2018年11月2日
こたつ出しました

長野市の最低気温は2度台まで落ち込み、昨日はコタツを出しました。

「ああ、疲れた。お茶しよう・・・。ティーバックの紅茶にしようか。いや、ダメダメ。日本の庶民らしく、コタツ一杯目はお番茶で。」とコタツに入り込んだのは16時過ぎ。

お茶を飲み始めたら、近所のお寺から「ゴ~ンゴ~ン」と夕方の鐘の音が。

午前中から掃除したり、コタツ布団を干したり、部屋のレイアウトを考えたりしたので、結局、1日がかりです。

これまで居間に使っていた和室、秋冬を迎えたとたん、午後の1時間しか光が差し込まない・・・という事実に気付きました。

太陽の軌道が低くなり、隣の棟で日の光が完全ブロック。

ひとり北欧暮らし・・・。

「暗い中で冬を過ごしたら鬱になる。」と思い、東側の部屋に居間を移動させました。

2部屋を同時に片付ける必要があって、その分、時間がかかりました。

東の部屋は日の出~お昼の光が差し込んで午後は暗くなるので、冬の日中だけ過ごす居間に。

和室は夕方~夜にほっこりするための「コタツ部屋」にしました。

最近は、コタツを廃止するお宅もあるようです。

花教室さんの生徒さんなどから「コタツ断ちした理由」をお伺いすると、やはり「一家の主婦=生徒さんのお母様」がコタツにまつわるエトセトラを嫌い、突然に断捨離宣言するらしいですね。

お気持ち、分かります。

セッティングに1日。

お片づけも1日。

しかも晴れた日にしか作業できません。

苦労してセッティングすれば、ひと冬安泰・・・かと言えば、そうでもない。

なにがイヤって、日々の掃除。

私もコタツのメンテナンスが好きではありません。

家族がカバーを汚してしまうと、「ち~~~ん」となる。

とは言え、コタツを出してみると、やはり「日本の心。」などと思ってしまいます。

朝~日中は東の部屋で日光を浴びて過ごし、午後になって足元が冷えてくると、「夜の部、開始~」ということでコタツ部屋にやってきて、間接照明やキャンドルを灯していきます。

いまのところキャンドルは2個設置ですが、おそらく増えるでしょう。

日照がよろしくない部屋なので、今年は心の健康にも気をつけて越冬したいです。

極夜の期間中、どうやって気分を上げているのか知りたいので、北欧のインテリアを勉強するつもり。

風土に根ざす何かであったり、暮らす人々のニーズから生まれた定番を知りたいです。

ちまたに溢れる北欧テイストとか、北欧風はいらない。

成果というか、自分なりに「ここだな」と思う部分を掴んだら、ブログで書くかもしれません。

長野の冬は長く、11月から4月中旬までですから、急ぐことはありません。

ちなみに海外でブログをお読みの方で、「コタツって、どういったもの???」と疑問に思われている方がいらっしゃいますでしょうか。

フェルメールの「天文学者」の絵を思い浮かべてください。

あんな感じです(←嘘です)。

「障子の窓辺ぴったりにコタツをセッティングして、一人鍋をする男性」は、「ほぼいない」と思います。

窓が近すぎる。

実際のところ、あれはコタツ布団ではなく、高級じゅうたんらしい。

高級なので床に敷かないでテーブルの上に置いてあるとか・・・。

ドテラに見える羽織ものは、富裕層の間で流行った着物風の上着。

卓上にあるのはベージュ色の土鍋に見えますが、もちろん土鍋ではありません。

日本人の目からすると「コタツのある風景=庶民の越冬術」に見えてしまうものの、絵画的には富の象徴ってことみたいですね。

今晩は土鍋を使って鍋料理にでもします。

週末だから自分を甘やかして、おやつのおやきも買っちゃおう。