‘インテリアコーディネーター話’ カテゴリーのアーカイブ

2019年6月20日
やめたこと ~カサ立て~

ミニマリストではありませんが、快適な暮らしのために無駄は省きたいと思っています。

なにを省けるか、いろいろ試しているところです。

道具の使用もそうですし、家事でやらなくても困らないことがあるかな?など。

やめた結果、不便を感じて復活させたこともありますし、復活せず定着したこともあります。

玄関マット、キッチンマット、トイレマット、三角コーナー、炊飯器、トースターなども止めましたが、それらは何年も前の話ですので、いまさら語るタイミングにあらず。

ここ1年のうちで止めたことを書いてみようと思います。

ちょっと前にはタンスをやめた話も書きました。

タンスはそれなりに手間がかりでしたが、今日は簡単にやめられたカサ立ての話。

我が家には不要でした。

そもそも「カサ立てを持っていた理由」ですが、自宅で花教室をやっているので、「生徒さん用」として置いていました。

家族のカサは乾かした後に物入れに収納しており、家族用ではありません。

長く、「教室やっているんだから、カサ立てはいるよな~。」と思い、そのまま玄関に設置していましたが、とある事実に気付いたのです。

長野は晴天率が高い場所なので、長いカサ自体の出番が少ないです。

しかも生徒さんは車通学の方が100%(←都会の方は驚かれるでしょうが、これが長野県)。

よほどの大雨でない限り、長いカサは持ち歩きされません。

「カサ立てを置いておいても、さほど役に立っていない」という疑惑が・・・。

そして、追加で気付いたこととして、カサ立てに傘を入れると、置き忘れしてしまう方がけっこういらっしゃるのです。

レッスン後、帰宅を急いでうっかりと・・・。

過去、生徒さんの中に発達障害と思われる方がいらっしゃった時期があり、傘などの置き忘れが繰り返しありました。

当日中に「カサ、お忘れですよ~」とご連絡さしあげたとしても、当教室はフリータイム制なので、次回の来訪はその方次第。

長くて3ヶ月ほど傘をお預かりすることもあって・・・。

おそらく傘を何本も所有されているのでしょうから、1本のビニール傘が手元にないくらい、どうってことないのかも。

レッスン外で、取りに来られることもありません。

自宅ですから、数週間ならともかく、数ヶ月もひとさまの傘をお預かりするのも困ってしまい・・・。

状況にフィットさせるため、「いっそ、傘立てをなくしてみようかな?」と思いつき、まずは物入れに移動させて、「ナシ」の状態を試してみたのです。

玄関にはお客様の靴以外は出ていませんので、傘を置くスペースはいくらでもあります。

壁に立てかける形にしてもらいました。

床はざらついたタイルで、深い目地もあるので、カサの先が滑って倒れることもありません。

半年に渡って実験したところ、置き忘れはゼロでした。

「ないほうがスペースも広くなるし、置き忘れのトラブルもなくなって、こっちのほうがいいじゃない。」という結論に。

ということで、傘立ての完全撤去を決めて、リサイクルショップに持ち込みました。

以降、まったく困っていませんので、カサ立ての復活はありません。

この経験を経てから、「教室やっているんだから、コレは必要でしょ。」という勝手な思い込みを失くすことにして、いろいろと試しているところです。

急変はよくないので、事前に試してみて、穏やかな変化で。

家の中の「いま、使ってないもの」「いらないもの」を処分して暮らしを見直してみると、スペースや管理する時間・お金に余裕が生まれます。

いろいろ余白が。

余白を余白のままにせず(←この点がミニマリストではないと言い切る理由)、浮いた費用で花や鉢を買ってきて、「変化があって、日々の移ろいを五感で楽しめるもの」を家の中に取り込むのが、最近の私のスタイル。

こんな生活をしていると、「睡蓮に初の花芽が1つできた!」だけで6年越しの一大事件になり(笑)、お金をかけずとも、「留守の間に咲いちゃったらどうしよう?」とか、「水面に到達した!コレ、何時に咲くんだろう?」などと日々を楽しめるわけです。

「それって、初期投資(メダカ鉢のセッティング)が必要でしょ?育てる年月がかかるでしょ?」と言われればそのとおりで、だからこそ、余白を余白のままにしておかない、ってことです。

余白は便利ですが、ミニマムにこだわって空間を無駄に余らせておくこともなく、そこに楽しみの種を仕込めばいいわけで。

私にとって暮らしを整えるのは、「出費を抑えること」や「効率・時短」が一番の狙いではないので、使う先を見極めて、有効活用したいです。

2019年6月14日
キッチンに窓を作る

「窓のあるキッチン」って憧れませんか?

賃貸にお住まいですと、どちらかと言えば、窓がないキッチンが主流ですよね?

我が家もありません。

そして、1坪キッチン(笑)。

ひとたびキッチンに入ってしまえば、1歩も動かずとも、すべての道具に手が届きます。

飛行機のコックピットみたいな感じなので、慣れてしまうと、広いキッチンよりずっとラク。

道具もいろいろと置けないので、厳選したものを所有しています。

そしてクローズドです。

三方が壁になっており、朝だろうが、夜だろうが、天井の電気をつけないと料理はできません。

ゴミを捨てるなど、「ちょっとした作業」のためにLEDライトを設置し、日中はつけっぱなしにしています(*毎回、蛍光灯をつけていたら、速攻で切れてしまった)。

すでに慣れましたし、このキッチンのよさも分かるので、不満はまったくありません。

ですが、閉塞感は否めません。

「窓が欲しいな~。」と、ちょっとだけ、夢見たりする・・・。

このキッチンで三食ご飯を作っていますので、家の中でも滞在時間が長めな場所なのです。

ということで、窓を作りましょう!

材料です。

100均で購入してきた額、自分で撮影した写真をハガキサイズに自宅で印刷したもの、壁にかけるためのフック2種類。

フックはすでに家にありましたので、新しく購入したのは額だけ。

・・・・・・・・頭、おかしくないですよ。

「窓」の施工がまずくて落下する可能性も考え、ガラスではなく、プラのものをチョイス。

プラを水洗いして綺麗にし、枠をティッシュで拭きます。

余計な塗料や木屑を取り去ります。

枠の色は「キッチンに使われている木材の色」に近いものを選びました。

その後、枠に亜麻仁油を塗ってお手入れ(*なければエゴマ油とかオリーブオイルでも)。

写真をはめ込み、枠の裏側にフックと紐を取り付けます。

壁には貼るタイプのフックをつけましたので、簡単に外せます。

さあ、設置してみましょう~。

あ、その前に壁を拭いて・・・。

さあ、ピクチャーウィンドウの完成です!

「は?」って思いました?

サイズが小さすぎるって?

これ、バカにできないですよ?

なぜかと言うと、「窓」を設置するために、キッチンを掃除するからです。

水濡れする場所には設置できないので、「水がかからない場所」を用意する必要がありますし、美しいものを置く時は、その周辺を掃除したくなるものだから。

少なくても壁は磨くと思いますし、人によってはキッチンから「いらないもの」を選別し、家から追い出すでしょう。

いらないものが減れば、合わせて家事の手間も無駄な出費も減りますので、暮らしが美しく、巡りが良くなって、自然と貯金もできるようになります。

ちなみに「花を飾ること」も同様。

花教室の体験レッスンを受講される方にも、「お花を飾ることを習慣にすると、部屋の中が綺麗になりますよ~。」と説明しているのですが、私の言葉が足らず、いまいちそのメリットを分かって頂けていない様子・・・(笑)。

お花のお稽古をはじめるのって、「美しくて慎ましい暮らしへの先行投資」にあたるのですが、そもそも先行投資の必要性って、他人に言われてカンタンに納得できることでもないですし・・・。

先行投資=未来の可能性を信じることでもあるから、諸事情でできない人だったり、考え方の違いであえてやらない人もいそう。

キッチンに額を設置した場合、こもりきりの料理に飽きても、ふと目を上げれば「自分の好きな風景」がそこにあります。

和みます。

額と写真のサイズが大きいほど効果はアップしますが、我が家は冷蔵庫の置き場所も含めて1坪キッチン。

すべてのキッチンツールは必要最小限のサイズ。

よって、額も必要最低限でハガキサイズです。

写真は季節ごとに変えようと思っています。

「窓から見える季節がいつも同じ・・・」って、おかしいですし。

この方法で「窓」を作るのは投資額が少ないし、施工もカンタンなので、気になった方はトライされてみてはいかがでしょう?

料理が好きじゃない・・・という方にはなぐさめになるかもしれません。

コツとしましては、『ここに窓が欲しいなあと思う場所』&『水に濡れない場所』に取り付けるだけ。

写真はお好みで。

美しいと思う風景であっても、「焦燥感を覚える場所」であったり、「ちょっと寂しい気分になる場所」、「陰の気配を感じる場所」は止めたほうがいいと思います。

その額を見るたびに、「瞬間的にその場所に心を飛ばすこと」になると思うので、明るい場所であったり、すがすがしい場所、自分と相性が良いと思える場所がいいかな~と。

私は春の戸隠の森にしました。

ちなみに「窓のあるキッチンへの憧れ」ですが、私は過去に「窓のあるキッチン」を使った経験があるのです。

結論としましては、「もろ手を挙げて、良いと言い切れるものじゃない・・・。」。

メリットは、朝~夕暮れまではキッチンの電気がいらないことです。

明るいので、夜間以外は電気が不要。

住んでいた間、蛍光灯を換える必要はありませんでした。

デメリットは、とにかく寒い・・・。

松本の5階に住んでいたとき、キッチンに小さなベランダがついていて、ドアも設置されていました。

隙間風がスゴイんです・・・。

ぴゅう~~~~~~~~~~~~~と、1日中、音がしていました。

換気扇のハネの向こうには、白馬岳が見えました。

周囲をぐるっと北アルプスに囲まれており、風の強い場所でした。

とくに白馬岳方向から吹く風がとんでもなく冷たい。

冬場はライトダウンを着用し、レッグウォーマーも装着して、モコモコになって料理していました。

真冬になると、気圧が変わるせいか、気温が下がるせいか知りませんが、土鍋のご飯がなかなか炊けない(笑)。

「松本市街地って、すでに高山なの?気圧が下界と違うの?」などと心の中で突っ込んでみたり・・・(*ベランダの植物は強風すぎて丈が伸びず、高山植物の長さで生長が止まります)。

水道をひねれば北アルプスの湧き水が出て、正真正銘の氷水。

キッチンが寒すぎて、「これ、なんの修行だ?」と思ったくらい。

極論ですが、「長野県のキッチン、一重窓だったらいらない。」と思いました(笑)。

2019年6月5日
買い換えたもの ~アイロン~

先月、長野市は34度台まで気温が上がる日がありましたが、我が家の室温は26度台をキープ。

ベランダから室内に戻るとひんやりとしていて、この室温であれば扇風機も必要ありません。

カブトムシが3月に成虫の状態で発見されたとかで、今年は昨年以上に暑くなることは想定済み。

エアコンなしで夏を越えるための研究?も昨年のうちにしてあったので、そのお陰で快適です。

具体的な対策については、「夏の部屋を涼しくする」といったタイトルでブログに書きましたので、御興味ある方は2018年のブログをご覧ください。

さて、今日は道具について。

アイロンを買い替えました。

前に使っていたものは、コードレスでスチーム機能が付いたもの。

自分で選んだものではありません。

プレゼントしていただいたものでした。

14年ほど使いました。

物持ちが良い家なので、家電であっても、簡単には壊れません。

このアイロンも壊れたわけではありませんでした。

ですが、「我が家で一番電気代を食べる家電製品」であることはわかっていて、ずっと気になっていました。

このアイロンの電源を入れると、文字通り、電気代が跳ね上がるのです(笑)。

日々の節電を一気にダメにしてしまうので、アイロンがけはスピードとの勝負でした。

私の価値観というか、ライフスタイルに合わなくなっており、「電気代がかからず&サイズがコンパクトで&機能がシンプルなもの」に買い換えたい。

かと言って、「壊れていないもの」って処分しづらいですよね?

製造から10年以上経過してしまったのでリサイクルショップの買取対象外ですし、「まだ使える」とか、「もったいない」とか、「エコの観点から、不燃ごみを出したくない」とか言って、結局のところは後回し・・・。

「電気代を食べ過ぎる古い古い家電」は、きっかけを作って、時間差で買い換えるしかありません。

今回はアイロンを買い換えることに。

いままではコードレスを使っていました。

使ってみた経験上、コードレスである必要はないです。

コードレスであっても、台に戻す1アクションは必要になるので、床に置くか、台に置くかの違いだけであって、「コードレスであるメリット」はなにも感じませんでした。

使っている最中に冷めてしまうことを考えれば、デメリットのほうが思いつくくらいです。

ということで、コードレスは止めます。

次にスチーム付きにするかどうか。

あれば便利ですが、1回のアイロンがけの最中に水が足りなくなりますし、水の分だけアイロンが重くなりますし、余った水を捨てる作業も必要になります。

「スチーム機能、なくてもいいんじゃない?」と思い、母に相談(*母は業務用アイロンを使っていた時期があるほどアイロン好き)。

「ウールをアイロンがけしたいときはスチームがあったほうが良い」という回答を得て、「私がアイロンがけするのは、ツレの通勤シャツとハンカチだけ・・・。ときどきパンツのしわ伸ばし程度。」と思い至ります。

アイロンがけは一番キライな家事なので、作業を最小限にすべく、自分の洋服は「アイロンがけ不要な生地&デザイン」しか選ばない。

となると、スチーム、いらないかも・・・。

ドライアイロン+霧吹きでいいなと結論づけ、ドライアイロンを注文。

機能が少なければお値段も安いですね~。

ちなみに霧吹きを新しく用意する必要はありませんでした。

キッチンで無水エタノールとハッカと水で作ったスプレーを常用していて、それをアイロンがけの際にも使えばいいだけの話。

置き場所も「いつもアイロンがけしている場所」から手を伸ばせば届く距離にあります。

アイロンの買い替えで霧吹きがプラスされようが、どうってことないわけです。

新しいアイロンを使ってみた感想ですが、コード付きのドライアイロンでよかったです。

重量がずいぶん軽くなって作業がラクになりましたし、見た目もアップして、サイズもコンパクト。

これだったら、キライなアイロンがけも面倒じゃない。

言うことありません。

「自分にぴったりの道具って、やっぱり大切だな・・・。なんでも良いってわけじゃない。」と思った今日この頃。

コードレスのスチーム機能付きのアイロンをご利用になっている方、まったく気にしないでください。

「私のライフスタイルに合うのはこっち。うまく変更できた~。」というだけの話です。

話半分で。

近年のライフスタイル本を読むと、お買い物のコツとして「事前にネットで口コミチェックするのも大事」などと書かれている本が散見されますが、「どうしてそこまで他人を信用するの~、なんてピュアなの。騙されたことないの?もしかして、騙されたり、誘導されても気付かないの・・・?」とすら思う。

それはそれで幸せであることは間違いない。

【追記:アイロンを買い換えてから、「洗濯した当日」にアイロンがけするようになりました。以前は「一週間分まとめて。嫌々。」でした。ドライアイロンなので、干した当日の湿り気を利用してアイロンをかけてしまいます。水を入れたり抜いたりする作業がなくなったことから、前よりも気安く作業できるようになり、ハードルが下がったようです。道具を変えて習慣が変わりました。】

2019年6月4日
のれんをリメイクする

賃貸暮らしの方は身に覚え?があると思うのですが、今日は「カーテンつんつるてん」な問題について書いてみようと思います。

引越しで数十万円かかった直後、カーテンを新居(賃貸)にあわせて、イチイチ買い換えていられないですよね?

私の経験から言うと、ほぼ確実に「次の引越し先」ではサイズが合いません。

たいがい、つんつるてんになります。

「なら、処分して、新しいものを買ったほうがいいの?」とも思いますが、「次の次の引越し先」では使えることがけっこうあります(笑)。

我が家の場合、部屋数が減ったこともあって、キャリーバッグの中には「1回おやすみ中」のカーテン類が保管されています。

使わないものが家にあるのがイヤで、今回はその中からのれん1つを引っ張りだし、リメイクしました。

のれんの二つに分かれている部分を手縫いして、1枚の布に。

夏のいまは布団の上げ下ろしをしていないので(*模様替えして、寝室を作った)、布団の足元にかけてベッドカバーとして使いたい。

当初、「サイズが小さいから、ハーフケットとしては使えないだろうな。」と思っていたものの、縫ってみれば、ハーフケットサイズでした。

のれんって、意外に大きいのですね。

柔らかくなっている麻ですから、夏場のお昼寝によさそう。

どんなことにも言えそうですが、「新しく購入する前」に家の中でウロウロと探し回るべきですね。

ちょっと加工したり、代用すれば、使えるものは色々あるようです。

さて最後にカーテン問題で話を締めます。

この問題の核心は、「つんつるてんのカーテンというのは、インテリア全体に『まにあわせ感』を強力に醸してしまうので、避けたほうがいい」ということ・・・。

「カーテンがつんつるてんなのに、他のインテリアが完璧なお宅」は存在しないのではないでしょうか?

おそらく「カーテンつんつるてん」がスタート地点にあるので、やる気に歯止めがかかるのかと・・・。

例外としては、「光を取り込むためだったり、足元の緑を眺められるように、意図的に足元の部分だけカーテンがかからないように調整した場合」で、こういったお宅は別の話。

見ないふりしたつんつるてんと、しっかり見た結果で丈がぴったりじゃないのは、そもそも話が違う。

これに気付き、無理やりにでも、カーテンの丈は直して使っています。

100均でパンツの裾上げテープを2個買ってきて、糸をほどいた裾にアイロンで貼るだけです。

それで対応できない場合は、家にある「使っていない布」を探し出し、縫い付けて長さを出しています。

やるかやらないかで印象は大違い。

2019年5月29日
この違いってなんだろう・・・

今日はレンタルブーケ1つをメンテナンスします。

私の気分により組み替えます。

こちらのブーケを作り変えるので、本日より、このブーケだけはレンタル受付を停止します。

材料も多少は入れ替えます。

組み替えによって雰囲気ががらっと変わってしまうため、完成後は「新作のレンタルブーケ」となります。

出来上がり次第、ブログで公開いたします。

さて、最近、リビングの白いテーブルの上に器を置いて、じ~っと観察することがあります。

そのもの自体に存在感があって、「絵になる器」と「絵にならない器」があるのです。

どれも気に入って使っているものですが、不思議と「存在感の差」があります。

「この違いってなんだろう?」と思い、器を前にして、理由をアレコレと考えているのです。

まず、我が家で一番存在感のある器は頂き物の湯飲み。

いわゆる「上手」なお品で、熟練の職人さんが手がけた1点もの。

量産しない器なので、実用品ではありますが、一種のアートとも言えるかもしれません。

10年ほど毎日使っていて(*我が家はなんでも日常使いします)、テリが出ています。

これまで1回だけ、破損の危機がありました。

私がリビングで派手に転び、この湯飲みも宙を舞ったのです。

そのときは、「放物線を描きつつ、リビングに置いてあったクッションの上に高台から着地する」というミラクルを見せてくれました(←転んだ状態で拍手した)。

出来が良い器というのは、持ち合わせている生命力も強いのでしょうか???

この器でしたら、おそらく「なにもない白い空間」ですら映えるでしょう。

そして、30年ほど使っているコーヒーのマグカップ、こちらも気に入っているのですが、存在感はイマイチです。

これも頂き物というか、景品みたいなもので、機械で作られた量産品。

同じテーブルの上に置いても、場を染めかえるような強い印象はありません。

30年近く、毎日使っていますから、テリは出ています。

「使っている時間の長さ」でしたら、1個目の器の3倍です。

「時間の長さには比例しないの???」と、これまた不思議。

漫然と使っているのではなく、気に入っているから使っているわけで、愛着という点からモノを言えば、さほど劣らないはずなのですが・・・。

この「存在感のあるなし」って、どこからやって来るのでしょう?

二つの器の違いと言えば、いま、気付くこととしては「手作り品か機械で作られたものか」と「1点ものかどうか」。

それだけで存在感の違いが大きく出てしまうもの???

もし、自宅内の道具すべてを「存在感のあるもの」にしたいと思ったら、「手作りの1点もの」を買い求めるより他ないのでしょうか?

そうすると、景色が五月蠅くなりそうですが(笑)。

そもそも「美しさ」って、どこからやってくるのでしょう?

「美」の定義もいろいろあると思いますが・・・。

つらつら考えてみたところ、エッセンスの一部として、「創作において自由であること」であったり、「同じ作業を繰り返した結果で身についた熟練の技」であったり、究極的に「結果において美しさを求めないこと。作為を離れた偶然の産物であること。」が上げられることには気付いています。

造花でレンタルブーケを作るときも、「この方向性でよいのかな?」などと考えたりします。

今月、我が家に連泊した人が最新作のレンタルブーケの横で立ち止まり、「何度見ても生花にしか見えない・・・。」と繰り返しつぶやき、最終的には「コレ、生花だよね。」と言い切るので(←暗示にかかったらしい)、作為はあるものの「自然に近いできばえ」ということで、まあ良いのかな・・・などと思っています。

他の器も取り出してみて、いろいろと考えてみるのですが、まだ考えが浅すぎて腑に落ちることはありません。

「そもそも、感覚的なことを頭で考えるからダメなんだよな。」と思いつつ、自分なりの答えが欲しくて考えてしまう。

ひとり悶々。

2019年5月10日
木のスプーンを磨いてみた

5月13~15日、花教室は臨時休業です。

16日(木)にメール返信等の事務は行いますが、レッスンはありません。

期間中にいただいたお問い合わせ・お申込みへの返信は、16日以降になります。

「本日18時まで」のご連絡には、本日中に返信させていただきます(*定休日:土日祝)。

さて、今日はカトラリーの話。

頂き物の木の匙がありました。

とある工房の作品で、職人さんの手作り品。

ノミで削った跡が残っている匙で、ゆる~い風情がほっこり。

最初に亜麻仁油でお手入れし、その後、使ってみました。

う~ん、匙の端っこがザラザラして唇に刺激が・・・。

よく見れば、オイルで手入れしたにも関わらず、まだ毛羽立っています。

見た目は好きな雰囲気ですが、使い心地があまり・・・。

持ち手の部分も、山桜の筋がきつく指に当たるなあ・・・。

「やすりがけ」と「オイルの入れ込み」がすこし足りていないのかも。

道具箱から紙やすりを取り出してきて、自分で磨くことにしました。

途中、唇や指の先で感触を確かめつつ、ひたすらスリスリ・・・。

ノミの跡が消えてしまったらNGですので、その辺は気をつけます。

全体としての形状は変えずに、肌触りをマイルドにしたいだけ。

その後、亜麻仁油のお手入れを2回追加して、ようやく「私が好きな状態」になりました。

このほか、自分で購入した木の匙1本を持っています。

松本市で買い求めました。

こちらのほうは、最初から使い心地に難を感じたことはありません。

どうやら仕上げの工法というか、手順に違いがあるように思えます。

それくらい使用感が違います。

「細心の気配りや作業の結果であって、このなめらかさは当たり前じゃなかったんだな・・・」と知りました。

この経験を通して思ったのです。

モノを作るときに、「どこまで磨くか?」とか、「どこまでそぎ落とすか?」という判断って難しいなと・・・。

研ぎ澄ませばモノが緊張して、使い手も緊張してしまいますし、自然からも遠ざかります。

だからと言って途中で手を緩めれば、使い勝手が悪かったり、場合によっては使う人が怪我をしたり、機能が足りないこともありえます。

「どこまで行くか。どこで手を止めるか。」という判断が本当に難しいなと思います。

究極、その難しさって、同じアイテムを自分で作ってみないと気付けない。

同じく頂き物のガラスコップがあるのですが、そのコップのユルさに癒されます。

黒い不純物がところどころで混じっていますし、形もゆがんでいます。

正直なところ、「作家モノとして一世を風靡する作風」にはなさそう。

底も多少は凸凹があって、水を注ぐと「計算していないであろう水の陰影、ニュアンス」が底に現れます(笑)。

その「不十分な感じ」・「肩の力が入っていない感じ」が一息つきたいときには良いのです。

頑張れば、他の人にでも作れそうなイージーな雰囲気もあったりして・・・。

「これこそ民藝なのかも・・・。このコップだったら、日本民藝館に入ってもおかしくないとか?松本民藝館には違うけど。」と思うくらいです。

そういえば、日本民藝館と松本民藝館から受けた「印象の違い」についてブログに書くと予告しつつ、書いていませんね。

まあ、そのうちに・・・。

2019年5月9日
障子を張り替えてみた ②

必要なもの:カラー障子、カッター、キッチンペーパー、障子のり、ハサミ、定規、えんぴつ。

張り替える部分を決めて(デザインを決めて)、そこをカッターでザックリとカットして、白い障子紙が残っている桟の部分に糊をつけて貼るだけです。

はみ出した糊は、固まる前に速攻で拭き取りましょう。

こう言えばカンタンですが、8枚張り替えるのに午後1~5時までかかりました・・・。

いままで不思議だったのです。

「障子で市松模様にしたらカワイイだろうに、ネットで画像検索しても出てこないな・・・」と。

やってみてわかりました。

大変すぎて、きっと、やらないんですよ・・・。

「カラー障子紙の売り上げをアップさせたい!」とか、明確な営利目的であったり、リターンの見込みがなければやらないのでしょう。

そもそも実利を抜きにした場合、苦労してまで家に手をかけない方が多いとか?

貼り付ける桟の部分が狭いので、そこにカラー障子紙を置いた後、「指で四方に伸ばす感じ」で貼り付けていくわけです。

紙にプレッシャーをかける作業をしないと、びよんびよんに弛みます。

格好悪いですし、衝撃で太鼓みたいな「ボアン」とした音が鳴ります。

いちいち指でプレッシャーをかけつつ、ハリを出す作業が必要なので、1枚ごとに時間がかかります。

障子紙を張り替えた枠は拭き掃除もしたので、なおさら時間がかかりました。

私はもうやらない(笑)。

ということで完成です(*ツレが穴を開けたのは、一番左の枠)。

アップだと青っぽい障子紙ですが、セッティングすると弱いながらも光を透過するので、浅黄色っぽく(水色っぽく)見えます。

コツとしましては、

① カッターで白い障子紙をカットする際、白い繊維が残らないようにギリギリのところを丁寧にカットする。

② 糊はつけすぎないこと。表に響く。カットした際、周囲の白い障子がはげかかっている場合は、つまようじなどを使って、糊を補強すること。

③ 指で四方にプレッシャーをかけて、伸ばして圧着。

④ カラー障子紙は1枚目をカットした後、続けて2枚目以降をカットするのではなく、まず1枚をお試しで張ってから、2枚目以降のサイズを決めてカットすること。

⑤ 張る前に、カットしたカラー障子を光にかざして、嫌いな柄が出ていないかチェックしてから張るべし。

私の場合、⑤に関して1枚だけ失敗しました。

商品を信用してチェックしないで貼っていったところ、2枚目に貼った紙だけは透きの精度が微妙な部分だったので、水玉みたいな変な柄が2個出ていて、ゴミっぽいものも入っていました。

がっかりしましたが、やり直しはしませんでした。

ちなみに「張替え前」と「張替え後」。

仮の話、障子の枠が天然木だったら、カラー障子には張り替えなかったです。

シンプル好みなので、白いままにしておいたはず。

写真だとよくわからないと思いますが、実物の枠は本当にチープで、風情もなにもない(*一番上の画像を見ていただければ分かりますよね?)。

周囲の小物なども総動員して、錯覚というか(笑)、ほとんど力づくで空間に馴染ませました。

ベランダとの出入りが多いので、日中は片側に寄せていて、残り半分はカーテンをかけています。

通行人から和室の中が丸見えになりますし、畳の上に座っていると、通行人と目線の位置がぴったりになる関係なので・・・。

和室で寝る場合は、この上に遮光カーテンをかけています(*カーテンレールは付いていませんが、取り外し可能な状態にして、自分でそれらしくしました)。

目の前に常夜灯の外灯があって、障子で防げないほどに明るすぎ・・・。

カラーにしたことで「ステンドグラス風」になって、ツレも「光が透けるといいね。圧倒的に垢抜けた~。」と言っています。

家の中で唯一愛せないアイテムだったのですが、いまでは可愛いです。

「やっぱりインテリアって、窓辺と照明の工夫がキモだな。その後に椅子の置き場所というか、目線に入ってくる風景作り。」と思います。

時代の流れにケンカ売ってるのか?と思われるかもしれませんけれど(笑)、私の考え方からすると、キモは「整理」とか「収納」じゃありません。

「本当に必要で、使用中のもの」だけ所有していれば、さほど頑張って納める必要はありませんから、「整理」の優先順位は低くなり、そこに労力をかけることもなく・・・。

ということで、「市松、やってみよう!」というチャレンジャーな方は、紙のコンディションをしっかり確認してから貼ってくださいね。

カラー障子紙の色については、「張り替えたい部屋の環境や、建具の素材にあった色」を選ぶと、にじみが出る感じで風情が出るというか、部屋に馴染んで成功するはず。

「浅黄がおすすめ」と言いたいわけではありません。

そして、「全面市松模様」は私だったら絶対やらない。

労力が大変すぎるので。

窓辺のおしゃれやお悩み(*通行人と目が合うから、カーテン閉めっぱなしでつまらない等)については、機会があったら、またブログに書こうと思います。

日本の窓辺って、よほど高層階でない限り、ほとんどのお宅がレースカーテンを閉め切っているのが特徴だと思うので、意識的にか無意識かはわかりませんが、窓辺が気になっている方も多いはず。

解決方法はあります。

今回の「一部、市松化」を通して、あらたに気付いたこともありますので。

2019年5月8日
障子を張り替えてみた ①

1年間、予約の順番を待っていた図書館の本があり、GWの最終日に割り当てられて、連絡が来ました。

これは予想していました。

3月31日に予約本の割り当てが増えるのと同じ理論。

この世の中、人間の行動に限るなら、予想できることも多いってことですよね・・・。

GW中、家の中を大掃除して、ゴミが大量に出て置き場所に困っている方もいらっしゃることでしょう。

さて、GWちょっと前のことですが、ツレが障子に穴を開けました。

大家さんが窓周りをリフォームしたであろう時に、「クレセントを回すと、障子にぶつかる」という不思議な仕様になってしまい、障子の引き方が不十分のまま鍵を開けようとすると、障子に穴が開きます。

入居以来、私は一瞬たりとも油断せず。

ツレは油断しまくっており、穴が開きました・・・。

部分的に補修するのは見た目がよろしくありませんし、だからと言って、全体的に張り替えるのはエコから遠い。

「なにか良い方法はないだろうか・・・。」と考えて、前々から気になっていた市松模様に張り替えることに。

ツレが穴をあけた部分を基点にして、そこから「一部分だけ市松」を計画。

「全体的に市松にするとクドい・・・。」と考えたからです。

ちなみにこの和室、南向きですが、数メートル横に建つ別棟のマンションが太陽光をブロックしてしまうため、「利休の茶室並み」に暗い部屋。

GW期間中のツレは、「ねえ、この部屋って、いつもこんなに暗いの???」と私に尋ねるくらいです。

写真の明度を上げてみた。 ↓

近所のホームセンターにでかけ、カラー障子紙を探します。

700円くらいの浅黄色にしました。

色には理由があります。

我が家の障子、スチール?のような金属の枠に、木目調の塗装をしたものなのです。

おそらくですが、窓周りリフォームの際に大家さんがカビの害から逃れられないことに気付き、木製から「かびないもの」に変更したのだと思います。

はっきりいって、チープ。

どうにもチープです。

私は自然素材が好きなので、入居以来、この障子だけは愛せません。

そこにあっても「見ないふり」をしていたり、夏場はかたづけていたのですが、ふと、思いついたのです。

「圧倒的な人工物には、人工物で対抗するしかないのでは?」ということに。

設定として、「普通の障子」ではダメなのです。

作為丸出しで、アート方向に進むしか、道はないのだろうと思いました。

例えば、化繊の洋服を購入した際、家にある天然素材の洋服とは合いませんよね?

化繊には、化繊でないとしっくりこない。

ということで、「圧倒的に人工的に!」という方向で心を決めました。

GWを利用してアートすることに。

木枠っぽい塗装が薄い黄色みを帯びた色だったので、それに馴染むように浅黄色のカラー障子紙をチョイス。

さて、どうなることやら。

次回は張替えの話。

ちなみに、「普通の白い障子から、白い障子に全面張替えする方法」は過去ブログに掲載されています。

実際にやってみた印象ですと、白→白の全面は初級者向け。

今回は上級者向け。

2019年4月12日
ギャッベと暮らす ⑥ ~半年経過して・・・~

ちょっと前、信号機のない横断歩道で車が止まってくれる都道府県について、長野県が1位らしいとブログに書きました。

昨晩、めずらしくテレビをつけたのですが、たまたまローカルニュースでその特集をやっていました。

「長野は(停止する率が)50%台、本来、100%じゃないといけないんですよね・・・。」と話しているところでした。

たしかに半分の数字で満足している場合じゃない。

「歩行者のマナーがいいから、車も停まる気になれるのでは?」というアプローチもあって、なるほどなと思いました。

長野市では、車が停まってくれたら左右に会釈したり、男性は手を軽く挙げて挨拶したりします。

脚を傷めているとか理由がない限り、小走りで横断する人が多め。

そういえば東京から引っ越してきた方から、「長野市の人って、車が停まってくれると小走りで前を通るんですね。前住んでいた場所では、走る人はいなかったですよ。」と言われたことがあったなあ・・・。

さて、引き続き長野ネタで。

長野市内の家具屋さんから、2019年春のギャッベカタログをお届けいただきました。

私がギャッベを購入したのは昨年の秋。

早いもので、もう半年が経過。

ということで、「半年、ギャッベと一緒に過ごした感想」です。

まず、私の掃除方法について。

5日に1回くらいは掃除機をかけます。

1ヶ月に1回くらいは、ギャッベをめくって裏のフローリングも掃除機かけています。

汚した経験はありませんので、掃除機をかけるだけで済んでいます。

置き場所について。

家の中で移動させていますので、いろいろと変わるのですが、いまはこんな感じ。

コタツに足を突っ込んでいなくても、寒さに耐えながらぎりぎり過ごせる時間帯が増えてきたので、朝食会場を東の部屋に作りました。

ギャッベは死ぬまで使うつもり。

「こまめな移動」を心がけ、家の中で遊牧民しています。

松本市に住んでいるときに気付いたのですが、たった1年であっても物を「固定」してしまうと、偏って日焼けして傷んでしまいます。

長野県は標高が高いので(*人が暮らしている平らなエリアは400m~1000mくらい)、お日様のパワーも強め。

想定外のダメージがあるので、移動することでリスクを減らしています。

今はクローゼットの前に敷いて、そこで座り込んで着替えています。

冷え取りで靴下を重ね履きしているので、床に座って着替えられるのがとても良い。

ギャッベを購入する前はいちいち和室まで靴下を持参し、そこで履いていました(*フローリングはキンキンに冷えていて座れるものじゃない)。

ギャッベのお陰で動線がシンプルになり、着替えも楽しくなりました。

フローリングがキンキンに冷える地域にお住まいであれば、見た目だけでなく、機能としてもお役立ちアイテムだと思います。

机と椅子を置いていますが、机の下にスツールを入れてしまえば場所が広くなるので、着替えもラクラク。

「机の脚の跡がつくよね?」と疑問に思われた方がいらっしゃるかもしれません。

お話したように、「ギャッベのまめな移動」をこころがけているので、脚の跡もつきません。

多少ついたとしても、へこんだ部分を手でなでなでして放置しておけば、わからないようになります。

ギャッベに飽きてはいませんし、良いお買い物だったと思います。

我が家が無地を選んだことも多少は関係するかもしれませんが、見ていて飽きません。

「自然に近いモノ」ほど、見ていて飽きないのかも・・・。

お誘いのカタログを頂いたので家具屋さんに春の新作を見に行きますけれど、二枚目が欲しいとは思っておらず、この1枚で十分に足りています。

インテリアコーディネーターなので、目の保養であったり、情報収集のためにでかけます。

無理やり、ギャッベのデメリットを上げるとすれば、遊び毛。

洋服についた毛が家中に広がるので、どこを掃除しても羊の毛が混ざります。

ちょうど半年経過しましたが、まだ遊び毛は収まりません。

私の印象としては、「購入から1年経過すれば、さほど気にならなくなるかも・・・。」といった程度です。

あと、羊臭はもう気になりません。

「遊び毛のため、最初の1年は家全体の掃除をこまめにやる必要がある」と思うので、デメリットらしきものといったら、それくらいでしょうか?

あと、ギャッベはけっこう重量があります。

我が家は4畳半くらいのサイズを選びました。

私一人で運搬しようとすると、すごく頑張ってぎりぎり可能。

重いので、持ち運びしやすく、うまく畳む必要があります。

「腰や腕の筋を痛めるとイヤだから、持ち上げずに済む方法を自然と模索してしまう程度」には重い。

それだけ厚いということですが。

「柄(ぱっと見の印象)」のほかに、サイズ選びも重要かと。

ということで、何か気になることありましたら、お問合せフォームからご連絡いただければと思います。

ご依頼あれば、個別にメール等でご相談を伺ったり、お店のご案内や同行もできます。

その際は「実際にいま使っている人&インテリアコーディネーター」として、お供させていただきますね。

お問合せフォームから、日時をご相談ください(*当教室の定休日は土日祝)。

春の新作は4月20日~の展示だそうです。

それ以外の期間に常設もあります。

最近、雪がちらついて冷え込んでいるので、長野市街地では桜の開花はまだ。

このまま冷え込みが続けば、桜も一緒に楽しめるかもしれません。

お高い買い物なので、誰だって失敗したくない。

「実際に使っている人」に聞くのが一番安全で近道かと。

2019年4月10日
臨時休業のワケ

長野市内の家具屋さんから、展示会のご案内をいただきました。

なんの展示会かと言うと、春の新作ギャッベ。

会期が始まったら拝見しに行くのですが、それに先立って、今週の金曜はギャッベに関するブログをアップ予定(*使いごこちについて)。

ご興味ある方はぜひご覧ください。

さて、4月1日以降、花教室で臨時休業を長~く頂戴しているにはワケがありまして・・・。

実は引越しを検討していました。

といっても、移動距離はほぼ「ナシ」。

同じマンション内で「日当たりの良い2階以上の部屋」に引っ越そうと画策していたのです。

いまの部屋は暗くて寒いので、私の体質に合わないとツレが判断。

3月に入り、新しく部屋が空いたので、家賃がお高くなりますがそこに引っ越そうか・・・と思っていたのです。

ところが・・・。

清掃前に内見させてもらったところ、入った瞬間にタバコ臭い。

リビングはヤニで黄色くなっています。

5分ほど室内にいただけですが、髪の毛はタバコ臭くなり、洋服もタバコ臭くなり、帰宅後はシャワーを浴びて洗濯したくらいです。

状況からして、日中に在宅している方がヘビースモーカーだったのだと思われます。

ベランダで吸っている姿は一度もお見かけしたことがなかったので、室内吸い。

そして、家のメンテナンスに興味がないか、もしくは方法をご存知なかったらしく、タバコ抜きにしても状態が・・・。

清掃程度のメンテナンスでは健康被害がある部屋だと感じ、「家賃アップになることを踏まえれば、これ、ありえないよね?」と思い、話は振り出しに戻りました。

とは言え、管理会社さんは「タバコに敏感な方でも住める状態にします。」とおっしゃっていたので、「メンテナンス終了後」に見せてもらうことにしていたのです。

その後、クロス張替えや畳入れ替えなど、いろいろやっている様子でした。

業者さんが入れ替わり、立ち替わり。

「メンテナンスに3週間かかった」という事実からしても、相当に荒れた状態であったとご想像いただけるかも・・・。

通常使用なら、メンテナンスは3~5日程度のマンションですから。

メンテナンス後、再び内見させていただいたものの、手入れしていない廊下や玄関に燻し臭が残っています。

建具や天井、スイッチ等も燻されていますがそこを清掃していないので、残留物は確実にあります。

私は玄関で立ち止まったら胸焼けを起こしてしまい(*もっと言えば、「玄関ドアを開ける前」からすでに臭っていました)、「頑張ってもらったけど、ウチはやっぱり無理・・・。他の方にどうぞ~。」ということで管理会社さんにご連絡したわけです。

こちらとしては「引越しナシ」で結論をつけました。

ですが、管理会社さんはまだまだ粘ってくれる気があるらしく、追加でクロス張替えを決めたと・・・。

とは言え、いつまでも「引越しするかどうか分からない部屋」にあわせて花教室を閉めているわけにもいきません。

18日にレッスン再開を決めました。

東京への出張も予定に入れましたし、上記したように、ギャッベの展示会へでかける予定も入れました。

粘ってメンテナンスして頂けるのはありがたい話なのですが、どうしてそこまでしていただけるのか分からない。

まあ、私達が話を蹴ろうが蹴るまいが、その部屋はファミリー用の広さなので、「タバコの匂いと害が残る部屋」に高い賃料を払ってまで入居する子連れファミリーが存在するとは思えません。

管理会社さんが言うように、「タバコに敏感な方でも大丈夫な部屋」にしない限り、その部屋に未来はない。

我が家の判断が試金石というか、ほとんど踏み絵?にされているような気がしてきました(笑)。

まあ、なるようにしかならないですよね。

ちなみに「毎日清掃」&「毎日換気」って強力です。

どんなに悲惨な家でも、毎日、磨き続けていると、3ヶ月くらいで状態はアップします。

経年の汚れで色と匂いが残る場合、1ヶ月じゃ無理。

私の経験で言えば、連続して100日ほどの清掃が必要になります。

プロの清掃は「ぱっと見の印象をアップさせる部分」に特化しているので1~2日で終了しますが、「匂いの元」は見えないところにあります。

入居することになった場合、私には100日の清掃が課されます(笑)。

柱や建具、張り替えなかった部分のクロスも磨かないといけないので、家の状態からして100日は必要でしょう。

清掃しているほうは他人の汚れを毎日磨いて落としているわけで、「悟り」を開く心境になれます。

高い賃料払ってまで、バカバカしいと思われます?

それがですね、「得るところ」は確実にあるのですよ。

目に見えないだけで。

「星の王子様」の中で「大切なものは目に見えないんだよ。」的なことが言われていましたが、まったくその通り。

目に見えないものをあえて掴みにいった場合のみ、「時が経っても失われないもの」を得られるのかなと・・・。

結局のところ、試練を与えられない限り人間はステップアップできない、といったところでしょうか。

引っ越すか引っ越さないかは、時の流れに任せるというか、玄関ドアを開けた際に「一筋の明るい光=瑞兆が見えるかどうか」です(笑)。