2018年10月7日
上田さんぽ  ~ウィリアム・モリス展~

定休日ですが、ブログだけアップ。

長野県上田市。

新幹線、停まります。

晴天率は高めです。

雪はあまり降らなかった記憶。

どっちかと言えば地味ですが、長野県の尺度で言えば、比較的コンパクトで良い町です。

昔、上田市民だったので土地勘あります。

ということで、ひさしぶりに上田さんぽへGO。

現在、上田市美術館で「ウィリアムモリス展」を開催中。

上田市美術館は建物の半分が美術館で、もう半分が音楽ホールになっています。

千曲川沿いに立地していて、上田駅から歩ける距離。

比較的新しい建物で私は初めてでかけたのですが、正直なところ、「え?これが上田にあるの?」と思いました、立派で・・・。

天井は高く、国立新美術館を思わせました。

「これだったら、貴婦人と一角獣(*フランス国宝の超巨大なタペストリー)もぜんぶ飾れるよ・・・。」などと思いつつ、館内をプラプラします。

横にも長いので、展覧会で長蛇の列ができたとしても、館内でお客さんを並ばせることが可能でしょう。

上田の街の規模に対して美術館が立派ですごいな~という印象を受けました。

さて、ウィリアムモリス展。

結論から言います。

レッドハウスの内部に興味がある方や、インテリアに格別の興味がある方には面白いかも。

展示の7割くらいが壁紙で、あとは織物、4点ほど椅子といった具合です。

私はインテリアコーディネーターなので、展示室内の観覧客用の椅子にすわり、モリスの壁紙を眺め、「これを、壁1面に貼ったらどんなことになるんだろう?」と、面積効果の具合について妄想していました。

座った椅子の座り心地が良かったので、椅子をじっくり眺めてみたところ、上田駅西口ロータリークラブのシールが貼ってあって、「ずいぶんと気が利いたものを用意したのね~。」と感心。

入館料は1000円。

インテリアに興味がない方にはお高く感じられると思います。

私は建物が綺麗だったことと、モリスに興味があったので見に出かけて良かったのですが、展示に関してはいま一歩感は否めません。

上記したように展示物は壁紙に終始していますので、インテリアに興味がない方になにかを訴えかけるのは難しそう。

上澄みを浅くさらった印象を受けました。

「もっと、この建物を最大限に利用できる方法があるんじゃないのかな?ツッコミが足りないというか、あっさりしすぎているというか、もったいないな・・・。」と思ったくらいです。

ただし、ミュージアムショップ、気が利いています。

品揃えが良いというか、長野県内で取り扱いがなかなか見られない商品を置いていて、アクセサリーや器もありました。

かゆいところに手が届くと言うか。

私、真田紐を買ってしまいました。

2mで560円(税別)でしたが、メーター560円で良いんじゃないですか?

和室のカーテンを縛るための紐を探していたので、ちょうどよいと思って購入しました。

紐のコシが強く、適度に摩擦があり、一重で縛っただけでカーテンが止まってラクラク。

紐として優秀というか、別格のお品だと思います。

お値段が高くたって使ってみれば納得するはずで、長野県民って善良なのか知りませんけれど「押し・ふっかけ」が弱い。

隣の新潟県民のほうがさらに上を行っていて、良いものを手にしているのにアピールが超ヘタですけれど・・・(笑)。

日本全国、各地を旅している印象でモノを言うと、この紐、他の都道府県だったら3倍くらいの値段をつけて販売していると思いますし、駅ビルの中で改札に近ければ4~5倍(笑)。

全般的に「上田はすごく美的センスに敏感なことをやって、設備投資もしているのに、それに気付いてお金を落としてくれる人が少ない。地域としての発信力が弱いのかな?もったいない・・・。」といった印象を受けました。

上田観光では上田城の跡地しか見ないという方。

歩いてすぐのところに美術館もありますので、そちらにもぜひ足を伸ばしてみてくださいね。

展示の内容については保証できませんが(*入れ替えがあるので)、建物が立派で、パーソナルスペースも広大なので(*だいたい50畳くらいを独り占めできる瞬間がある)、優雅な気分を満喫できると思います。

高層ビルに囲まれた都会の方であれば、あのスペースを味わえるだけで満足する方がいそう。

仮の話、私の好きな絵がここに展示されたら、建物が綺麗で人も少ないし、とてもハッピーに過ごせると思います(笑)。

途中、1階のカフェでお茶して、展示室に戻ってくると思う。

大型の展示品も問題なく入る「箱」があるのだから、ほかの美術館ではとうてい展示できないビックサイズの美術品を積極的に展示して欲しいです。

「箱が大きすぎて持て余している・・・」ということであれば、なおさら飾るモノを大きくしてしまったらいかがでしょうか?

サイズ的に大日如来様だって行けそうです。

Posted in 旅行記, 長野県