ひとことで言えば、絨毯です。

これからギャッベについて、何回かにわけてブログを綴っていこうと思うのですけれど、私が言う「ギャッベ」は「イラン南西部シーラーズに生活する遊牧民カシュガイ族の織り子さんが天然素材&手作業で織り上げたじゅうたんで、ゾランヴァリ社が扱っている品」に限定させていただきます。

これ、忘れないでください。

ゾランヴァリ社の製品は「日本に輸入されているギャッベのうち1割未満」だそうですが、ほかの社が取り扱うじゅうたんは触ったこともないし、使ったこともないので語る資格なし。

ゾランヴァリ社に限定して話します。

さて、ギャッベ。

掟破りと言えそうですが、お値段の話からしましょう。

商売人であれば、お値段は非公開のまま、接客を進めていくのがおきまりかと・・・(笑)。

カタログにも値段は表記されていません。

そうです、お高いんです。

私は雇われてお給料をもらっているインテリアコーディネーターではないので、販促活動する必要がありません。

たとえ、このブログをお読みになったどなたかが「その気」になってギャッベを購入されたとしても、私に入ってくる儲けはゼロ。

ということで、「労働の対価」として「好きなように書く自由」を頂戴します。

要は「ギャッベの購入をおすすめするブログ」ではありません。

さて、お値段公開。

玄関マットのサイズで、だいたい7~10万円くらいかと。

どんなサイズを「玄関マット」として使うかどうかは個人差がありすぎると思うので、10万前後と書いたほうが正しいかな?

世の中にはゾランヴァリ社のもの以外にも、「ギャッベ風」、「ギャッベ調」、「民藝調」などと謳った「そもそもニセモノ」も流通しています。

ニセモノホンモノを問わず、ゾランヴァリ社以外のものを選べば、「聞いてたのに比べて、ぜんぜん、安いじゃないの・・・。あの話、嘘だったの???」と思うことがあるかもしれませんけれど、「ゾランヴァリ社のギャッベを日本国内で購入した場合」はこんなお値段になります。

玄関マットサイズのお値段を聞いた時点で、「もうないわ~、ありえない。高級じゅうたんなんて空を飛んでくれない限りは絶対に買わないから、聞いても無駄~~~。」と思ったアナタ、ここで読むのをやめていただいてももちろんOK。

その気持ち、よく理解できますので。

私も説得しようという意思は微塵もありません。

日本に上陸し始めた初期のころ、ギャッベを見に行ったことがあります。

「家を新築したファミリーが瞬間風速的に金銭感覚が狂っていて、勢いで買っちゃう絨毯だな・・・。」と速攻で判断しました(笑)。

「別世界の商品」だと思い、そのときは1ミリも興味を覚えず店を出ました。

そんな私ですが、ブログのタイトルを見返してみてください。

「ギャッベと暮らす」

そうです。

買っちゃいました。

新築の家は建てていませんので、金銭感覚は狂っていません。

持ち家でもなく、賃貸住まいです。

宝くじも当たっていません(*そもそも夢は買わない)。

インテリアコーディネーターのくせに名作椅子や名作家具はひとつも持っていないし、でかけた先の美術館やカフェなどで座らせてもらって(笑)、それで満足するタイプです。

GUの白いカーディガンを4年も手入れしながら着続ける経済観念を持っています(*ウタマロでシミが取れたので、「これで5年目もいける!」と思い、今日は機嫌がいい)。

ということで次回以降、購入に至る経緯や、ギャッベを選んだ基準、使い心地などについて綴っていこうと思います。

花教室の生徒さんで、「触ってみたい」とか、ブログアップを待たずに質問したいことがあれば、レッスンの際にお尋ねください。

レッスンの時間内であればインテリアに関する相談料などは頂戴していませんので、お気軽にどうぞ。

「教室の生徒さんでない方」からのご相談も大歓迎ですが、未入会の方からは相談料を頂戴しますので、ご了承の上でお問い合わせフォームからご連絡ください。

「販売店を紹介してください。」というリクエストあれば、お店の場所もお知らせできます。

次のギャッベブログでは、購入に至った経緯について。