‘手作りの話’ カテゴリーのアーカイブ

2018年7月3日
金継ぎ、はじめました ~作家モノの茶碗~

連日35度超えです。

昨日の午後、睡蓮鉢にカエルさんが戻ってきました。

我が家のベランダが気に入ったようです。

今度はホテイアオイの上ではなく、睡蓮の葉っぱの上に陣取って夕涼み。

お尻と後ろ足が沈んで水にちょっと浸かっているので、それが気持ちいいのかも・・・。

その後、鉢の縁に移動して、ローズマリーの木陰で風に吹かれるケロタン。

勝手な想像ですが、人間で言うところの「ちょっと一休みしたいときの公園」みたいなポジションなのかも。

今日も最高気温は36度予想らしいので、ケロタンは戻ってくるかもしれない。

さて、今日は金継ぎ話。

2個目の修理をやってみました。

数年前に長野市内で購入した作家モノのお茶碗をなおします。

洗っている際、うっかりと他の器とこすってしまい、縁が欠けました。

いま修理しているのはほとんどアンティーク品(*購入時、器に難があったもの)なので、私が壊してしまった唯一の現代モノの器になります。

大きめに欠けたので、ほつれの修理なのか、欠けの修理にすべきか分かりませんでしたが、ほつれとして作業することに決めました。

① マスキングテープで養生

② 錆び漆

③ 錆び漆 → 砥石で研ぐ (2日寝かす)

④ 錆び漆 → 砥石で研ぐ (4日寝かす)

⑤ 弁柄漆 (寝かす) →軽く研ぐ

⑥ 弁柄漆 (寝かす) →軽く研ぐ

⑦ 弁柄漆→金粉まき

⑧ 仕上げ(漆を塗って、硬化後にメノウで磨く)

の8工程にしました。

この作業で分かったことは、砥石で研げば、不恰好な錆付けも丁寧にならして重ねていけるので、砥石はお役立ちだなってことです。

砥石に当たった部分はこすれて白っぽくなり、当たらない部分(錆付けが足りなくてへこんでいる部分)は色が変わらない。

ということで、濃い色部分に錆付けして、厚みを足せばいいわけです。

「紙やすりと小さい砥石、どっちがいいんだろう・・・」と思って、両方を準備したのですが、この作業には砥石が使いやすかったです。

そして、錆び漆の作業を丁寧にやらないと、その影響が弁柄漆まで波及するので、「下地が大切なんだな・・・」とよくわかりました。

あと、2個目の器に金粉はたっぷり撒きました。

1個目の修理でケチったところ(笑)、金の厚みが足りなかったようで輝きに欠けました。

撒くタイミングはさほど悪くなかった気がするので、仕上げの漆の濃度が濃すぎたのかも・・・。

上塗りをするつもりはないので、黄土色のような微妙~な色合いのままで使うつもりです。

金継ぎするなら、金粉をケチってはいけない(←金言のつもり)。

そして、漆仕上げのままも悪くない(←第二の金言のつもり)。

金粉は超お高いだけに、金粉仕上げにこだわる必要はないですね・・・。

いろいろと失敗加減ですが(笑)、次の修正点がなんとなく分かった、という点では満足しています。

重力に対する配慮が不十分なので、最後の漆が垂れた分だけ継ぎ目の一部分に厚みが出てしまい、きわに陰影がついてしまったのも反省点。

ちなみに私の金粉グッズ。

*青い和紙・・・金粉が飛び散ったときに目に見えるように

*筆・・・付着しすぎた金粉をはらうため

*金粉

*青いケース・・・漆用の筆置きに使用中。金粉の包み紙の重石にも。

*カフスケース(アクセサリーケースとして使用)・・・重石の2個目

金粉を扱うときは実に真剣なので、マスクをして、窓も閉めてやります。

だが、しかし・・・。

この器、あまりにあっさりと軽い力で欠けた器です。

私が器を壊してしまうことはめったにないので・・・。

今回の修理で、「こういう作家モノの器はもう買わないことにしよう。」と心に決めました(笑)。

再び軽い力で欠けてしまった場合は、迷いなく、修理しないで処分すると思います。

器は毎日使う道具ですので、機能も大切。

割れやすい碗はそもそも使用に耐えません。

「見た目優先で器を選んでしまった・・・」という意味で、過去の買い物に失敗を感じていますが、失敗のおかげで修理するワザを得たので、今回はこれで良しとしました。

2018年6月25日
金継ぎ、はじめました

W杯の日本戦、面白かったようですが、私は見ていません。

月曜がちょっと忙しい・・・と思っていたので、いつも通りに寝ていました。

同点になると気配で目が覚めるので、「なかなか面白いというか、一生懸命、真面目に走り回ってる好ゲームなんだな。」と音で分かりました。

目で見なくても、パスがよく回っているのもわかりました。

だからと言って、お布団から出て観戦するタイプでもありません。

目が覚めるたびに喉が渇いていたので、「室内が乾燥しているのかなあ・・・」と心配していました。

心配していた理由は「漆」です。

今月から金継ぎを始めました。

1回の工程は匍匐前進のごとく、わずかです。

花教室のレッスン当日はもちろん、前日も準備で忙しいので金継ぎはやりません。

初めてのことでやり方や適量がよく分からないので、慎重に進めています。

1回1時間以内の作業ですが、家事や部屋の片づけを終えてからでないと始められないので、それなりに手間ですね・・・。

作業自体に難しさはさほど感じていませんが、漆かぶれを予防するために装備をしっかりしたり、手順に気を使うので、それが面倒です。

「うっかり付着」ですら防ぎたいので、私の場合、マスク+頭にはタオル+アームカバー+手袋の装備をして、作業着として決めた洋服を着用しています。

私より、ツレのほうが漆に敏感な可能性があるので、うっかり拡散を防ぐため、手袋は1回ごとの使い捨てにしています。

「頼むから、作業中に宅急便は来てくれるな・・・。」と思いつつ作業しているものの、だんだんと筆遣いに慣れてきて、作業が早くなってきたように思います。

最初はほつれの修繕から始めました。

人生で初めて金粉も使ってみました。

ほつれの修繕が終ったら、割れた皿に取り掛かりたいです。

2018年5月30日
金継ぎ、はじめました ~割れの修繕になりました~

昨日はネコ運が良かったです。

ひさしぶりに、名前をつけたご近所のネコちゃん(*丸々&ツヤツヤで可愛い)に会えましたし、新顔のミケネコにも会えました。

ようやく気付いたことがあるのですが、長野市のネコはきっぱり夜型です。

「松本より数が少ないのは分かるけど、どうして会えないんだろう・・・」などと悶々としていたのですが、実に簡単な話で、松本のネコは昼に活発なネコが多く、長野は完全に夜型でした。

松本の気分で探していたから、長野では会えなかったわけです。

昨日はそれに気づき、外出を午前中ではなくて夕方にしてみました。

普通に遭遇できました。

さて、今日は金継ぎ話。

金継ぎ予定の器の中で、「ヒビの修繕ではなくて、意図的に割ってから修繕しようかな・・・」と検討中だったお皿があるのです。

お皿のコンディションやヒビの具合からして、そのように悩んでいましたが、「べつに急ぐこともないし・・・。」と思って結論を出さずにいました。

問題は解決しました。

先週末に自然と割れたので。

稲妻が走ったように、見事に真っ二つです。

お皿が「不器用な人間に無理やり割られるくらいなら、こっちから割れてやる。」と考えたのかもしれません。

それくらい見事な割れっぷり&タイミング・・・。

高台がガタガタいっているお皿だったので、割れたことにより、ガタガタ言わないポジションが確認できるようになりました。

重力にまかせて自然にセットすると、皿の表面に2ミリ程度の高低差が生まれます。

思っていたよりも重症。

疲労骨折みたいなものですので、悪いところをケアしないまま継いでも意味がないというか、すぐにまた割れるでしょう。

ちなみに、このお皿を焼いた職人に腹を立てているわけではありません(笑)。

私の妄想によりますと、第一次世界大戦が終った後にドイツ辺りで焼かれたお皿だと感じるので、「いろいろあった時期だろうに、よく焼いたな~。」と思うだけです。

「仕方ない、高台を削って調整するか・・・。うまくできるか分からないけど・・・。砥石?荒い紙やすり?」ということで、梅雨入り前ですが、作業を始めました。

400番の紙やすり1枚で、ひたすら研磨しました。

400番で2ミリを削り出すので、けっこう壮大な話です(←皿は磁器・笑)。

やってみるとわかるのですが、作業中は「永遠」を感じます。

一気にやろうとすると萎えるので、途中、メダカの赤ちゃんをすくったり、NHKラジオを聴いたり、洗濯したり、教室の生徒さんに返信メールを送信したり、中断&再開を繰り返しました。

「このへんが落とし所だろう・・・」と思える具合に到達するまで、3日間、かかりました。

涓滴岩を穿つ・・・。

私の作為は最小限にしたかったので、お皿が自ら割れてくれて助かりました。

「この世の中、時間が解決してくれることは確実にあるよなあ~」と実感。

もちろん、なんでもかんでも先延ばしすることを良しとするわけではないものの、「時が満ちるタイミング」はあるように思えます。

ということで、梅雨入り前に金継ぎの下準備が整いました。

あとは梅雨入りを待つだけです。

2018年5月24日
金継ぎ、はじめました ~ムロを用意する~

起床してカーテンを開けつつ空を見上げてみたところ、「今日から雲の色が変わったな・・・」と感じました。

近所の川の水位がいままでになく低くなったので、周囲の山々では雪解けが完全に終ったのかもしれません。

季節が切り替わろうとしている印象。

例年、「雲の色が変わった」と感じたころに押し入れの掃除などをしています。

梅雨入りするとカビやダニが一気に発生しますので、悲惨なことにならないように、先手で準備を始めます。

ちなみに気象庁の発表する梅雨入りのお知らせは、まったく気にしていません。

発表されてからでは遅いので・・・。

ということで、金継ぎの準備を始めます。

基本となる道具は揃えましたので、自分の作業着と器を保管する箱を用意します。

まずは衣装。

漆は水では流せないらしく、付着してしまったら油で拭き取るのだそうです。

となると、綿では都合がよろしくない・・・。

付着させないのが一番ですが、「うっかり」は誰にでもありますので。

ナイロンの上着と、ナイロンのアームカバーが欲しい。

上着は家にあるもので済ませますが、アームカバーは100均で購入することにしました。

そして器を保管する箱です。

家にあった段ボールを持ってきて、作業台の近くに設置して封をしてみました。

温度20~25度、湿度70~85%くらいが必要らしいので、「なにもしない状態」で、数値を確認してみます。

ツレが会社から景品としてもらった温湿度計があって、正直なところ、「これ、売り払ってもいい?・・・・・・・・・。」と思っていたのですが(笑)、まさかこんなときに役立つとは・・・。

段ボールの中にセットします。

なにもしない状態(段ボールの蓋を閉じた状態)で温度湿度を確認してみたところ、21.3度、61%でした。

湿度だけプラスになるように管理すれば、このまま使用できそうです。

濡れタオルを置いてみたところ、晴れた日のお昼どきでも69%。

段ボールの底を霧吹きで軽く湿らせると、76%まで上がりました。

我が家の場合、「霧吹きで底を湿らせて、濡れタオル1個を同封」にすると、コンディションが良さそうです。

ということで、今日はアームカバーを買いにでかけます。

ヒビが入っている皿も金継ぎするのですが、今朝になって、「ヒビの修繕ではなくて、自分で意図的に割ってから繕ったほうが状態が良くなるかも・・・」と考え始めました。

そもそも作りにゆがみがあってガタガタしていた皿で、おそらく「ゆがみ+日常使い」がヒビの原因かと・・・。

繕いで微調整が可能かどうかも知りませんが、自然とヒビが入ったものなので、お皿が「ここがムリ~」と訴えている箇所なのかもしれず、それを繕ったところで根本的な修繕にはなりません。

自己満足で終るというか・・・。

自分で割って繕うとなると、シロウトがやるにしてはかなりの大仕事になりますので、いくつかの器でほつれの繕いなどを経験してから、最後に着手するかもしれません。

まあ、100年近く前のお皿ですし、いまさら急ぐ意味もないのでゆっくり考えます。

2018年5月22日
金継ぎ、はじめました ~道具を揃えてみた~

「2018年の梅雨」から始めると決めていた金継ぎ。

道具を揃えてみました。

金継ぎの本は、昨年のうちに何冊も読了済み。

「自分にとって、使いやすい道具」は経験を積んでみないとわかりませんので、道具は初心者セットを購入してみることに。

先達に習う意思がないため、自分で失敗経験を積む必要があって、迷っているよりも始めてしまうほかありません。

ウダウダ言って動かないでいると、結局のところ、なにも得られないまま人生が終わりに近づくだけですし・・・。

セットを見た感じ、「もっと小さめのヘラが欲しくなるんじゃなかろうか。」ということと、「筆が欲しくなりそう。」と思ったのですが、実際に使ってみないと分かりませんので、まあ失敗含みのお買い物です。

修理が必要な器は、いま現在で4つあります。

* 茶碗のカケ×2個

* 皿のヒビ

* 壺の口のカケ

切羽つまっているのは茶碗。

我が家、カケさせてしまったあとに他の器を買い足していないので不便しています。

さっさと直して、また使い始めたいです。

次は皿のヒビ。

ヒビが入った状態で毎日使用しているので(←お皿も余分がないので)、いつか割れるんじゃないかと心配しながら使っています。

壺の傷は正直どうでもいいのですが、ついでなので直しておきたいといった程度です。

ということで、梅雨の気配を感じたら、すぐに始めます。

2018年1月10日
ダウンジャケットの穴を修理してみた

いきつけのパン屋さんに、朝一番で行ってきました。

珍しく、焼きたてのクロワッサンが食べたくなったので(←私にとってはぜいたく品なので、めったに買わない)。

道中、とあるお宅の窓辺で朝日を浴びている茶白のネコちゃんを発見。

太陽に向ってオスワリしていたのですが、気持ちよくなってきたようで、まぶたがちょっとずつ重~く・・・。

「今朝はツイている!」と気分を良くし、クロワッサンのほか、菓子パン1個、惣菜パン1個をゲット。

いつもバケットと食パンしか買わない客なので、「今日は快晴なのに、これからふぶくのか・・・」などとパン屋さんから思われたかもしれない。

このパン屋さんから年始にクッキーをいただいたので、その返礼も兼ねています。

お店相手なので、究極、「商品の購入」でしかお返しはできません。

次回からは、また「焼きたてバケットと食パンしか買わない客」に戻ります。

さて、今日は冬物お手入れの話。

この時期、どなた様もご経験おありでしょう。

「寒くなったので、1年ぶりに冬物を取り出して着てみたら、無残にも虫に食われていた・・・」という事件です。

とある氷点下の朝、ツレが「今日はダウンを着ていく。」と言い出しました。

立派で暑過ぎるダウンらしく(笑)、1年に1回か2回しか着用しないので、出番少なめのジャケットです。

着用したツレ、「あ!」っと声を上げます。

右腕に直径1cmほどの穴が開いていました。

虫食いだと思います。

虫ってグルメですよね・・・。

よりによって、「我が家で一番高級な洋服」を食べてくれました。

このジャケット、実は私の印象がよろしくない。

私のケアが不十分だったのも、穴が開いた原因の一つです。

ツレが知人から有償で譲り受けたものでした。

私、物を処分するときに、「知り合いに有償で譲る」というコマンドがないのです。

知人に譲るのであれば、常日頃のご恩と、不用品・買い物の失敗を引き受けてくれることに感謝の気持ちをこめ、無償で譲ります。

有償で手放したいのであれば取引相手は面識のない他人か業者にしますし、手間を省きたいなら儲けが少なくてもOKとし、自分の儲けを多くしたいなら手間と時間をかけて手放します。

楽して儲けも取りた~いなんて、私にはありえません。

寒冷地に住んでいれば「冬コートは財産の一つ」ということは理解できますが、人としてみみっちいことはしたくない(笑)。

ということで、来歴からしてコートに愛情が持てず、天気が良いときにはベランダに吊るし、そのほかは防虫剤を入れて保管していました。

で、虫食いの穴が開きました。

海外ブランドのダウンです。

人から譲り受けたものなので製造時期が不明。

メーカーに布が残っているのかどうかも想像つきません。

肩から外し、見えないところからの切り張り作業になると、いったいいくらになるのか・・・。

私の予想ですと、一番簡単な修理方法であっても費用は2~3万円になると思われました。

そこに往復送料がプラス。

1年に1~2回しか着用しないコートにそんな投資はできません。

自分で修理することにしました。

似た布さえゲットできれば、なんとかなります。

足と手を使って稼ぐ作戦。

いろいろ見て回った結果、「少し色が濃い目の布」であれば目立たないなと結論づけました。

ブランドのワッペンに対して左右対称の位置に穴が開いたので、「幼稚園児みたいな可愛いワッペンでもつけて終わりにしようか・・・」と一瞬思いましたが、ツレが泣いて嫌がるかもしれず、それは思いとどまりました。

ジャケットの表面生地はウールだったので、日本製の尾州ウールをチョイス。

ちょうど冬物セールで半額になっていました。

50×70cmくらいでも1500円する高級生地なので、半額は助かります。

手芸屋さんで接着のアイテムも購入してきて、アイロンで加工します。

適当に切り取ってサイズ合わせ。

袖の内部にタオルを詰め込んで丸みを出し、切り取ったウールを置いて、上からハンカチを当ててアイロンの「中」でプレスします。

羽毛を包んでいる素材は化繊なので、熱を与えすぎないように自分の指で確認しつつ作業しました。

見た目が少しでも馴染むようにハサミと歯ブラシを使って細工し、完成です。

補修部分(右上腕)は一段階ほど色が濃くなっていますが、陰影部分と同じくらいの色みになっているので、それほど目立たないかと・・・。

内部の生地は真っ白な化繊だったので、目立ちすぎてそのままで着用はありえず、補修しなければ処分するしかない状況でした。

虫食い穴って、ご本人が気付いてなかったとしても、他人の目からはとても目立つんですよね・・・。

着用していれば、補修布はいずれ取れるでしょう。

かまいません。

1年に数回しか着ませんので、取れるたびに新しい布で付け直せばいいだけの話です。

布はいくらでも残っています。

今回、修理にかかった費用(材料費)は1300円くらいでした。

「冬の高級服に穴が開いた~。」と心を痛めている方がいらっしゃいましたら、「自分でやっても延命はできるよ~」という話でした。

【追記:ツレに見せたところ、『わからないね~。この布がはげたら、今度はブランドワッペンとそっくり同じ形に切り取って、無地のワッペンみたくしようよ。』だそうです。それもかわいい・・・。穴が開いたメリットとして、ツレがほぼ毎日、着用するようになりました。売り飛ばされかねない危機感を感じたのかも。】

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2017年12月1日
ただいま制服を捜索中 ②

数日前のブログで、「レッスン着を制服化すべく、スーツを探している」といった趣旨の話を書きました。

2本目のパンツ、無事、サイズが合って形も合格し、お買い上げすることに。

1本目に取り寄せたパンツだけ返品しました。

そして新たな悩みが・・・。

「パンツの丈を3cm詰めるか、4cm詰めるか」です。

いつものことですが、服を購入すると、必ずなにかしら手を入れています。

コートであれば、「ウエストの飾りはいらないなあ。バッグがひっかかりそうだし、なにかにひっかけて転んだりしたらシャレにならない・・・。」と思い、余計な飾りやベルトを取り外したり。

シャツやカーディガンはボタンをつけ替えます。

バッグであれば装飾部分を自分好みに引き算し、シンプルなものに改造。

チャームなどの不要な付属品は、購入時にきっぱり処分。

パンツはすべて丈を直します。

足が短いので(←自虐)、詰めることが多いですが、まれに長くすることもあります。

だいたいは「そのままでも履ける程度=問題なし」ですが、いまの自分にぴったりでないと気になって・・・。

ということで、今回は自分の体型のほか、靴との相性&全体のシルエットも見て、アンクル丈の「-3cmか4cm」になるわけです。

「3も4も一緒でしょ?」という突っ込みはごもっともなのですが、直立した場合、3だと靴下が見えず、4だと靴下の色がチラ見する状態。

まあ、歩けば一緒(笑)。

すぐには解決しない・・・と思ったので、その日のレッスンが終った後、時間をかけて悩むことにしました。

ちょうどツレの帰宅が遅い日で、「夕ご飯はいらない。外で食べてくる。」と言われていた日でした。

レッスン日でメイク&ネイルの武装もしていたので(*いつもはかんぺきな非武装)、スーツチェックには好都合。

レッスン終了後、パンツを履いてすべての靴を持ち出し、順番に試してみます。

コンバースのハイカットもショートカットも履いてみます。

スーツ上下は昔からスニーカーで通勤し、現場で革靴に履き替えるタイプなので、スニーカーとの相性は大事です。

上着を着てみたり、上着なしでカジュアルなコーディネートにしてみたり。

インナーを白シャツにしたり、Vネックニットにしたり。

「我ながら、スーツの着崩しがうまいなあ・・・。男前だなあ~。」と変なところに感心しきり。

道を歩いてみたところで、私のパンツの丈なんて誰も見ていないことは知っていますが(笑)、「私」が見ているので仕方ない。

気がついたら、1時間が経過していました。

迷いに迷ったときは、最終的に「直感」が納得いく答えを与えてくれる・・・とわかっているので、ファーストインプレッションの4cmに決定し、教室の事務仕事に戻ってその日は終了。

裾上げは昨日やりました。

「何をやっても失敗するダメダメ日」だったので、本気で時間がかかりました(←前夜、ツレの遅い帰宅を待っていたので、おそらく睡眠不足のせいかと)。

手縫いで、かがってまつって、そして表から見た針目の陰影が気に入らずにやり直し・・・。

ダメな日はなにをやってもダメと分かっていますが、師走に裾上げなんてやっている時間がないし、さっさと完成させないと「12月の制服」にならないので、無理やり昨日のうちに完成させました。

フルタイムの仕事をやめてから、スーツのような高級服(*諭吉先生にお出ましいただく服)は一切買わなくなったので、私にとってスーツ購入は一大事です。

ちなみに「パンツの丈に悩む方」がけっこう多いことは知っていますよ?

このブログで、過去にバギーパンツの丈に悩む話を書いたことがあるのですが、私の想定外にアクセス数が多いので。

悩み始めると難しい問題ですよね。

正解がないから。

2017年8月31日
香水を手作りしてみた

今朝の松本市内、風が冷たいです。

北アルプスで冷たい雨が降っているのかもしれません。

季節が夏から秋へ、はっきりと移り変わった感じを受けます。

さて今日は香水の話にします。

私、ゆるゆるな生活をしていますので、「社会人としての生産性」はとても低いのですが、そんな私でも、多少は世の中のお役に立っているかも・・・。

このブログ、実は大人気の記事がいくつか存在しています。

長年、お付き合いいただいている方は「あ~、それ読んだわ~。」とご記憶かもしれません。

圧倒的人気なのは、新宿伊勢丹にて香水(サンタマリア ノベッラ)を嗅ぎ比べた話です。

読んでいなくて気になる方は「【人気記事】はこちら」のカテゴリーからお探しください。

この香水、対面販売であることが多いので、「買う意思もない方が、店員さんにお断りなく冷やかしで試す」といったことはできないシステムでした(*現状はわかりません)。

「店員さんに声をかけて、気になる香水を棚から出してもらってつけさせてもらう。種類は豊富。かつ、1瓶15000円前後。」なので、気になっている方であっても「声をかけて試してしまったら、なにか買わないとダメにならない?しかも、あんな多種類の中から、好きな香りを見つけられる?高いから、失敗したくない・・・。」みたいな感じで、お困りの方が多いと思われます。

私、運動神経はがっかりですが、その分、感覚神経は発達しているので鼻は良いんですよね~。

東京にでかけた際にちょっとずつ嗅ぎ比べをしていて、何回も通った分を一つの記事にまとめました。

アクセス件数からして、業として(反復&継続して)あの記事をご利用の方が相当数いらっしゃると思われたので、原稿はバックアップしてあります。

うっかり削除してしまうと悪いので・・・。

ちなみにその記事、「いまの私自身」にはまったく役に立っていません。

香水に興味をなくしてしまって、2年ほど何もつけていません。

アップし続けていても私が得るものは何もありませんが、無償&継続してヒト様のお役に立てることなんて人生であまりないと思われるので、まあ良しとしています(笑)。

今回、ひさしぶりに「香水を手作りしよう~。」と思い立ち、作業してみました。

精油はトップ・ミドル・ベースで組み立てて、合計9種類になりました。

フランキンセンスも入れました。

私、フランキンセンスはとくべつ好みではなく、切れたまま、買い足していませんでした。

香水を作ろうと思っていた際、たまたま閉店セールをしていた雑貨店で2mlが30%割引になっているのを発見したのです。

2mlでサイズ的にはちょうどよいし(*量が多いと使い切れない)、香水なら多少のフランキンセンスが入っていてもいいような気がして購入しました。

帰宅後、適当にレシピを作り、メモ書きしておきます。

ガラス小瓶に1滴ずつ足していきます。

精油は貴重なものですので、作業はいたって真剣。

1滴だって無駄にはしません。

レシピどおりの香水は、「草原、爽やかすぎ、軽すぎ~。ウサギさんがぴょんぴょん・・・。」になりました。

若すぎるし、春夏っぽい。

秋冬に向けてもっと重くしようと思い、とりあえず、フランキンセンスを1滴だけ足してみます。

そうしたところ、「あ~~~~~~~~~~。」となりました・・・。

精油を取り扱っている方でしたら、お分かりですよね。

慣れないボトルで→サラサラしている精油で→使い始めの場合、1滴なんて落ちないんですよ。

フランキンセンス、1回で3滴行きました・・・。

ジュニパーとレモングラスを足してバランスをとったのですが、限界があります。

フランキンセンスがどば~っと行ってしまった以上、レシピなんてあったものじゃありません。

結果、「生八橋の香り」になりました。

気が利いた人でしたら、古都とか京都とか、もっと違った方向でネーミングするのかもしれませんが、私には生八橋にしか思えない・・・。

「平安時代に貴族が着物に焚き染めていそうな香り・・・。なんで主婦の自家製がこんな香りに・・・。これ、現代の香りじゃないよ~。」

ということで、当分の間、「生八橋を食べすぎちゃった人」みたいな感じで過ごします。

次回、フランキンセンスは使わない。

2017年8月3日
バッグのコバ仕上げをしてみた

最近、藍色を濃くしたような色の本革バッグ1個を購入しました。

メイド イン ○ャイナです。

本革バッグを購入するときは、数年がかりでモノを選んで費用を貯め、時間をかけて日本製を手にしているのですが、今回のバッグは使用の目的や頻度から考えると、それほど投資すべきものではありませんでした。

そのため日本製にこだわらず、サイズとお値段を優先して手ごろなものをネットで取り寄せました。

届いたものを見たら、コバ仕上げがされていませんでした。

ショルダー状態で使用すると革のクズがシャツに大量付着してしまい、このままでは使えたものではありません。

耐久性にも問題が。

作業の手抜きが資源も労働力も無駄にしている、かなり残念な例・・・。

「コバ仕上げって、やってあって当然。」だと思っていましたが、そうではなかったようです。

まさか○国には、手法というか概念自体が伝来していないのでしょうか。

大昔からシルクロードがある地でそんなハズは・・・。

「安物買いの銭失い」という言葉が頭をよぎりますが、私は諦めが悪いというか、銭を失うか生かすかは本人の気合次第。

自分でやらせていただきました(笑)。

洋服にゴミさえつかなければいいので、柔軟性をキープしたまま糊の効果があるものでコートできれば良いです。

あまり検討することなく、トコノールにしました。

1時間ほどかけてやってみたところ、指で擦りこむ方法が一番やりやすかったです。

薄くヌリヌリして、ちょっと塗り足りないと思った部分には重ね塗り。

自然乾燥させた後、全体をブラッシングして終了。

違いが分かるでしょうか。

下がコバ仕上げしたほうで、上がなんの処理もされていない切りっぱなしの状態です。

切れ端部分の厚みも変わってきますし、全体の印象としても、きゅっと締まった感じになります。

ショルダーバッグで塗る距離が長かったので、それなりに手間でしたが使える状態になりました。

洋服にクズがつかなくなり、問題はおおむね解決。

最近、物選びのポイントとしては、ひたすら機能性を重視するようになったので(←機能が満たされていれば美しさは自然と付いてくるから)、「形だけ」の製品に出会うと本当にがっかりします。

作った人の心が感じられない。

十分検討した買い物であっても、使い始めて「う~ん・・・」となることはありますので、そういった場合は改造してでも状態を引き上げます。

日本製はなんでもお高いですが、機能を備えていて作業も細かく、結果的にストレスフリーで長持ちすることを考えれば、お値段に納得することも多いですよね。

ちなみにこのバッグ、定価13000円くらいでしたが半額以下で購入。

クラッチ・ショルダー・ハンドバッグで使えるかなと思い、主に旅行用のポシェットとして買いました。

大きめのトートっぽいバッグが好きなのですが、年を重ねてみると、「バッグは小さければ小さいほどフォーマル感が出るし、そういうものも1個は必要・・・。」と気付いてしまい、買い足したわけです。

安かろうが高かろうが、生活費も資源も無駄にせず大切にしたいので、「手入れをすること」・「状態を引き上げること」がマイブームです。

 

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2017年2月2日
ジャムいろいろ 

「真冬のりんごジャム」を塗ったトーストで朝食にしました。

昨日作ったばかりのジャムのことです。

古くなったシナノゴールド(黄色いりんご)に柑橘の果汁や皮、各種スパイスを入れたミックスジャム。

りんごはボケていますが、柑橘は旬なので、旬の香りでりんごの古さをカバーしている形です。

「マーマレードジャムが気になるけど、1瓶買っても食べきれないはず・・・」などと、手出しを躊躇されている方がいらっしゃいましたら、ベースをりんごジャムにして、そこに果汁と少量の皮を混ぜた手作り品がおすすめ。

これだったらマーマレード風というか、作って数日経てば、アールグレイのような上品な香りに変化して美味です。

朝食は朝日直撃の場所に座ってとりますので、青空がまぶしいこと・・・。

いろいろとジャムを手作りするには理由があります。

以前住んでいた長野市では、近所に美味しいパン屋さんが皆無だったのです。

通年、スーパーで食パンを買ってきて食べるので、パンがダメならば、ジャムとバターにはこだわりたかったわけです。

美味しいジャムを買うとなるとお高いので、「それだったら手作り・・・」という風になり、それが季節のイベントにもなりました。

長野の場合、新鮮な果物がお安く手に入るので、自分で作ったほうがずっと経済的。

私が作るのは「1瓶の材料費が300円未満のもの」と決めていますので、自然、単価が安くて果肉が大きいリンゴや桃になります。

いちごやブルーベリーは予算オーバーなので、最盛期に1回だけ、ぜいたく品として作ることもあります。

種類が増えてきた場合、蓋には原料と製造日の説明も書いたりします。

色で見分けはつきますが、品種とか産地までは記憶できないので・・・。

「スパイス入り 桃ジャム」とか「川中島シナゴ&いよかん」などと書いてあります。

ちなみに2016年のベストは、安曇野産の紅玉を砂糖とレモンだけで仕上げたプレーンなジャム。

農家さんが売り場に積んでいた紅玉を速攻でお買い上げし、寄り道せずに帰宅。

その日の午後にはジャムにしました。

いつの間にか瓶が空になっていて、「いつ誰が食べたんだ・・・」と疑問に思うほどに減りが早い。

料理人の方にはスルーしていただきたい意見ですが(笑)、材料さえ旬で美味しければ、いろいろと人間が手を下さないほうが食べものは美味しいのかもしれない・・・。

ちなみに長野市や松本市付近の直売所やお花屋さんについて情報をお求めの場合、レッスンの際にお尋ねいただければご説明できますので、遠慮なくご質問ください。

場所ごとの特徴など、いろいろとご案内できます。