2017年8月3日
バッグのコバ仕上げをしてみた

最近、藍色を濃くしたような色の本革バッグ1個を購入しました。

メイド イン ○ャイナです。

本革バッグを購入するときは、数年がかりでモノを選んで費用を貯め、時間をかけて日本製を手にしているのですが、今回のバッグは使用の目的や頻度から考えると、それほど投資すべきものではありませんでした。

そのため日本製にこだわらず、サイズとお値段を優先して手ごろなものをネットで取り寄せました。

届いたものを見たら、コバ仕上げがされていませんでした。

ショルダー状態で使用すると革のクズがシャツに大量付着してしまい、このままでは使えたものではありません。

耐久性にも問題が。

作業の手抜きが資源も労働力も無駄にしている、かなり残念な例・・・。

「コバ仕上げって、やってあって当然。」だと思っていましたが、そうではなかったようです。

まさか○国には、手法というか概念自体が伝来していないのでしょうか。

大昔からシルクロードがある地でそんなハズは・・・。

「安物買いの銭失い」という言葉が頭をよぎりますが、私は諦めが悪いというか、銭を失うか生かすかは本人の気合次第。

自分でやらせていただきました(笑)。

洋服にゴミさえつかなければいいので、柔軟性をキープしたまま糊の効果があるものでコートできれば良いです。

あまり検討することなく、トコノールにしました。

1時間ほどかけてやってみたところ、指で擦りこむ方法が一番やりやすかったです。

薄くヌリヌリして、ちょっと塗り足りないと思った部分には重ね塗り。

自然乾燥させた後、全体をブラッシングして終了。

違いが分かるでしょうか。

下がコバ仕上げしたほうで、上がなんの処理もされていない切りっぱなしの状態です。

切れ端部分の厚みも変わってきますし、全体の印象としても、きゅっと締まった感じになります。

ショルダーバッグで塗る距離が長かったので、それなりに手間でしたが使える状態になりました。

洋服にクズがつかなくなり、問題はおおむね解決。

最近、物選びのポイントとしては、ひたすら機能性を重視するようになったので(←機能が満たされていれば美しさは自然と付いてくるから)、「形だけ」の製品に出会うと本当にがっかりします。

作った人の心が感じられない。

十分検討した買い物であっても、使い始めて「う~ん・・・」となることはありますので、そういった場合は改造してでも状態を引き上げます。

日本製はなんでもお高いですが、機能を備えていて作業も細かく、結果的にストレスフリーで長持ちすることを考えれば、お値段に納得することも多いですよね。

ちなみにこのバッグ、定価13000円くらいでしたが半額以下で購入。

クラッチ・ショルダー・ハンドバッグで使えるかなと思い、主に旅行用のポシェットとして買いました。

大きめのトートっぽいバッグが好きなのですが、年を重ねてみると、「バッグは小さければ小さいほどフォーマル感が出るし、そういうものも1個は必要・・・。」と気付いてしまい、買い足したわけです。

安かろうが高かろうが、生活費も資源も無駄にせず大切にしたいので、「手入れをすること」・「状態を引き上げること」がマイブームです。

 

Posted in 手作りの話