2019年3月13日
ときめかないバッグの話

とある、かたづけの伝道者さん曰く、「ときめき」がモノの所有の判断基準になるとおっしゃっていますよね。

私、「ときめきを覚えないバッグ」を所有しています。

伝道者の方からは、「感謝を伝えてお別れしましょう!」と言われてしまうレベルかも。

それくらい、まったく、ときめきません。

ご紹介します。

こちらです。

表面がでこぼこと陰影がついているのは、蝋引きだからです。

日本の業務用かばんを製造しているメーカー「バッグワークス」の品。

正直なところ、実物を見ていたら購入していたかどうかわかりません。

実店舗が長野県内に存在しないため、ネット購入しました。

目的は「ネコさんぽのため」。

長野市内に顔見知りの野良猫ちゃん達が増えて、遭遇した際に写真を撮りたくなったのです。

野良猫ちゃん達は儚く、寿命がとても短いので・・・。

カメラが入るサイズのショルダーバッグを持っていないため、「ネコ用かばん」としてちょっと前に購入しました。

両手が開いていないと撮影が困難だと思って。

ネット上はもっとソフトなベージュに写っていたのですが、実物は「うん、業務用だね。汚れたり、日やけしても、20年は使える。ネコちゃんに体をすりすり押し付けられても、お尻をペタっとスタンプされても、これだったら平気だね。」と思うくらい、極めてしっぶい色だったのです(笑)。

実際、ネコちゃんはスリスリしています。

ディテールを見て行きましょう。

長財布が入ります。

ネット購入と言えども、サイズは十分に検討しましたので、「私が入れたいもの(長財布、携帯、コンデジ、小さめの水筒、ハンカチ)」はすべて完璧に入ります。

私好みの一辺26cm。

試してみたら、折り畳み傘も入りました。

ちなみに、黒いテープとフックがぶら下がっていますが、私の改造なので無視してください。

カメラや携帯を傷つけたくないと思い、鍵は吊るしておきたかったので、家にあった手芸用品を勝手に細工してつけました。

この撮影後、鍵がチャリチャリ音を立てるのがイヤで、さらに改造しています。

内ポケットにコンデジを入れてさっと取り出しています。

メーカーのタグはやけに密が細かい織りで、指で触っても、ぜんぜん凸凹していません。

「そこまでやる?タグの限界を見たいの?」と突っ込みたい。

そして外側にはポケットがついています。

土台部分、本革です。

「この生地だったらカンタンに割けるとは思えないんだけど、いったい何回の開閉を想定しているの?」などと、これまた突っ込みたい。

チャックは業務用お決まりのYKK。

内袋はついていませんが、端はしっかり包んで処理してあります。

仕事が丁寧ですね。

チャックの先についているモノは私の改造なので、無視してください。

瞬時にカメラが取り出せるように、ツマミの部分にチャーム?らしきものを取り付けました。

オリジナルはYKKのチャックのみ。

この、チャーム?を作る際に気付いたのです。

「このバッグはどんな色も受け付けない・・・」という事に(笑)。

私、花教室をやっている都合上、リボンや紐類はたくさん持っています。

どの色も似合わなかったです。

「そんな可愛げはいらん!一切不要!」とバッグが拒絶しているんだな・・・と分かりました。

私の印象だと、このバッグの色にピッタリくるのは本革のチャーム?持ち手?だけかも・・・。

偶然ですが、バッグの生地とまったく同じ色の紐があったので、それ2本と生成り1本を三つ編み状態にしてみたところ、「しぶしぶながら受け入れてくれた感じ」になりました。

ということで、普通、「新しいバッグ」を手に入れると、なんだか嬉しくなりますよね?

テンションが上がるというか。

初めて手にしたときも、テンションはさっぱり上がりませんでした(笑)。

「業務用を作ってる会社って、本当にすごいな。設定に真っ直ぐ忠実。まったくぶれない。機能や耐久性がすべてに勝る・・・。」と感心するばかりです。

ということで、「ときめきを覚えないバッグ」というのを人生で初めて使っています。

モノの造りと私の物持ちの良さから想像するに、おそらく20年は使えるでしょう。

改造したこともあって、使い心地は良いです。

まったくときめかを覚えないものの(笑)、無骨で機能的な様に感心しきり。

経年で、汚れてクタッとしてきたときに自分がどう思うのか。

それが楽しみなバッグです。

ときめかないけど(←しつこい)。

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