‘旅行記’ カテゴリーのアーカイブ

2020年2月6日
東京へいく ~ホテル選びの話~

人から聞いた事実と、実際に自分で経験して知ったこと。

似ているようでいて、この二つには大きな違いがありますよね?

今回の東京旅で実感したというか、勉強したことがあります。

以前、都民の友達から聞いていました。

「東京都内で賃貸を探す場合、大きな道路沿いはダメだよ。夏は窓が開けられないから。エアコンのスイッチが切れなくなるから。」と。

教えてもらったとき、「うん、そりゃ、そうだろうなあ。」と納得しました。

どんなに安くても、住むに際して「避けたほうがいい場所」はありますよね。

私の経験で言えるのは、定員が200名を超える保育園&幼稚園の園庭沿いはダメな場所です(笑)。

月~金の午前7時から午後5時まで喧騒が続くので、日中に在宅している場合、人によってはメンタルをやられます(*保育園のお昼寝タイムだけが静寂)。

特に通園を嫌がる園児の泣き叫び声や、園庭での運動タイムの音楽が強烈で毎日が運動会。

園内の事務連絡にも外部スピーカーを使いますし、先生方も声を張るので、窓をすべて閉め切っていても「〇〇〇先生がおっちょこちょいキャラで、ときおり園児に慰められたり、励まされたりしていること」や「園長先生の声が枯れていること」もわかるくらい、内部情報が筒抜けです。

そして今回の東京旅で勉強したのは、都内のホテルの立地に関してです。

泊まった場所は上野駅のそばでした。

サットンプレイスホテル上野。

素敵な内装で、好きなようにモノの配置を変えて楽しんだのですが・・・(*アウトする際に元に戻しました)。

予約後、ホテルの目の前に首都高が走っていることに気づいたものの、「1泊だけだし・・・。翌朝、東京都美術館へ行くから、近いほうがいいし。この日は激安だし。」と思い、妥協したわけです。

首都高沿いにはホテルがいくつか建っていて、ここから出発すると上野駅を通り抜ける必要なく、徒歩15分ほどで東京都美術館やトーハクにダイレクトでたどり着ける好立地です。

窓は二重窓で、比較的、窓サイズも大きいところでした。

窓の向こうが首都高。

結果、眠れませんでした。

正確には1時間10分ほどは眠れました。

地方の人間からすれば、「うるさいだろうけど、夜が更けるにつれ多少は音がマシになるだろう。窓だって、二重窓になっているだろうし。」と高をくくっていたのです。

多少、静かになったのは午前3時台だけでした。

それ以外の時間、首都高はず~~~~っと繁盛していて、「夜が更けること」なんて無関係でした。

深夜、普通車は減るのかもしれませんけれど、その分、大型車の走行が増えるので、音の量は変化なし。

救急車は一晩で3回通過しました。

東京って、本当に眠らないんですね。

一晩中つづく走行音を耳にしつつ、「この世界、異常だよな。これは普通じゃないよ。なんで夜なのに眠らないんだよ?ホモサピエンスって夜行性だったっけ?」と思ったくらいです(笑)。

ということで、「東京都内では、大きな道路前のホテルには二度と泊まらない」と決心しました。

私の人生で、いちばん眠れないホテルでした。

こういうことって、経験してみないとわかりませんね。

旧正月の間だったので東京行きは消極的だったのですが、勉強にはなりました。

そして帰郷後、10日は経過したので、私はウィルスから自衛できたのだとわかりました。

すこぶる健康です。

上野新宿間を移動する必要があり、調べてみたら徒歩だと片道2時間。

首都圏が大雪大雨予報の中、知らない土地を濡れながら歩くわけもなく、やむなくJRを利用しました。

今ほど周囲に危機感がないころの話なので、電車内だけが心配でした。

この10日間、念のためにず~っとマスクをしていたのですが、ようやく外せます。

そのうちに花粉が飛び始めるので、マスクは元通りになりますけれど・・・。

ちなみに長野市内でマスクの入荷がある店舗を知っています。

現状、長野市内のいろいろなお店にマスクはありませんけれど、「あそこなら、この時間帯はあるだろうな。」と直感で思ったお店があり、そこは潤沢で、しかも1袋298円でした。

私が知る限り、その商品の底値(278円)ではありませんが安い・・・。

ほかのお店だと、通常期でも350円前後のお品なんですけどね。

需要が増えている中で安値を実現するあたり、この小売企業の余裕~を感じます。

場所はブログには書きません。

生徒さんにはお知らせしますので、情報をお求めの方は花教室にお越しの際にたずねてください。

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2020年1月30日
東京へゆく ~ハマスホイ展~

ということで、東京都美術館にでかけ、ハマスホイ展を見てきました。

ライラの風景を見に行きたかったからです。

前回、ハマスホイ展が日本で開催されたおりに気に入ってポストカードを買い、10年くらい、額に入れて自宅に飾り続けている絵です。

いまも飾ってあります。

我が家、一年の半分がまともに日が射さずに薄暗いため、冬はそこらじゅうをキラキラさせています。

「展覧会が混雑していた場合、これ1枚さえ見られればそれでいいや~」と思っていました。

前売り券は買いませんでした。

スマホを持っていない人間は前売り券の発行に手数料がかかり、当日券のほうが安かったからです。

基本的に前売り券を買うタイプです。

ですので、東京都美術館で当日券を買う方法というか、システムを知りませんでした。

美術館によっては場外にチケット売り場があって、「開館時間になってチケットを購入後、こちらの入場列の最後尾に並んでください。」と言われる場合もありますよね?

そんなことをしていると、開館前にチケット売り場に並んだとしても、時間の無駄になってしまう。

事前に上野駅構内に入場して当日券を8:30に買うこともできましたが、私が来訪した当日は朝方は雪で、時間が遅くなればなるほど荒天になると予報されていました。

お客さんは少ないと予想し、開館時間ぴったり9:30に美術館へ向かったところ・・・。

都美は館内にチケット売り場が存在するのですね。

入館後は列をキープする必要もなく、好き勝手にさせてもらえますし。

ですので、チケット購入後に列に並びなおす必要はまったくなくて、前売り券を持っていない点はまったく問題ありませんでした。

朝から雨が降っていた日でコートやバッグが濡れていたので、ロッカー前でしっかり拭き、荷物と折り畳み傘をロッカーに収めて、のんびりと会場へ向かいます。

ハマスホイ展はすべてがハマスホイの絵で構成されているわけではなく、北欧の絵を最初の2会場分くらいは見せて、残り2会場でハマスホイとなります。

最初の2会場、足を止めることなくさらっと見ました。

ハマスホイをじっくり見たかったので、時間配分の都合上。

ただし、「お?」と思える気になった絵が2~3枚あって、それだけは足を止めました。

あとでわかったことですが、それはハマスホイ本人が所有していた絵でした。

ですので、お忙しい方は「最初の2会場はさらっと」で問題ないと思います。

所有していた絵については書きませんけれど、ハマスホイファン?というか、画家とチューニングが合う方であれば直感でわかるはずなので。

今回、ハマスホイの絵では「ライラの風景」以外に気になった絵が二つあって、これとコレ。

森の絵、近くで見るとどうってことない・・・(笑)。

離れてみると森の奥行きが感じられる不思議な構造。

「若いブナの森」というタイトルです。

つまらない絵が(←失礼な)、距離をとることで化ける感じがして「どうなってるの、コレ?」といった感じ。

右手の家の絵は「農場の家屋」。

空が微妙に青いのです。

青みがかった薄いグレー。

これは肉眼で見ないとわかりません。

ポストカードや写真では、私が撮影したように背景を完全に白にするとか、「言われてみれば、そうか・・・」といった程度かと。

寒冷地に住んでいると、世界が全体的にうっすら青いことがあるのです。

こんな感じに。

白いはずのものが青く見えることがあります。

ときに北欧チックな長野なので、絵の青さに共感できました。

今回、「遠くから見たほうが美しく見える絵」と、「近くから見ないと、美しさがわからない絵」の両方が同じ会場にあったので、何度も戻ってきて拝見しました。

ハマスホイというと室内画が有名ですが、風景画を見ると、「あの景色の向こう側に行ってみたい・・・」と思います。

風景をただ眺めるのではなく、風景の中に人を置いてくれると言いますか。

ただし、美術界の方は「水平すぎるし、シャットダウンされるようで画中に入り込めない」と評される方もいるらしく、個人的な相性?というか、親和性?でしょうか。

私はネコ道のような隙間をぬって入れますが・・・。

惜しむらくは、その風景画コーナーにソファーが置いてなかったことです(笑)。

過去ブログでは、「ライラの風景を展示するなら、そこから少し離れた場所にソファーを置いてほしい」と書いたことがあります。

あのコーナーに必要ですよ、ソファー。

何度でも言います。

実際、会場出口前のソファーに人がたまっているじゃありませんか。

あれは風景画の前にソファーがないことが一因で、「お客さんが後ろ髪ひかれまくって、最終会場を出るに出られない状態」だと言い切ります!

ハマスホイって、こだわって粘着するところとあっさりしたところが1枚に詰め込んであって、「効率が良いというか、エコというべきか・・・。」などと勝手に感じます。

それが異次元っぽさというか、浮遊感を生み出す一因?

そのほか気づいたことと言えば、私が好ましいと思った絵はスウェーデン国立美術館・デンマーク国立美術館・デーヴィスコレクションの所蔵になっているという点。

この3館で事足りる。

会期は3月26日まで。

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2020年1月28日
東京へゆく ~旅は用意周到に~

本日はツレが出張先から飛行機で帰ってくる予定です。

タイミングが悪すぎるので、ツレは「出張の中止」もしくは「旅程の変更」を勤務先に少なくても6回は訴えました。

で、却下されました。

今後のことを思い、「出張の中止を訴えた事実があったこと」をブログに書いておきます(笑)。

ツレは「仕方ないから自らの免疫で対抗する」と言ってでかけました。

現代の日本とはとうてい思えないほどに原始的・・・。

10年もブログを綴り続けているため時系列が効いていますし、公開もしています。

立派な証拠になりえるのでブログに明記しておきます。

さて私は東京に行ってきました。

いろいろあって、いままでになく疲れました。

新宿のブルーボトルコーヒーが、大げさじゃなく、本気で中国語を話す方々に占拠されている状態だったのですけれど、あれはどうしてなのでしょう?

中国大陸に店舗がない?

私、一度も飲んだことがないのだけれど、中華圏の方にずいぶん人気なんですねえ・・・。

店舗の敷地内、新種の治外法権?と思ったくらい。

今回の東京旅、最初は東京都美術館で展示を見ることが目的でしたが、結果的にそれは「おまけ」になりました。

首都圏は大雨もしくは大雪予報だったり、新型ウィルスが旧正月休みで拡散の危険性が高いなど、リスクがあるにも関わらず旅を中止延期しなかったのは、ほかに大切な理由があったからです。

人と会ってきたのですが、その方のプライバシーに深く関わることなので書きません。

私は慎重なたちなので、ヒトヒト感染の可能性を考えて、都内では警戒して過ごしてきました。

「ニュース」は発表された時点ですでに過去。

ニュースを信じていると後手に回ることになるので、自分なりに考えて先手で対策します。

*手作りの除菌スプレーを持参して、ホテルの部屋は掃除してから過ごす

*空気清浄機をホテルから借りてセット

*外食の回数を減らすべく、ホテル内で朝食と夕食はとる

*出先ではこまめに手洗いして、毎回かならず石鹸と除菌スプレーを使い、ハンドクリームをつける

*顔を触らない。目をこすらない。

*ランチの際はパーソナルスペースに投資して、隣のテーブルとの距離が広くなる店を選ぶ

*観光客が乗りそうな区間・時間帯のJR路線は避ける

*食事のとき以外はマスクと手袋を外さない

*出先ではできるだけモノに触らない

*長野県内でスイカにチャージしておき、都内はできるだけキャッシュレスに

*帰宅後は速攻でシャワーを浴びる

ここまでやりました。

人智を尽くして天命を待つ。

ちなみに手作りの除菌スプレーは、エタノール、精油(ラベンサラ、ティーツリー、レモングラス、青森ヒバ、パルマローザ)から出来上がっていますが、直感で作ったものであって、ウィルスに効くかどうかなんてわからない(*この時点で効果がわかっていたら、すでに医学界の権威になれているはず・・・)。

それにしても、帰りの高速バス、途中休憩の場所で日本人女性達がトイレに降りなかったですよ・・・。

片道4時間ほどなので、普通なら女性はほとんど降りますよね?

「日本は安全だから、日本ではマスクしない」とコメントしている中華圏の方をテレビで拝見しましたが、潜伏期間があることを考えれば、「ほんきで自分のことしか考えてないんだね~。孔子や老子が嘆いているよ・・・。」としみじみ。

新型ですから情報も少なめですけれど、出所のマナーが微妙?という点はわかっているのですから、毒性うんぬんは横に置いておいて、最大限に警戒すべきと思います。

次はハマスホイ展の話。

朝方には雪が降り、大雨予報の日だったので、美術館はガラガラでした。

一つの会場にお客さんは10人前後で、好きなだけウロウロできて、気に入った絵も独り占め可能。

ある意味で贅沢。

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2019年12月30日
市田柿、食べるなら今!

今年、紅茶っぽい風味がする市田柿を見つけました。

まず、「市田柿ってなに?」という方にご説明しますと、長野県の南のほうで生産している特産品で、高級な干し柿です。

「干し柿、興味なし!」ですか?

目の前に出された場合、食わず嫌いはもったいないですよ。

1個120~150円くらいしますから(笑)。

そして、ドライフルーツ嫌いな方でも食べられる可能性あり。

半生なのです。

12月10日ころから出荷され、正月明けには市場から消えます。

賞味期限も1月末まで。

そう、買うなら「今」です。

のんびり構えていると、買えないままでシーズンが終ります。

毎年たべているので、経験からして「出始めの頃」は美味しくないと思っています。

12月20日以降、店頭に並ぶものがベスト。

ふっくらとしていて、肉厚で、白い粉がしっかり吹いていて、サイズ大きめが美味しいです。

パックの裏に生産者名が記載されています。

飯田市の○○さんの市田柿、絶品です。

紅茶のような薫り高い仕上がり。

2019年は果物系で当たりがなかなか引けなかったのですが(*おそらく、台風19号の被害が原因・・・)、最後の最後で大当たり。

長野県産の果物は生産者名で選んでいます。

シャインマスカットなら○○市の○○○さん、ナガノパープルなら○○市の○○地区といった風に。

生産者や生産地が変われば、同じ長野県産でもまったく別モノ。

ブドウのように、年によって当たり外れが大きい果物もありますが、生産者を限定して買えば、ハズレ年であっても「大ハズレ」が「普通」くらいに抑えられますので。

投資は最大限に活かしたい。

市田柿をバクバクたべるツレに「たべ終わったら封をしておいてね。明日以降も美味しく食べたいよね?」と話を振ったところ、このような状態に。

コタツ上に置いてあったバナナか~~~。

私には思いつかない方法。

「冬はトイレ以外でコタツから出たくないんだな~。バナナで封するのか~。」などとほっこりしてしまい、「可愛い、可愛い。」と拍手し、翌日、同じ生産者さんの市田柿を買い足してしまいました。

・・・・・・・反応がおかしいって?

我が家ではこれが普通。

ここで、「ゴムとかテープで封もできないの?」とか、「家事以前に自分のこともやらないの?」とか言い始めたら、家庭の中で誰も幸せになりません。

「他人を変えることは永遠にできない。状況を変えたいなら自分が変わるべし。」という真理は結婚当初に学習済み。

早いうちに自分を変えたらラクになりました。

変にこだわって自分を変えなかったら、いまごろは家庭内別居どころか離縁済みでしょうねえ・・・。

昔、会社の後輩から「結婚で何を得られますか?」とか、「結婚相手って、どんな条件で選ぶものですか?」などと尋ねられたことがあります。

いまだったら、「結婚は、『結婚をきっかけに自分を変えたいと思う人』がするものだ。」と言い切れます。

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2019年12月28日
午後はピアノ三昧

年末年始休業中ですが、ブログアップ。

こたつに納まって、インターネットで音楽を聴いて過ごしています。

年末年始、義理を欠こうが、怠惰だと言われようが、忙しくしないことにしています。

これを逃したら、次の正月を迎えられるかどうかなんて誰にも分からないから。

あくせくしません。

聴いているのはクラシック。

クラシックは嫌いではないのですが、知識がありません。

世界的に有名な音楽家だったら何人か名前は知っている程度。

松本に住んでいるときにサイトウキネンとヨーヨーマさんのリサイタルを聴きに行きましたが、単発すぎて、生活の一部にはなっていません(*実際のところ、チケット代が高いので趣味にできない)。

最近になって、図書館のHPで音楽配信のサービスを行っていることを知りました。

窓口でリクエストすれば、インターネットで配信されるサイトのIDとパスワードがもらえます。

1回につき2週間限定のサービスですが、回数に制限はありません。

数日前に初めてIDをもらってきて、利用を始めたところ・・・。

登録されている音源の量が膨大すぎて、どうにもならない。

タイトルと演奏者名があいうえお順でずら~っと並んでいて、そこから選ぶわけです。

900を超える世界中のレーベルが参加しているらしく、日々、新譜も追加されるので、音源の数はほぼ無限。

クラシックの知識がないので何を聴けばいいのかわからず、「とりあえず」のとっかかりもない。

「困ったな。」と思いつつ、適当に目に付いたものを再生して、音に苦手を感じたものはすぐに閉じます。

これを何回か繰り返し、「お?」と思うピアノの演奏を見つけました。

音源のタイトルによれば、デビューリサイタルと書いてある。

テクニックはもちろんのこと、音がキラキラしていて叙情的。

今までピアノ演奏を耳にしたことは何度もありますが、「ああ、うまいなあ。いっぱい練習したんだろうなあ・・・。時には悔しくて泣いたんだろうなあ・・・。」と思うだけ。

演奏に隠されている努力は別にして、心には響きません。

このピアノ演奏は、人生で初めてなにかしらの引っ掛かりを覚えました。

「クラシックピアノってこんなにレベルが高いの?デビューでコレ?こんな人がゴロゴロいたら、とてもじゃないけどピアノだけじゃ食べていけないじゃない。演奏家って、副業は何をしているんだろう?」などと、勝手に驚きつつ視聴していたのですが・・・。

曲が進むにつれて、これが「一般的=クラシック界の普通」とは思えなくなってきて、演奏家の履歴を調べてみました。

お名前はマルタ・アルゲリッチさん。

現在では、そろそろ80歳に手が届こうとしている女性らしいのですが、やはりタダ者ではなかったようです。

クラシックに詳しい方からすれば、「アナタ、知らないの?毎年、来日しているのに???」と呆れられること請け合いなんでしょうね(笑)。

存じ上げませんでした。

私、フルタイムで働いていたときは職場とアパートの往復しかできなかったので、教養も趣味もない空白期だったわけです。

ここ10年でようやく人並みの知識をつけつつあるところで、今回は偶然、大当たりを引いたらしい。

知らないからこそ、愛好家の口コミや世界的な評価からまったく切り離されて楽しむことができました。

私からすれば無名な若い奏者のデビュー版。

13万枚の中から偶然に選んだ1枚なので、発掘した感が・・・。

頻繁に来日されているようなので、2020年の日本リサイタルを調べたところ、3月に東京と名古屋、兵庫。

東京だったら行けたのですが、残念ながらチケットは完売。

名古屋はけっこう残っているようですが、会場がゴージャスで16000円から。

「名古屋までの往復交通費を考えたら諦めるしかないな。私はそんなご身分じゃない。」と思いつつ、グーグルで地図検索して電車賃をチェックしようとしたところ、私の生態を反映してか、徒歩で結果が出ました。

中山道で片道51時間(笑)。

北アルプスの前を通過して、とどめの難所で木曽の峠を越えるルートなり。

シャンデリアが吊るされたクラシックホールに歩いて木曽の峠越え?と思うと、金持ちなのか貧民なのか、さっぱりわからない・・・。

ということで、長野市図書館を利用されている方がいらっしゃいましたら、音楽配信サービス、お使いになってみたらいかがでしょう。

当たりを引くことができれば、とても楽しいですよ。

クラシックは金持ちの趣味だと思っていたのですが、これだったら清貧な暮らしをしている人でも楽しめます。

無限ともいえる作品数に驚いて、「ハズレを引き続けるヒマがない。時間が惜しい。」という方は、私と同じくマルタ・アルゲリッチさんのデビューリサイタル版を聴いてみたらいかがでしょう?

コタツにミカン&市田柿の和室が、ハイクラスホテルのラウンジに早変わり(笑)。

別のアルバムでトロイメライを聴けば、そのままコタツで寝オチできます。

ああ、贅沢。

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2019年12月18日
介護日記 ⑧ ~ときにはお祓いも必要だ~

臨時休業いただいていましたが、本日より再開しています。

レンタルブーケや花教室へのお申込み・お問合せ、お待ちしております。

ということで、休業中、2泊3日の行程で実家へ戻っていました。

母の持病の薬がなくなったので、某病院に処方箋をもらいに行って、調剤してもらい、施設に届けるのがいちばんの目的です。

この病院、私は行きたくないのです。

雰囲気がきわめて悪い。

私が知る病院の中でダントツだと思います。

「もう生きていたくない・・・。」という、言葉にならない患者さんの負の気配がそこかしこに感じられます。

この病院の中にいると、「安楽死の検討って必要だよね・・・。イヤでも誰かやらないと。なんだかんだで死ねばすべての悩みから解放されるのは事実なんだし。」などとしみじみ思います。

発症すると死ぬまでその病と付き合わなければいけないタイプの病ですし、後遺症が原因で、家族も巻き込む可能性があります。

それ以外にもネガティブになる理由は存在しています。

気配が悪い場所には近づかないようにしていますので、この病院、自分の用事だったら私は来ないな・・・。

ちなみにネットで検索してみたところ5段階評価で2.8(笑)。

評判が悪い病院で、その低評価に私も同意。

病院の対応が悪いというか、内部の連携が取れておらず、お話にならないレベルです。

今回は2回目。

片道1時間かけて徒歩で出向き、途中、信濃川を渡ります。

超天気が良いのですが、新潟の場合、これはどちらかというとレアです。

徒歩ででかけた理由は、「患者が通院で使えるバスがそもそも存在しないから」。

この路線、通勤時間帯しかバスの運行がありません。

患者が使えるバスは、本気で1本もありません。

ちなみに病の特質上、発症して生き延びたとしても、本人は運転出来る体には戻れません。

毎回タクシーだと通院で破産しかねないので、私は徒歩で。

ベッド数が170を超える病院なのに、患者や家族が使えるバスがそもそも存在しないという謎。

新潟市の問題大アりなバス事情(笑)については、後日、機会があったら書きます。

帰り道は神社仏閣に立ち寄り、お参りすることに決めていました。

処方箋をもらった後、道中にあった鳥屋野神社に立ち寄ります。

こちら、参道の空気がとても綺麗。

お社の前ではとくに感じませんでしたので、「近隣の方がボランティアでお世話している神社なんだろうな。人の作り出した悪い気配を、人の作った良い気配で相殺ってことで理にかなってる。」と思い、お賽銭を奮発して投げてきました。

20分歩き、日中でも運行しているバス停に到着し、新潟市役所前で降ります。

そこは白山神社の裏でもあるので、「ついでだから、白山さまにもお参りして行こう。神様にも管轄はあるだろうし、土地の人が作った悪い気配は、その土地の神様に解決をお願いしよう。悪い気を隣県にお持ち帰りする必要もない。」と思いつき、裏の通用口から敷地内に入ります。

本堂に直行して小銭入れをあけたところ、1円玉と10円玉しかない・・・。

「お賽銭がしょぼいから、お願いごとナシで。」と思い、伊勢神宮をお参りするときのように「無」になってお参りの所作だけしたところ・・・。

頭を上げた瞬間、巫女さんのお神楽が始まりました。

10円でお神楽を最初から最後まで拝見してしまって、ほとんどフリーライダー。

「これは鳥屋野神社の御利益なのか・・・。それとも何も望まない人には白山さまから恵みがあるのか・・・。」などと思いつつ、お神楽を初めて最初から最後まで見てきました。

鈴の音が清らかでした。

ということで、お祓い完了~。

ちなみに介護関連で新潟市内をウロウロし、万代橋、八千代橋、昭和大橋、平成大橋、千歳大橋を歩いて踏破しました。

すべて信濃川にかかっている橋で、書き連ねてみると名前がどれも雄大・・・。

徒歩で新潟市内を縦横無尽に移動したのですが、その理由は「目的地にまっすぐ向うバスが存在しなかった」からです。

新潟駅・新潟市役所・新潟県庁・青山のどれかを経由して乗り換えないと、どこにも行けず・・・。

いろいろ調べた結果、バスの利用を諦めました。

私は健脚なので、「バスを乗り換えて→料金を2倍払って→遠回りしてバス移動」するよりも、最短距離を歩いたほうが効率が良いと判断。

これは新潟県政や市政にかかわる深~い話になるので、また後日。

実家では「無料でおゆずりします!」とブログに書いていたベルギー家具の写真を撮影してきました。

採寸もしてきたので、木曜日と金曜日にブログアップします。

チェスト、ダイニングセットは木曜日。

ガラスケースは金曜日に。

状態が良いヨーロッパ家具で雰囲気も良いので、気になる方は週末にチェックしていただければ、と思います。

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2019年12月9日
行きますよ、都美!

長野県、都道府県初で「気候非常事態宣言」を出したらしいです。

「2050年 二酸化炭素排出量実質ゼロ」を目指すとか。

ブログで何度も書いていますが、私の感覚ですと、2013年時点で臨界点超え?を感じています。

いまから間に合うのかどうかは分かりません。

ですが、やらないよりはずっといいと思いますし、台風19号で数千億円も損害が出た直後にもかかわらず、一番に手を挙げる度胸?度量?はあっぱれ。

私は引き続き、自分一人の用事で車は使いません。

-10度であろうが、38度であろうが、歩いています。

長野県は車社会なので歩道(横断歩道含む)の設置がないところも多く、無駄に遠回りしつつ歩いていますが・・・(笑)。

「幹線道路の地下道って、大雨のときには冠水して、道路を越えた避難ができなくなるじゃない・・・。どうするの?結局のところ、車で避難が前提なの?それとも非常時は車の間をぬって駆け抜けろと?」などと思ってます。

「歩くメリット」はありますよ。

歩けば、ご近所の猫ちゃんと一族単位で知り合いになれます!(←ほんの一部にものすごく訴求するはず)

さて、前置き長くなりましたが、今日はアートな話。

今から1年ほど前のこと(2018年の10月と12月)、「ハンマースホイの展覧会をどこかでやってよ・・・。この絵が見たいから。」という趣旨でブログに書きました。

その後、東京都美術館が展覧会を開催してくれることが発表され、最近になって、私が見たかった絵も展覧会のチラシに掲載されました。

掲載後、来日キャンセルになることはさほど多くないと思われ、おそらく展示されるでしょう。

まさに夢日記・・・。

ということで、2020年の1~2月ころ、東京へ行きます。

「この絵が見たい~。展示されないなら行かない。」とか、「ちょっと離れたところにソファー置いてくれ~」とかいろいろ希望を書いたので、書いた分だけ責任は取ります。

いまとなっては命にかかわらない出費は避けたいところですが(笑)、ブログに書いてしまったのだし・・・。

有言実行で、見に行かせていただきます。

長野県民につき、寒い中、開館待ちで並ぶことは苦ではありません(*このブログ書いている時点で、長野市は-4度らしい)。

古着のカシミヤコートで武装し、朝っぱらから上野で並びます。

北欧の画家さんの展覧会なので、寒すぎるくらいがシチュエーションとしてちょうどいいんじゃないでしょうか。

会期は2020年1月21日~。

【後日追記:展覧会チラシのPDFから、私が見たい絵がなぜか削除されてます(笑)。展示するのかしないのか、どっちなのでしょう。はっきりしてください(笑)。上野のホテルを予約済みですが、展示中止なら東京行きをキャンセルします。そこもきっぱり有言実行(笑)。ということで、前売り券は目録が公開されるまで購入しません。】

【後日追記2:前売り券の購入をあきらめました。見たい絵が展示されるかどうか、前売り段階で不明だったということと、今回は某社の独占販売で、チケットの発行手数料など330円かかることが判明。しかも購入には会員登録が必要で、退会するにはメールで個人情報を書いて送信する形式。手間と費用が掛かりすぎるし、そもそも当日券の金額を超えてしまうので前売り券はあきらめました。独占販売って弊害がありそうですがどうなのかな・・・。当日、上野駅に入場して当日券を買ったとしても10円しか違わないため、前売りを買うメリットなし。】

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2019年11月14日
青森旅行 ~奥入瀬渓流をさんぽする~

新種の妖怪(早朝に住宅街の脇道をひたすらダッシュする女子中学生?)が寝室前を走り回るので、今朝も足音に起こされてしまいました。

ツレ 「(寝室の前にある脇道を)10往復はしているね。数えてないけど。」

薄暗い中、我が家の横をひたすら往復ダッシュしている理由はわかりません。

シュール過ぎ。

座敷わらしなら幸運を運んでくれそうなのに、ツレいわく、女子中学生に見えると言う・・・。

いやでもやっぱり、「ジャージを着た女子中学生風の座敷わらし(外飼い&ニュータイプ)」なのかもしれない。

仕方なく寝室を移動させます。

布団を動かせば済む話ではないので、今日は2部屋の模様替えをしないといけません。

日々の用事って際限ないですよね・・・。

インテリアコーディネーターとして腕を試されているのだと思い、がんばります。

さて、青森旅行記を書いている途中だったのですが、台風で避難だ、在宅介護だと忙しく、そっちのけになっていました。

奥入瀬渓流の話だけは書いておきたいと思います。

白神山地や弘前のホテルの話などは省略ですみません。

弘前城とか、腕の良い料理人がいる居酒屋にも行ったし、津軽三味線も聞かせてもらったので、書こうと思えば何話でも続きは書けるのですが・・・。

白神山地と奥入瀬渓流、両方行ってみて、私は奥入瀬渓流をおすすめします。

とくに「早朝」+「下流から上流方向へ向って」+「ゆっくり歩くこと」がよろしいかと。

理由はあります。

まず、奥入瀬渓流の地形からご説明しますと、十和田湖が源流です。

十和田湖に近いほうが上流。

離れると下流です。

渓流沿いに車道が走っており、ときには車道を歩く必要があるくらいにその距離は近い。

至近です。

そのため、空気が綺麗な早朝がよろしいですし、獣道的に道幅が狭い部分もあって、歩道はすれ違いに気を使う場所もあります。

よって「人が少ない早朝」をプッシュします。

「え~、早朝?前泊になるじゃない。」と突っ込まれていそうですが、渓流散歩中、びゅんびゅん走る車体が目に入ってきたり、排気ガスの臭いを感じると、その瞬間に「とんでもなく興ざめを感じる」ということは書いておきます。

下の写真は9月中旬の午前6時~午前中(*2回撮影)。

下流から上流へ向って歩く理由ですが、思いのほか渓流の長さがあり、「歩いて往復」は難しいです。

長さが14キロほどあるので、片道だけであっても旅程の都合上で無理な方が多いと思います。

となると、「川が流れてくるさま」を効率よく楽しむには、「下流から上流へ向う片道を部分的に切り取る形」で散歩するのがベストかと。

奥入瀬渓流沿いに立地するホテルに宿泊したため、ホテルがシャトルバスを出してくれていました。

1時間に1本あるので、とても便利でした。

で、このバスを使って、いくつかある「見所ポイント」まで送ってもらい、あとは歩くのですが・・・。

バス時間間際になると、走って、息を切らせて、「すみません」と言いながらバスに乗り込む方がまあ多いこと・・・。

ランニングのために、わざわざ大枚払って奥入瀬渓流に来ているわけではありませんよね(笑)。

本気で「ハアハア」言っている方もいて、心臓発作でも起こしかねないですよ・・・。

欲張らないほうが楽しいです。

これ、ガイドさんもおっしゃっていました。

「奥入瀬渓流はゆっくりと歩きましょう」と。

実際のところ、すべて踏破したとしても、「同じような景色が続いている状態」だと思います(笑)。

素敵なんですよ。

けれど、見所スポットに特徴が現れているので、そこさえ効率よく押さえていけば、全域の踏破は必要なさそうな印象を受けました。

だからと言って、「自家用車で見所を回る方法」はまったくおすすめしません。

渓流が近すぎるので、個人的には「ほぼ環境破壊」とすら思います。

健康で歩ける人は、自らの足で歩くべきかと。

ここは「至高のお散歩コース」だと思います。

美しいものは美しいまま、後世に引き継ぎたいものですよね?

「守る」なんて言うとおこがましいというか、人間の能力やポジションを勘違いしている印象すら受けますが(笑)、「破壊しないこと」だったら、誰にでも心と頭さえあればできそう・・・。

ちなみに足元は、汚れてもいい運動靴で大丈夫そうでした。

アップダウンが少ないというか、ほぼ平らな印象を受けるので、本格的な登山靴は用意しなくても平気です。

前日か当日に雨が降ると足元がびちゃびちゃになると思われ、私はビーンブーツを履いていきました。

渓流沿いは冷えるので、オールシーズンでレインスーツは持っていったほうが良さそう。

奥入瀬渓流は気に入ったので、リピートすると思います。

全体的に苔で「もふもふ」しているんです。

湖から緩い勾配で流れ出ているので、水の勢いが穏やか。

山や海が水流に関わらないので、コケが削られることなく生育できるらしい。

ちょっと屋久島の雰囲気にも似ている・・・と思いました。

「青森、遠い。交通費がネック。」と思われる方も多いでしょうが、長野発の場合、屋久島よりは近くて安く、新幹線でラクラクでした。

某環境活動家の方と一緒で、飛行機には乗らないので。

沖縄で珊瑚を見て思うところあり、飛行機を使わなくなって6~7年ほど経ちます。

モフモフとお散歩がお好みに合う方はぜひ。

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2019年10月16日
ここ数日の長野市

今朝の長野市、最低気温が10度以下になりました。

現状、長野市の暮らしはこんな感じ。

*妙に寒い。

*スーパーではパンが売り切れがち。そして納豆も(←東日本大震災時の主婦のトラウマだと思う・・・)。ホームセンターでは、業者さんが爆買中。主な品物はスコップ、丈夫な軍手、ホース、長靴など。売り切れで買えず、別のホムセンを目指す業者さんも多い。

*下水処理施設の一つが浸水しているらしく、水道使用はできるものの、下水量を減らすように指導されている。

*電気、水道、ガスは台風当初から使えているため、長野市内の浸水してないエリアで暮らす人々はほぼ通常運転。

*今日は晴れ見込みだけれども、これまでは曇りか雨続きで、なかなか地面が乾かない。市街地には白い雲がかかり、山にはグレーの雲が厚くかかっている。山が相当に水分を含んでいるんだな~と想像される。

*JRに不通の区間があるため、長野駅前の高速バス乗り場に長蛇の列ができている。

ということで、「台風以降、妙に寒いんだけど!山が乾かないから、安心して眠れないんだけど!そろそろたまった洗濯物を洗濯したり、お風呂に浸かって温まりたい・・・。」といった感じかと思われます。

洗濯を控えていたので靴下の替えがなくなってしまい、昨日は靴下購入。

いつまでも靴下や下着を増やすわけにはいきませんし、今日は降水確率が0%という貴重な日なので、そろそろ1回くらいは洗濯させてもらおうかな・・・と考えています。

体が冷えているので、明日は温泉に行くつもり。

すでに湧いて貯まっている水を使わせてもらう分にはよろしいかと。

あと番外編?としては、可燃ゴミの日、ゴミ捨て場のゴミ量が増えた気がします。

「川の水に浸されて、重くなって捨てるのが大変になるならば、(この機会に)いらないものは手放してしまおう。」という心理が働いたのかもしれません。

 

【以下、追記】

本日の長野市はネコ日和でした!

7匹のネコちゃんに遭遇(*猫だまりにネコ5匹、白ミケ1匹、白ベージュ1匹)。

みんな日向ぼっこ中でした。

台風以降、猫も寒さを我慢していたってことで・・・。

私の茶飲み友達?の白ベージュさんも外にいて、私が「ニャア」と声をかけたらそばに来てくれたので、一緒に日向ぼっこしてきました~。

定位置は私の膝の下か、お尻の下です。

今日も風は冷たいものの、お日様は出ています。

帰宅後は我慢して窓を全開にしています。

室温18度で寒いですが、湿度は48%台までになったので、もう少し、頑張ります。

どこもかしこも全体的に湿っているので、少しでも乾燥させないとカビが生えそうです・・・。

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2019年10月15日
避難グッズで「コレ、便利だな~」と思ったもの

自主避難から家に戻った後、パソコンのメールボックスをチェックしました。

未読で40通も着信しており、「ウィルスにでも感染した?」と思ったところ、すべて長野市からの防災メールでした。

内容は全部異なります。

市長からのメッセージであったり、千曲川の越水情報だったりします。

1日~1晩で40通ほど発信されたわけですから、被害甚大のほどが推察していただけるかと思いますけれど、同時に分かったことがあるのです。

「パニックって、そうそう簡単には起こらない」ってことです。

長野市がメール40通を連打する一方(笑)、長野市内にいる人間はいたって平静。

正常性バイアスがかかっているとか、情報が不足していて危機を知らないとか、そういった単純すぎる話ではなさそうに感じました。

考えることが多いので、別のブログで書きますが。

台風以降、家の周囲に水気のほか土の気配が漂っていたので、土砂災害がまだ心配。

朝から夕方まで、周囲に山がない県立図書館で過ごしていました。

机に突っ伏している人もいたので、みなさん寝不足のようです。

ツレのように、有事に際してグ~グ~できる人は多くない。

さて、生死を分かつようなテーマですと、読む方も疲れると思います。

今日は軽めで、実用的?な話にします。

関東の台風被害をニュースで見て、「どうしよう。あんなことが自分にも起こったら・・・。」と不安になっている方もいらっしゃると思います。

不安な気持ちのまま、食料品を買い込んだり、避難グッズを見直しされているかもしれません。

今回、避難をしてみて、「これを持ってきてよかった!」と思ったものと、「持ってくればよかった・・・。」と後悔したものがありました。

長野はすでに寒いので、「冬の避難」にお役立ちの話かも?

 

① 持ってきてよかったと思ったモノ

*アウトドア用のレインスーツ上下・・・高級品ではありますが、蒸れない造りのもので。蒸れたら不快すぎて使えず、安物買いの銭失い!自然災害=究極のアウトドア。現場は突風なこともあるので、傘が役に立たない可能性もあってレインスーツは必須。私の場合、避難バッグに入れて保管していますが、日常的に出し入れして着ています。

*カシミヤの大きめストール(薄手)・・・軽いので非常時の携行が可能。薄くて温かいので、女性は持参すべき。フワフワの肌触りがなぐさめにもなります。持っていない場合、いますぐの購入をおすすめ。普段から使えるため、買っても損はない。使いなれた品のほうがいざという時に安心できますよ。

*ありったけの現金・・・想像よりも現金を使います。食料のほか、家族が下着の替えなどを欲しがることも。停電していればカードが使えませんし。

*マスキングテープ・・・パンなどを購入した場合、食べ切れなくて保管しておきたい瞬間があります。

*厚手のニット帽・・・当初はヘルメット替わりのつもりでした。台風翌日は風が冷えるので頭がすごく寒いですし、環境の変化に敏感な方は頭痛もあると思うので、あると安心。台風一過の長野は、女性であれば指先がかじかむほど寒いです。

*携帯と充電器・・・自分がピンチのとき、友や別居の家族も漏れなくピンチです。最低限、安否確認はしないと不安が無駄に増します。

*ヘッドライトと電池・・・懐中電灯ではなく、ヘッドライトで。寝るときに枕元に置いておくだけでお守りみたいで安心。

 

② 持ってくればよかった~と後悔したモノ

*薄手の腹巻・・・環境の変化によって防寒が不十分になるため、寝ているときなどにおなかが冷えます。本気ですごく後悔しました。

*歯間ブラシ・・・歯のお手入れが習慣になっているので、「ない!」と気付いて焦りました。習慣すぎるほどに習慣になっていて、かつ健康維持に絡む話であれば、それに関わるグッズは必要かと。

 

③ あれば便利かも?と思ったもの

*赤ちゃんのお尻拭き・・・ウェットティッシュは2つほど携行していましたが、「断水していた場合、思ったよりも使いそう。数日でなくなりそう・・・」と思ったので。避難時は知らない人との距離が必然的に近くなるので、衛生を求める気持ちも強くなります。

*無印良品の白いクルーネックTシャツ2枚組(男性用の薄手コットン)・・・男性が避難する場合、下着にも、パジャマにも、洋服にも使えて便利。2枚で990円なので、避難時にも買いやすい。

 

といった感じです。

走るためには重量を最低限にしたいので、あれもこれも~というわけには行きませんよね。

初動でなにを持っていくかは悩みどころですが、上記は「お役立ち感」を感じたので、頑張って携行しても悪くないかもしれません。

今回、我が家の自主避難費用は「ホテル2泊で2万円+食費や駐車費用等のそのほか1万円=合計で約3万円」でした。

「安全と思わせてくれる場所」に避難所が存在してくれていれば、こんな出費は必要ないのですが・・・。

土地が低い場所であったり、川の近くに1~2階建ての避難所があっても行く気になれません・・・。

ということで、命と現金さえあれば解決する問題もあると思いますけれど、今回実践してみて、「消費増税がじわじわ来るなあ~、お金のかからない避難がしたいな・・・。いままで積み重ねた節約が無駄に・・・。」としみじみ。

税率にまだ慣れていないというか、避難時まで10%の消費税を払ったことがなかったので、思ったよりも請求額が高い・・・と感じ、「あれ?ほんとうに?」と思うことが何度かありました。

渋い顔をする私に、ツレが「安全と時間はお金で買うものやで~。」と一言。

三年寝太郎が起きたときの言葉は重い。

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