2018年1月10日
ダウンジャケットの穴を修理してみた

いきつけのパン屋さんに、朝一番で行ってきました。

珍しく、焼きたてのクロワッサンが食べたくなったので(←私にとってはぜいたく品なので、めったに買わない)。

道中、とあるお宅の窓辺で朝日を浴びている茶白のネコちゃんを発見。

太陽に向ってオスワリしていたのですが、気持ちよくなってきたようで、まぶたがちょっとずつ重~く・・・。

「今朝はツイている!」と気分を良くし、クロワッサンのほか、菓子パン1個、惣菜パン1個をゲット。

いつもバケットと食パンしか買わない客なので、「今日は快晴なのに、これからふぶくのか・・・」などとパン屋さんから思われたかもしれない。

このパン屋さんから年始にクッキーをいただいたので、その返礼も兼ねています。

お店相手なので、究極、「商品の購入」でしかお返しはできません。

次回からは、また「焼きたてバケットと食パンしか買わない客」に戻ります。

さて、今日は冬物お手入れの話。

この時期、どなた様もご経験おありでしょう。

「寒くなったので、1年ぶりに冬物を取り出して着てみたら、無残にも虫に食われていた・・・」という事件です。

とある氷点下の朝、ツレが「今日はダウンを着ていく。」と言い出しました。

立派で暑過ぎるダウンらしく(笑)、1年に1回か2回しか着用しないので、出番少なめのジャケットです。

着用したツレ、「あ!」っと声を上げます。

右腕に直径1cmほどの穴が開いていました。

虫食いだと思います。

虫ってグルメですよね・・・。

よりによって、「我が家で一番高級な洋服」を食べてくれました。

このジャケット、実は私の印象がよろしくない。

私のケアが不十分だったのも、穴が開いた原因の一つです。

ツレが知人から有償で譲り受けたものでした。

私、物を処分するときに、「知り合いに有償で譲る」というコマンドがないのです。

知人に譲るのであれば、常日頃のご恩と、不用品・買い物の失敗を引き受けてくれることに感謝の気持ちをこめ、無償で譲ります。

有償で手放したいのであれば取引相手は面識のない他人か業者にしますし、手間を省きたいなら儲けが少なくてもOKとし、自分の儲けを多くしたいなら手間と時間をかけて手放します。

楽して儲けも取りた~いなんて、私にはありえません。

寒冷地に住んでいれば「冬コートは財産の一つ」ということは理解できますが、人としてみみっちいことはしたくない(笑)。

ということで、来歴からしてコートに愛情が持てず、天気が良いときにはベランダに吊るし、そのほかは防虫剤を入れて保管していました。

で、虫食いの穴が開きました。

海外ブランドのダウンです。

人から譲り受けたものなので製造時期が不明。

メーカーに布が残っているのかどうかも想像つきません。

肩から外し、見えないところからの切り張り作業になると、いったいいくらになるのか・・・。

私の予想ですと、一番簡単な修理方法であっても費用は2~3万円になると思われました。

そこに往復送料がプラス。

1年に1~2回しか着用しないコートにそんな投資はできません。

自分で修理することにしました。

似た布さえゲットできれば、なんとかなります。

足と手を使って稼ぐ作戦。

いろいろ見て回った結果、「少し色が濃い目の布」であれば目立たないなと結論づけました。

ブランドのワッペンに対して左右対称の位置に穴が開いたので、「幼稚園児みたいな可愛いワッペンでもつけて終わりにしようか・・・」と一瞬思いましたが、ツレが泣いて嫌がるかもしれず、それは思いとどまりました。

ジャケットの表面生地はウールだったので、日本製の尾州ウールをチョイス。

ちょうど冬物セールで半額になっていました。

50×70cmくらいでも1500円する高級生地なので、半額は助かります。

手芸屋さんで接着のアイテムも購入してきて、アイロンで加工します。

適当に切り取ってサイズ合わせ。

袖の内部にタオルを詰め込んで丸みを出し、切り取ったウールを置いて、上からハンカチを当ててアイロンの「中」でプレスします。

羽毛を包んでいる素材は化繊なので、熱を与えすぎないように自分の指で確認しつつ作業しました。

見た目が少しでも馴染むようにハサミと歯ブラシを使って細工し、完成です。

補修部分(右上腕)は一段階ほど色が濃くなっていますが、陰影部分と同じくらいの色みになっているので、それほど目立たないかと・・・。

内部の生地は真っ白な化繊だったので、目立ちすぎてそのままで着用はありえず、補修しなければ処分するしかない状況でした。

虫食い穴って、ご本人が気付いてなかったとしても、他人の目からはとても目立つんですよね・・・。

着用していれば、補修布はいずれ取れるでしょう。

かまいません。

1年に数回しか着ませんので、取れるたびに新しい布で付け直せばいいだけの話です。

布はいくらでも残っています。

今回、修理にかかった費用(材料費)は1300円くらいでした。

「冬の高級服に穴が開いた~。」と心を痛めている方がいらっしゃいましたら、「自分でやっても延命はできるよ~」という話でした。

【追記:ツレに見せたところ、『わからないね~。この布がはげたら、今度はブランドワッペンとそっくり同じ形に切り取って、無地のワッペンみたくしようよ。』だそうです。それもかわいい・・・。穴が開いたメリットとして、ツレがほぼ毎日、着用するようになりました。売り飛ばされかねない危機感を感じたのかも。】

Posted in 手作りの話